咽頭 が ん 初期 症状。 咽頭がんの再発と初期症状、再発・転移の予防と治療方法|天仙液(抗がん漢方)の公式サイト

頭頸部がん初期症状

咽頭 が ん 初期 症状

喉頭がんのことを知っておこう 皆さんは喉頭がんについて、詳しく知っていますか? 最近では元シャ乱Qのつんくさんが罹ったことでも知られている喉頭がんですが、近年がんに罹る芸能人や訃報を聞くことも少なくなくありませんよね。 そこで今回はこの「喉頭がん」について、皆さんに詳しくご説明していきたいと思います。 スポンサーリンク 喉頭がんとは まずは喉頭がんについてご説明しておきましょう。 喉頭がんとはその名の通り喉頭にできるがんのことですが、喉頭とはどのあたりか、皆さんはすぐに思い浮かべることができますか? 喉頭とは、口から気管や肺に繋がる管の途中の喉仏にに硬い軟骨で囲まれた箱のようなものがあるのですが、これが喉頭と呼ばれるものです。 声帯の閉鎖や声帯を振動させる発声機能や、空気の通り道の確保、飲食物が気管に流れるのを防ぐ機能などを備えている重要な箇所です。 日本では外国ほど多くはありませんが、10年前と比較してみた時には徐々に増加してきているがんだと言われており、肺がんと並んで喫煙歴と密接な相関があるがんです。 喉頭がんの多くは放射線感受性の高い「扁平上皮がん」と言われており、これは小さながんで周囲への浸潤がないがんでは放射線治療でかなりの確率で治ると言われています。 喉頭と似た器官「咽頭」 なお、喉頭と似た器官で「咽頭」という器官がありますが、「咽頭」と「喉頭」とは全く別の器官で働きも異なってきます。 咽頭とは、鼻から食道に繋がる部分を指して言い、上から「上咽頭」、「中咽頭」、「下咽頭」とに分かれています。 咽頭は飲食物を飲み込んだ時に、鼻に抜けないようにしたり、発声した時にも声が鼻に抜けないようにする機能を持ちます。 なお、咽頭の粘膜の下には扁桃と呼ばれるリンパ組織が集まった部位があり、上咽頭部分にあるのが咽頭扁桃や耳管扁桃と言われ、口の奥の両側にあるのが口蓋扁桃と言われます。 喉頭がんの原因とは では喉頭がんについてご説明したところで、喉頭がんになる原因について、見ていくこととしましょう。 喉頭がんの原因には一般的に、「 タバコの喫煙」「 アルコールの過剰摂取」「 アスベスト」「 刺激物の摂取」などが挙げられています。 中でも喉頭がんの 最も大きな原因として知られるのが「 タバコの喫煙」で、 患者の約90%以上が喫煙者であるとのデータもあります。 とはいえ、喫煙していたからと言ってすぐに発症したり、がんのリスクが高まるわけではなく、タバコを長年吸い続けていくことで蓄積されて発症するケースが多く、そのため50代や60代でがんのリスクが高まると見られています。 また、喫煙歴のない方も罹ることがありますが、これは胃液などの逆流による慢性刺激が誘因として考えられています。 これは食生活の欧米化により、胃食道逆流症という症状が増えていることが原因とされており、今後日本でも喉頭がんの増加が懸念されています。 喉頭がんは予防できるのか? 以上のことから、喉頭がんを予防したいと考えた時、まず先に挙げられるのは「 禁煙」が重要となってきます。 喫煙は喉頭がん以外にも肺がんや胃がん、膀胱がんなどの発症率を高めるとも言われていますので、百害あって一利なしです。 それでは以下に、喉頭がんの予防策として挙げられる気をつけたい点を挙げておきましょう。 喉頭がんの予防策 1. タバコを禁煙する、タバコを吸わない 2. 過去にヘビースモーカーであった人は禁煙しても定期的に診察を受ける 3. お酒は1日に2合以下にする 4. タバコを肴にお酒を飲むことを控える 5. 50歳以上になったら放歌、高吟など大きな声を出すことを慎む 6. カラオケや司会などの声を酷使するような行為の後には十分に沈黙を守りのどを労わる 7. うがい、歯磨きなどを定期的に行って口の中を清潔にする 8. 虫歯を治療し、不適合な義歯は矯正する 9. 蓄膿症は治すこと 10. 熱い食べ物・辛いものなどの刺激物ばかりを食べずに栄養のバランスに注意する 喉頭がんの初期症状 それではここからは喉頭がんの初期症状について見ていくこととしましょう。 まず、喉頭がんに罹った方はほぼすべての方が 声枯れといってガラガラ声や雑音の入った声を発生させています。 そのため、元々声が枯れている人もいますが、そうではなく、急に声が枯れたり、その状態が1ヶ月以上続くという場合には、喉頭がんを疑う必要があります。 ほかにも喉頭がんの症状としては、以下が挙げられます。 ・血痰、痰に血が混じる ・異物感、飲食時にのどの痛みがある ・嚥下困難(飲み込みづらい) ・耳に広がる痛み ・頸部リンパ節の腫れがある ・呼吸困難になる ・気道狭窄 このように、喉頭がんの初期症状は比較的わかりやすく、喉頭部分は自分で触って確かめることもできるため、早期発見が可能ながんと言われています。 たとえば風邪に似た症状ともいえる症状もありますが、風邪であれば長くても2週間か3週間ですので、それ以上続くという場合には血痰や痛みなどがなくても一度医師の診察を受けるように心がけましょう。 なお、声枯れが続いているのに喉頭に特に問題が見つからない場合は、ほかの甲状腺がんや食道がんの可能性も疑われることになりますので、さらに検査を行った方が良いでしょう。 スポンサーリンク 喉頭がんの検査 喉頭がんの検査として挙げられるのは、まずはファイバースコープによるがん病変の有無の確認と、がんの浸潤によって声帯運動障害や反回神経麻痺が起こっていないかの確認になります。 小さながんや粘膜下に広がるがんでは通常のファイバースコープで判別できない場合もありますので、その際にはNBIといわれる狭域帯内視鏡やストロボスコピーによる観察が有用とされています。 そして病変部が見つかった場合には、病変部の一部を切除し病理検査によって最終診断を行います。 その後、CTやMRIにより腫瘍の周囲への浸潤や転移の有無を調べます。 また、喉頭がんと同じく喫煙や飲酒などの生活習慣が関係するとされる肺がんや食道がん、胃がん、口腔がんなどの重複発症がないかどうかを調べるため、胸部CTや上部消化管内視鏡検査、食道造影、PETといわれるポジトロン放出断層撮影、ガリウムシンチグラフィなどで確認をすることがあります。 喉頭がんの治療法とは 先にも記載しましたが、喉頭がんの多くは放射線感受性の高い「扁平上皮がん」で、これは小さながんで周囲への浸潤がないがんでは放射線治療でかなりの確率で治ると言われています。 またレーザー治療も同等の有効性があるとされています。 放射線治療やレーザー治療で治療しきれない場合には、手術療法に切り替えられます。 この場合、多くは喉頭全部の摘出となるようです。 そうすると声を失うことになり、前頸部に呼吸のための孔を作ります。 ただし術後に食道で発声できるように訓練して食道発声を習得する方法や、人工喉頭により会話ができるようになる方法もあります。 また、必ず喉頭全摘出となるわけではなく、病変の状態によっては喉頭の一部切除する部分切除も適応となることはあり、この場合は声はある程度保存されます。 部分切除の際にはその後、食事の誤嚥などの問題が起こることもありますので、年齢や体力、合併症などを含めて術後経過を慎重に見ていく必要があります。 さらには、胃食道逆流症を発症している場合には、放射線治療や治療後の状態にも影響することが報告されていますので、喉頭がんと同時に胃食道逆流症の治療を行う必要が出てきます。 スポンサーリンク 喉頭がんのステージ 喉頭がんは声帯の上部や声帯、下部のいずれかにがんができ、できた原発部位から少しずつ浸潤して喉頭内に広がっていきます。 さらに進行すると、喉頭を超えて頸部リンパ節や食道、咽頭、甲状腺などの周辺の器官に広がります。 そして遠い距離にある臓器に遠隔転移していくという流れです。 それでは喉頭がんの進行度をステージ別にみていきましょう。 実は喉頭がんは、喉頭がんの種類によってステージ分類が異なります。 それぞれ見ていくことにしましょう。 声門上がんのステージ ステージ1 できたがんが声門上部に留まっている状態 ステージ2 できたがんが声門上部を越えて広がっている状態 ステージ3 がんが広がっているが喉頭内に留まっている、または頸部のリンパ節に3cm以下の転移が一か所ある状態 ステージ4 がんが喉頭を越えて、食道・咽頭・気管・甲状腺などにまで広がっている、または頸部のリンパ節に6cm以上の転移が複数個所あるか、がんが遠隔転移している状態 声門がんのステージ ステージ1 できたがんが声門の片側に留まっているか、がんが声門の両側に留まっている状態 ステージ2 がんが声門を越えて浸潤している状態 ステージ3 がんが広がっているが喉頭内に留まっている、または頸部のリンパ節に3cm以下の転移が一か所ある状態 ステージ4 がんが喉頭を越えて、食道・咽頭・気管・甲状腺などにまで広がっている、または頸部のリンパ節に6cm以上の転移が複数個所あるか、がんが遠隔転移している状態 声門下がんのステージ ステージ1 できたがんが声門下部に留まっている状態 ステージ2 できたがんが声門下部を越えて浸潤している状態 ステージ3 がんが広がっているが喉頭内に留まっている、または頸部のリンパ節に3cm以下の転移が一か所ある状態 ステージ4 がんが喉頭を越えて、食道・咽頭・気管・甲状腺などにまで広がっている、または頸部のリンパ節に6cm以上の転移が複数個所あるか、がんが遠隔転移している状態 喉頭がんの生存率 喉頭がんというのは女性よりも男性に多く、50代から80代で発症率が急増すると言われています。 喉頭がんは先にも述べたように、喫煙の影響が大きく出ますので、喫煙率が高い男性の方が罹りやすいという傾向にあるようです。 しかし最近では女性の喫煙率も増加してきているので、徐々に女性の羅患者数も増加傾向にあるといいます。 とはいえ、喉頭がんは早期発見や早期治療ができるケースが多いと言われてもおり、予後は比較的良い傾向にあるといえます。 5年生存率とは がんの治療ではよく「5年生存率」という判断基準を用いるのですが、これは手術などの治療を行った後に5年間でがんの再発がなければ完治したと考え、その後にがんが発生した場合は別のがんと考える考え方です。 喉頭がんの5年生存率を見てみると全体では平均70%以上ですので、がんの中では予後が良い傾向にあると言えるでしょう。 特にステージ初期の段階では、放射線治療だけで約90%近くが治るというデータもありますので、症状に気づいたらできるだけ早期に医師の診察を受けることが重要です。 スポンサーリンク 喉頭がんで亡くなられた有名人 喉頭がんに罹られて亡くなられた有名人もいらっしゃいます。 喉頭がんで惜しくも亡くなられた方をご紹介いたします。 つんくさんは妻と子供のために歌い手として最も大切な声との別れを決断し、喉頭を摘出する手術をされました。 現在はハワイに移住をして生活をしていますが、頻繁に来日して芸能活動にも励まれています。 今後も活躍される姿を楽しみにしています。 まとめ いかがでしたでしょうか。 喉頭がんについて正しい知識を持っていれば、不用意に不安になることもなく、万が一初期症状にあてはまる症状が出たとしても冷静に対処することができるのではないでしょうか。 この記事が皆さんのお役に立てればなによりです。 そして、日頃からご自身の体調管理の大切さや、何か症状があったらまずは病院を受診するなどの行動が大切であることが伝われば幸いです。 どこで人間ドックを受ければ良いの? がんの早期発見の重要性はわかるけど、人間ドックを申し込むにも、どこで受診すれば良いのかわからない。 一番近い病院は?評判は?など悩みがあるかと思います。 最近では、人間ドックもインターネット上で予約できるようになっているため、手軽に近くの病院・予算がわかるようになっています。 そのような紹介サイトは複数ありますが、ここでは を紹介します。 マーソをオススメする理由を簡単に説明しますね。 全国を網羅しており、路線図から探すことができるのも便利ですよね! 掲載医療施設数、プラン数がとても豊富 ご希望のエリアやプランからお探しいただくこともできますし、医療施設やプラン選びに困った時は コンシェルジュが365日電話対応致します。 初心者でも安心ですね! マーソで予約、受診するとTポイントが貰える。 Tポイントはお申込み金額の最大4%を還元してくれます。 最後まで読んで頂き、ありがとうございました!•

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「咽頭炎」の症状を医師が解説―治るまでの期間はどのくらい?長引くのはなぜ?

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慢性上咽頭炎とは 慢性上咽頭炎の研究とその概念の普及は日本病巣疾患研究会(JFIR)の重要な課題と位置付けております。 では「慢性上咽頭炎」とはどのような病態でしょうか? 「朝起きると痰が絡む」「のどがイガイガする」「のどの奥が詰まった感じがする」このような自覚症状を持ちながら毎日の生活を送っている人は意外に多いのではないでしょうか? しかし、症状が気になって耳鼻咽喉科や内科を受診しても「異常ありません」と医師に説明され、時には「軽い炎症がありそうですから、痰を切れやすくするお薬を出しておきましょう」と去痰薬などを処方されて服用するも症状は一向に改善されず、いつしか治ることを諦めてしまった、という経験をもっている人々が日本には少なからずいると実感しています。 患者さんはのどの奥下に何か異常があると感じるのですが、意外なことに不快な症状の根本原因は鼻の奥、すなわちのどの奥上の上咽頭にあることが多いのです。 この不思議な現象について医学部の学生時代には学ぶ機会はなく、医学の教科書にも載っていないので、この領域を専門とする耳鼻咽喉科医にもあまり関心を持たれていないのが現状です。 上咽頭は鼻腔の後方に位置し、ここで左右の鼻孔から吸い込んだ空気が合流して、気管に向かって下方に空気の流れが変わる、中咽頭へと続く空気の通り道です。 しかし、重要なことは上咽頭が単なる空気の通り道ではないことです。 鏡の前で口をアーンとあけると見える口蓋垂(のどちんこ)の向こう側の壁が中咽頭で、その上が上咽頭、中咽頭の下が下咽頭です。 中咽頭と下咽頭は食物と空気のスクランブル交差点となり、口腔内と同様に表面は頑丈な扁平上皮で覆われています。 一方、上咽頭は空気の専用通路であるため、鼻腔や気管と同じく表面は繊毛上皮で覆われています。 舌咽神経+ 迷走神経支配神経線維が豊富 堀田修「病気が治る鼻うがい健康法」2011年KADOKAWA また、上咽頭の表面を覆う繊毛上皮細胞の間には多数のリンパ球が入り込んでおり、上咽頭そのものが免疫器官としての役割を担います。 実際、上咽頭を綿棒で擦過すると健常人でも多数のリンパ球が採取され、その性質を調べてみると活性化された状態のリンパ球であることがわかります。 つまり、上咽頭のリンパ球は健康な人でも戦闘準備状態にあり、細菌やウイルスなどの病原体が侵入するとすぐに戦闘に突入できるようになっているのです。 この部位が健常者でも軽い炎症(生理的炎症)のある状態になっていることは、炎症部位にアイソトープが集積する性質を利用した核医学検査を行うと、健常者でも上咽頭にアイソトープの集積を認めることによりわかります。 Ga炎症シンチと上咽頭 炎症部位に取り込まれるアイソトープ(Ga)を用いて炎症部位を検出する検査にて、健常者でも上咽頭は陽性所見を認める。 生理的炎症の状態から細菌やウイルスの感染などがきっかけで炎症が強くなった状態が「病的炎症」で、その典型が感冒です。 感冒では最初の現象として急性上咽頭炎が起き、その結果、のどの痛みや痰などの自覚症状が生じます。 また、上咽頭は神経線維が豊富で迷走神経が投射しており、自律神経とも密接な関係があります。 そして、関連痛として上咽頭に比較的近い部位である首や肩のコリや頭痛が生じます。 「ひどい肩こりを感じたら、実はインフルエンザの始まりだった」という経験を持っている人は少なくないと思いますが、この肩こり症状も実は急性上咽頭炎の関連症状です。 ところで、炎症には急性炎症と慢性炎症があります。 急性上咽頭炎の代表は感冒です。 一方、急性炎症ほど激しくありませんが、軽度から中程度の病的炎症が持続する状態が慢性炎症です。 慢性上咽頭炎では自覚症状が無いことが多いですが、症状がある場合は「長引く風邪」として自覚します。 慢性上咽頭炎が関連する全身の症状 「風邪は万病の元」の諺が示すように腎臓病、関節炎、膠原病、皮膚疾患など様々な疾患が風邪をきっかけに発症することは古来より知られています。 実はこの「万病の元」として慢性上咽頭炎が重要な役割を果たしている可能性があります。 すなわち、上咽頭は繊毛上皮に覆われて、空気の通り道として細菌やウイルスなどの病原菌が付着し易いのみでなく、免疫応答を担当する免疫器官としても働きます。 そのため、病的炎症によりリンパ球などの免疫担当細胞が活性化されると、活性化されたリンパ球や単球に加え、これらの細胞が産生した炎症物質 サイトカイン が血流に乗って全身を駆け巡り、遠くはなれた腎臓、関節、皮膚などに炎症を引き起こすという重要な機序が存在します。 この場合、上咽頭炎を「病巣炎症」(原病巣)と呼び、病巣炎症によって引き起こされた腎炎、関節炎、皮膚炎などを「二次疾患」と呼びます。 そして、この現象は本来は外敵から自己を守るはずの白血球が、免疫システムに狂いが生じることにより、自らの組織を攻撃する「自己免疫疾患」といわれる病態とみなすことができます。 また、上咽頭炎以外では扁桃炎(扁桃病巣炎症)と虫歯、歯周囲炎(歯性病巣炎症)の頻度が高く「病巣炎症」として知られています。 免疫の異常によって引き起こされる二次疾患には「炎症」という共通点があり、ステロイド剤をはじめとする炎症を抑える薬剤が使用されますが、二次疾患のみに着目した対症治療では症状を軽くできても疾患の治癒にはつながらず、しばしば、生涯にわたる対症治療の継続が必要となります。 二次疾患の治癒を目指すには対症療法のみでなく病巣炎症の治療を含めた根本治療が必要であることは、前述した病気のメカニズムを理解すると容易に納得がいくと思います。 また、興味あることに、上咽頭炎は免疫システムを介して二次疾患を引き起こすのみでなく、自律神経の調節異常を介して、めまい、嘔気、胃部不快、便通の異常、全身倦怠感、うつなどの不快に感じる様々な症状も引き起こします。 上咽頭炎が自律神経調節障害を引き起こすメカニズムは不明ですが、自律神経の中枢は視床下部であり、空気の通り道として上咽頭は自律神経中枢の近傍に位置するため、自律神経系に影響を及ぼしやすいのかも知れません。 実際、めまい、偏頭痛などの自律神経系の乱れが関与すると考えられる症状をもつ患者さんには、しばしば激しい上咽頭炎が認められ、塩化亜鉛塗布などの上咽頭炎治療を行うと症状が軽快します。 そして、自律神経障害に対する上咽頭炎治療の効果は、炎症が関与する二次疾患とは異なり、効く場合には即効性があります。 自律神経障害による諸症状を訴える患者では検査データ上に異常がなく、多くの場合は不定愁訴とみなされ、中には軽いうつ病と診断されて抗うつ薬が投与される場合もありますが、慢性上咽頭炎は擦過診による診断・治療が容易であり、そのうえ即効性もあるので先ずは疑ってみる価値があります。 そして、このように幾つかのメカニズムを介して異なる病態を引き起こすため、結果としてその症状は驚くほど多彩となります。 慢性上咽頭炎が関与しうる疾患と症状 上咽頭炎による直接症状(放射痛を含む) 咽頭違和感、後鼻漏、咳喘息、痰、首こり、肩こり、頭痛、耳鳴り、舌痛、歯の知覚過敏、多歯痛、顎関節痛など 自律神経系の乱れを介した症状 全身倦怠感、めまい、睡眠障害(不眠・過眠)、起立性調節障害、記憶力・集中力の低下、過敏性腸症候群(下痢・腹痛など)、機能性胃腸症(胃もたれ、胃痛など)、むずむず脚症候群、慢性疲労症候群、線維筋痛症など 病巣炎症として免疫を介した二次疾患 IgA腎症、ネフローゼ症候群、関節炎、胸肋鎖骨過形成症、掌蹠嚢疱症、乾癬、慢性湿疹、アトピー性皮膚炎など 堀田修 「道なき道の先を診る」2015年. 医薬経済社 塩化亜鉛溶液を用いたEAT(上咽頭擦過治療) 上咽頭炎の治療として効果的なものは0. 5%~1%塩化亜鉛溶液を染みこませた綿棒を用いて、鼻と喉から直接上咽頭に薬液を擦りつけることです。 この治療はEAT Epipharyngeal Abrasive Therapy、上咽頭擦過治療 と本研究会では呼称を統一することとしました。 堀口のBスポット療法」(堀口申作著、光文社)が出版される時に、読者の関心を高めるために出版社が命名したとのことです。 塩化亜鉛溶液を用いた上咽頭擦過(EAT)による診断と治療 0. 5%~1%塩化亜鉛溶液を染みこませた綿棒(鼻から:鼻綿棒、のど:喉頭捲綿子)を上咽頭の後壁に強めに擦りつける。 この治療を何時、誰が始めたかは明らかではありませんが、山崎春三大阪医大初代耳鼻科教授と堀口申作東京医科歯科大学初代耳鼻科教授がこの治療のパイオニアとして、1960年代に精力的にこの治療に取り組まれたことは間違いありません。 しかし、当時の文献を調べた限り、治療薬として塩化亜鉛溶液を使用する根拠に関しては不明です。 EATの処置そのものは単純ですが、効果的な処置とするには多少のコツが必要です(医師向け診断と治療内容の詳細は会員専用サイトに掲載準備中)。 また、慢性上咽頭炎に対する塩化亜鉛溶液の上咽頭擦過は、「治療」になると同時に慢性上咽頭炎の「診断」にもなります。 堀口氏によればEATをした時の出血の程度と痛みの程度が上咽頭の粘膜上皮細胞の変性の度合いと相関し、炎症の程度の指標になるといいます。 つまりEATをした時に出血が激しいほど炎症が重症で、痛みの程度も強いということになります。 そして、EATを継続すると出血は徐々に減少し、処置に伴う痛みも軽くなり、それと同時に慢性上咽頭炎が関連する二次疾患(皮膚炎、関節炎、頭痛、めまいなど)の症状の改善が得られます。 ところで、堀口氏の時代には現在のような精巧な内視鏡機器はなかったので肉眼的に慢性上咽頭炎を診断することは困難とされていました。 しかし、今日では高性能の内視鏡検査機器を駆使することにより慢性上咽頭炎のかなりのレベルまで内視鏡的診断も可能になっています。 EAT(上咽頭擦過治療)が効くメカニズム 慢性上咽頭炎に関連する全身症状が多彩であるということは、別の見方をすると慢性上咽頭炎に対して有効な治療を行えば様々な症状や疾患に効果があるかも知れないということに繋がります。 実際、1960年代、70年代に脚光を浴びた慢性上咽頭炎治療が世の中に定着することなく衰退した理由の一つとして「Bスポット治療は万病に効くという論調が結果的に医師の懐疑心を招いた」ことを挙げ、邂逅される当時を知る医師もおられます。 EATの作用機序は以下の3つに大別されます。 第一は塩化亜鉛による収斂作用です。 これにより上咽頭の炎症が沈静化され、炎症が原因の疼痛や放散症状が軽快します。 また、リンパ球の活性化を伴う病巣炎症の鎮静化をもたらすため自己免疫機序により生じた二次疾患に好影響を及ぼすことが推察されます。 第二の機序はEATの瀉血作用です。 脳の老廃物は脳脊髄液・リンパ路・静脈循環を経て全身循環血中に排泄されますが、慢性上咽頭炎の際に認められる上咽頭の高度なうっ血状態はこの排泄機構の機能不全と関連することが推察されます。 特に激しい慢性上咽頭炎の際にEATで認められる上咽頭からの著明な出血現象は、それ自体が障害された脳脊髄液・リンパ路・静脈循環の改善に寄与しているのかも知れません。 第三の機序は迷走神経刺激反射です。 上咽頭は迷走神経と舌咽神経の支配を受けていますがEATに伴う迷走神経刺激が同治療に伴う様々な症状の改善に密接に関与している可能性があります。 21世紀に入って神経内分泌・自律神経と炎症反応が迷走神経を介して深く連関していることを示唆する興味深い発見が相次ぎました。 迷走神経が関係する炎症反射はその一つです。 迷走神経は脳幹に端を発し、左右一組の神経線維の束として頸部を下り、胸部を通り抜けて腹部全体に広がります。 曲がりくねった経路の途中で、直接、または間接的に体の器官の大部分と接続しています。 迷走神経刺激により脾臓のTリンパ球が刺激されてアセチルコリンを分泌し、マクロファージにおけるTNF等の炎症分子の産生を抑制し、炎症反応が抑制されます。 こうした発見をもとに、人為的に迷走神経を刺激して自律神経障害や炎症疾患を治療しようという発想が生まれ、電気刺激技術を利用して迷走神経を刺激することにより様々な病気を治療する、バイオエレクトリック医療が実臨床に試みられ、その成果が近年注目されています。 頚部の迷走神経を露出し、神経に電極を巻付け、リード線を皮下に通して胸部に植え込んだ電気刺激発生装置に接続する迷走神経刺激治療(vagus nerve stimulation, VNS)はすでに関節リウマチ、炎症性腸疾患などの炎症性疾患や自律神経系疾患の一つである線維筋痛症に有効である可能性が示唆されています。 さらに、アルツハイマー病、パーキンソン病、糖尿病、高血圧、肥満、癌、喘息、肝炎、炎症性腸疾患、過敏性腸炎、過敏性膀胱、関節リウマチ、SLEなど極めて多岐にわたる疾患でVNSなどの神経刺激療法による効果が期待されています。 そして、私たちが注目している点はこれらの候補に挙がっている疾患の多くがかつて堀口氏がBスポット治療が有効とした疾患と共通していることです。 の3つの機序に大別される。 慢性上咽頭炎治療のパイオニアである山崎氏や堀口氏が活躍した1960年代では研究の主体は臨床の観察研究にとどまり、あまりにも多岐にわたる疾患や病態との関連についてそのメカニズムを科学的に解明することは当時の医科学技術では困難でした。 しかし、それから半世紀の時がたち、神経系による免疫系の制御機構が分子レベルまで解明出来るようになり、科学的証拠に裏打ちされる慢性上咽頭炎治療再興の舞台がいよいよ整ったように感じられます。 EAT(上咽頭擦過治療)の安全性とリスク EATの提唱者である堀口先生によれば、塩化亜鉛溶液を用いたEAT(上咽頭擦過治療)は安全で、妊婦に行っても問題は無いとしています。 実際、EAT施行歴60年で、小児も含め約4,000人の患者さんに対して、計10万回を超すEATを行なった経験のある谷俊治先生(東京学芸大名誉教授)のお話では、これまでEATの安全性に問題を感じられたことはないそうです。 しかし、これまでのところEATの安全性を評価するための臨床試験は行われておりません。 そして、留意すべき点として、国外ではグルコン酸亜鉛溶液の点鼻用ゲルの開発が、嗅覚減退した症例により中止された事実があります。 また、堀口先生もEATで嗅覚が低下した例があると書物に記載しています。 従いまして、嗅神経が分布する鼻腔の天井部位に近い部位の塩化亜鉛塗布は避けるべきです。 尚、塩化亜鉛を塗布しないと炎症部位に対する収斂作用はありませんが、薬液をつけずに綿棒で上咽頭壁を擦過するだけでも慢性上咽頭炎がある場合は瀉血効果と迷走神経刺激効果は期待できます。 それ故、塩化亜鉛を使うことに抵抗感がある方は薬液をつけない上咽頭擦過治療という選択肢もあります。 このような点を留意し、EATを行うのは 原則として 医師に限定すべきと私たちJFIRは考えます。 堀田 修 参考文献• 山崎春三: 鼻咽頭症候群および症候と病理学的研究.耳喉1961;33:97-101• 山崎春三: 鼻の反応点について. 医事新報 1969;2383:89• 堀口申作: 全身諸疾患と耳鼻咽喉科-特に鼻咽腔炎について. 日耳鼻(補1)1966;7-78• 堀口申作: 内科医のための鼻咽腔炎:この不思議な疾患. 東京, 金原出版; 1968• Horiguchi S: The discovery of the nasopharyngitis and its influence on general diseases. 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気づきにくい咽頭癌!初期症状と症状チェックも紹介

咽頭 が ん 初期 症状

2002年5月 昭和大学藤が丘病院 消化器外科臨床研修医 2004年5月 昭和大学藤が丘病院 消化器外科助教(院外) 2006年6月 幕内会 山王台病院 外科 2007年6月 昭和大学藤が丘病院 消化器外科助教 2008年6月 関東労災病院 外科 2009年6月 昭和大学藤が丘病院 消化器外科 助教 2012年10月 横浜旭中央総合病院 外科、昭和大学藤が丘病院 兼任講師 2017年11月 しらはた胃腸肛門クリニック横浜を開業、院長に就任 大腸がんの診断から手術、肛門疾患を専門に行う。 患者さんが疑問を残さないよう、丁寧な診療を心がけている。 上咽頭炎とは、鼻とのどの間にある『上咽頭』が炎症を起こしている状態です。 細菌やウイルスが付着して感染することが原因ですが、『アレルギー性鼻炎』や『副鼻腔炎(ちくのう症)』、鼻水がのどに流れる『後鼻漏(こうびろう)』も原因となることがあります。 この記事では、上咽頭炎症状や原因、治療法について解説します。 上咽頭炎ってどんな病気? 1. 『上咽頭』ってどこにあるの? のど・鼻・口はそれぞれつながっています。 のどは「咽頭」と「喉頭」に分けられ、咽頭は呼吸や発声、飲食物を飲み込むなどの働きをしています。 咽頭は、上から上咽頭・中咽頭・下咽頭と3つに分けられます。 上咽頭炎が起こりやすいワケ 「上咽頭」は外気に触れやすいため、細菌やウイルスの付着によって炎症を起こしやすい場所です。 しかし、口を開けても目でわかりにくく、炎症に気づきにくいため、治療が遅れる場合があります。 これ以上続く場合は慢性上咽頭炎です。 鼻から侵入したウイルスや細菌によって、咽頭(のど)全体に炎症がおきた場合を急性咽頭炎(一般的なのどかぜ)といいますが、上咽頭の部分に炎症がおこる場合を急性咽頭炎といいます。 冬などに鼻粘膜の乾燥のほか、スギによる花粉症の症状としても起こることがあります。 繰り返し急性上気道炎(鼻からのどの急性炎症である、急性鼻炎や急性咽頭炎など)を起こしたり、炎症が治まる前に治療を中断してしまったりする場合などに起こります。 上咽頭炎の症状って? 上咽頭炎の症状は、一般的な風邪に似ていて、さまざまな症状があらわれます。 のどの異物感・痛み 上咽頭は、外気に触れやすいため乾燥・炎症を起こしやすく、そのためにイガイガしたり、のどの奥が詰まった感じがしたりします。 上咽頭は鼻の一番奥で、のどとの境目にあります。 見えにくい場所なので、炎症に気づかないまま慢性上咽頭炎を発症することもあります。 後鼻漏(鼻水がのどに流れる) 上咽頭の粘膜が炎症することで、鼻とのどの間が重く、粘液が絡みついている感じがする、鼻水がのどに流れてくる症状があらわれます。 鼻の奥の腫れ・痛み 上咽頭炎になると、咽頭粘膜が腫れて分泌物(粘液)も多くなるため、鼻の奥が腫れたり痛みを感じたりすることもあります。 粘液は粘膜を保つために分泌されていて、「炎症をを抑えよう」、「正常に保とう」とする働きがあるため、炎症があると、分泌量が増えます。 また、腫れた部分のまわりの神経を刺激することも、粘液を出やすくします。 耳が詰まった感じ・耳鳴り・めまい 上咽頭には、耳管につながっている『耳管咽頭口』があります。 そのため、耳の炎症や耳鳴りなどの症状が出ることがあります。 また、上咽頭は自律神経とも関係があるとされているため、めまいが起こることもあります。 頭痛・肩こり 上咽頭に炎症を起こすと、周囲の臓器や部位にも影響が出やすくなるため首や肩のコリを感じたり、コリによって頭痛があらわれたりします。 炎症の起きた状態では血管が拡張して腫れた状態になるので、周囲の神経や血管を圧迫し、痛みに過敏になったり、血流を悪くしたりして痛みを引き起こすことがあるのです。 頭痛はコリによってあらわれることも多いですが、自律神経の乱れなどからも起こることがあります。 上咽頭炎の原因は?他の人にうつる? 1. 上咽頭炎の原因って? 急性上咽頭炎の原因 急性上咽頭炎の原因は、一般的な風邪です。 細菌やウイルスに感染すると、かぜの最初の症状として急性上咽頭炎が起こり、のどの痛みや痰などの症状があらわれます。 慢性上咽頭炎の原因 急性上咽頭炎ほど炎症は激しくない、軽度から中度の炎症が持続することで慢性上咽頭炎になります。 慢性上咽頭炎の場合は、自覚症状がないことも多いですが、症状が続いていれば、かぜが長引いているように感じることもあります。 上咽頭炎にかかりやすい人は? 『アレルギー性鼻炎』の人 花粉症などの『季節性アレルギー性鼻炎』や『通年性アレルギー性鼻炎』の人は要注意です。 アレルギーによって炎症が起きている 上咽頭に鼻水が流れ落ちること、口呼吸や冬の冷たい風を吸い込むことによって、 のどが乾燥することで上咽頭炎を引き起こしやすくなります。 上咽頭に鼻水が流れ落ちると、外から侵入したウイルスが入り込むことになり上咽頭で増殖するため、炎症を起こしやすくなります。 『副鼻腔炎(ちくのう症)』の人 副鼻腔炎(ちくのう症)といって、鼻にある「副鼻腔」とよばれる空洞内に炎症が起きている人も上咽頭炎のリスクが高くなります。 鼻の周りに炎症を起こしているため、鼻水に 細菌やウイルスが含まれています。 これが のどに流れてくることによって、上咽頭炎を引き起こすこともあります。 免疫力が低下している人 免疫力が低下している場合、上咽頭炎の原因となるウイルスや細菌と戦う力が弱くなっているため感染しやすくなります。 上咽頭炎はほかの人にうつる? 上咽頭炎は、細菌やウイルスに感染することで起こっていることがほとんどであるため、ほかの人にうつることもあります。 飛沫感染 上咽頭炎を起こしている人の「くしゃみ」や「せき」のしぶきを吸い込むんでしまった場合、口や鼻の粘膜に触れて周りの人に感染することがあります。 接触感染 「くしゃみ」や「せき」をすることで、細菌やウイルスを含んだ「鼻水」や「だ液」が手に付着し、その手が口や鼻に触れることで感染することもあります。 上咽頭炎の治療について 1. 病院での基本的な治療法 まずは薬の服用で改善させていきます 病院は、『耳鼻いんこう科』を受診しましょう。 まずは、炎症・感染・粘液の産生をおさえる薬が処方されます。 細菌性の上咽頭炎の場合は抗生物質の処方を受けることになります。 薬で治らない場合の治療法 薬で治らない場合は、 うがい薬を鼻に入れてのどから出す『鼻うがい』や、上咽頭に 直接薬を塗る『Bスポット療法』をおこなうこともあります。 Bスポット療法は、曲がった綿棒(「咽頭けんめんし」といいます)に塩化亜鉛液をつけて、口から入れ、上咽頭に塗る処置で、1分ほどで終了します。 アレルギー性鼻炎を起こしている場合の治療 アレルギー性鼻炎から上咽頭炎を起こしている場合、鼻炎の治療もおこないます。 アレルギー性鼻炎の場合、のどの乾燥や鼻づまりによって、口臭の原因になるかたまりが出てくる場合があります。 かたまりは無理に取らず、耳鼻咽喉科で相談するようにしましょう。 副鼻腔炎(ちくのう症)を起こしている場合の治療 慢性副鼻腔炎(ちくのう症)によって、鼻水がのどに流れ落ちる後鼻漏(こうびろう)が生じ、上咽頭炎を起こすことがあります。 その場合は、慢性副鼻腔炎(ちくのう症)の治療もおこないます。 原因となっている細菌に対しての抗生剤投与、また適温に温めた生理食塩水による鼻洗浄などを行います。 アレルギー性鼻炎のように、口臭の原因になるかたまりが出てくる場合があるので、耳鼻咽喉科へ相談しましょう。 症状が長引くと、さまざまな病気を引き起こす可能性も 治療を受けて1週間程度で治まることもありますが、長引くと『慢性上咽頭炎』を引き起こすこともあります。 慢性上咽頭炎になると、上咽頭炎の症状に加えて、歯の知覚過敏・自律神経系の影響による睡眠障害・過敏性腸症候群・IgA腎症・ネフローゼ症候群など、さまざまな病気になる可能性があります。 そのため、症状があれば早めに病院を受診し、完治するまで治療を続けることが大切です。 まとめ 上咽頭炎は気づきにくく見逃しがち… 上咽頭炎は、口蓋垂(のどちんこ)後上部と鼻の奥の間の部分である「上咽頭」 に、ウイルスや細菌が感染することで起こる炎症です。 上咽頭は見えにくい部分であるため、炎症を見逃してしまい治療が遅れることもあります。 症状が出たら早めに病院へ 頭痛・めまい・のどの異物感・鼻水がのどに流れるなどの症状がみられたら上咽頭炎の可能性があります。 慢性上咽頭炎になる前に早めに病院を受診するようにしましょう。

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