洒落怖 長編。 【長編洒落怖】リゾートバイト

心霊・怖い話ランキング100【洒落怖・長編・中編・短編】

洒落怖 長編

『おい!暇だし肝試ししようずw』 それはこのVIPのスレの一つのような一言から始まりました。 今から6、7年くらい前の自分達は、週末にやることがなかったら 肝試しに向かうような暇人全開な生活を送っていました。 その日も台風が迫っていたにも関わらず、そんなものはお構いなしに現地へと向かいました。 その日に向かったのはA県のOという地区にある廃墟、まあ自分を含めた A県のホラースポット好きの人間なら間違いなく知ってるメジャーな場所です。 車を一時間ほど走らせ現地に到着、自分、A、B、C、Dの五人は早速中へと侵入しました。 廃墟の中は重く暗く、夜なのと近くに街灯が無いのとを差し引いてもお釣りがくるくらいの雰囲気です。 ですがそんな事は意に介さず自分達は進んで行きました。 ちなみに以前一度来たときは地下の方だけを見て回ったのでこの時は屋上を目指す事になりました。 一階… 二階… 歩を進めるとようやく目的の場所らしき所に到着しました。 懐中電灯で照らすと、そこは一面の黒!黒!黒! 自分『…ああ、ここだな。 』 わざわざ口に出さなくてもその場にいた誰もが理解していたのでしょうが、自分は思わず口走っていました。 そこは二階と三階の間の踊場で、絨毯は焼け焦げ天井や壁は煤けていて、言うなればそれは焼死体の発見された現場の見本のような状態になっていました。 自分達がこの日この廃墟に向かった理由はこれでした。 1ヶ月ほど前にここで焼身自殺をした奴がいる、という話を聞きつけたからです。 ソースは友達Aの会社の先輩がテレビだか新聞だかで見た、という微妙なものでしたが実際目の前にその光景が広がっているのですからまず間違いないはずです。 しかしいざ実際に焼死体のあった場所を見てみると、 さすがに不気味さというか物悲しさとうか、様々な感情が生まれてきました。 と同時に謎の悪寒… 自分『なんか寒い…』 B『…俺も思った。 』 D『霊がいる場所って寒くなるっていうよな…』 不思議と五人のうち三人が同じ悪寒を感じていました。 しかしCの、 『いやいや、台風近づいてるせいで風めちゃくちゃ強いからだろ?』 という突っ込みで一気に現実に戻されました 笑 考えてみりゃその廃墟は海沿いの高台にあり、潮風がモロに当たる場所、 加えて部屋によっちゃ窓ガラスも割れてて風が通り抜け放題だしそりゃ夏場でも寒いわけですよ。 Cの一言で緊張が緩んだのか、その後は恐怖とは無縁な感じで建物の中を巡りました。 三階… この階は特に見るべき場所もないからスルーして屋上に向かうか?という話になりました。 しかし廊下を歩いていると全員の視線がある部屋の入り口に集中しました。 まあぶっちゃけ廃墟特有のDQNの落書きなわけですが、なぜか誰も一向にドアノブに手が伸ばしません。 Aに至ってはポタポタと汗を流して呼吸が荒くなる始末。 言葉にして表すのならば、根源的恐怖、というのが自分が感じた感覚の中で一番近い感覚でした。 とりあえずAが過呼吸になりそうだったので一時撤退、車の中で作戦会議兼反省会です。 自分『A、大丈夫か?』 A『…おー、なんとか』 D『なあ、もう帰んねー?』 B『あの部屋気になんねーのか?』 C『でもAがその状態じゃ帰るしかねーだろ。 』 なんというか、五人が五人、同じ感覚を感じているのが不思議で仕方ありませんでした。 しかも霊感なんて皆無な五人がです。 結局ビビりな自分達は、とりあえずこの日は帰宅、次の日の昼にまた来る、という話になりました。 …次の日 A『昨日はわりーな、色々迷惑かけちまってさ。 』 自分『気にすなー。 行くぞー。 』 集合場所に最後に来たAを車に乗せ、再び廃墟へと向かいました。 地元を出発して一時間、廃墟の近くまで来たところで、 B『…ん?ん~?』 と助手席に座るBが気の抜けた声を出しました。 どうした?と聞くと、廃墟が変だ、と言い出しました。 車を停め、みんなハイワロ状態で廃墟を見てみると… …ああ、あれか、昨日の違和感の原因は。 一目でわかりました。 自分達は高台にある廃墟を斜め下から見ていたのですが、ある一室にカーテンがしてあったのです。 まあカーテンのしてある部屋ならいくつもあったのですが、他の部屋は白っぽいようなカーテンなのに対し、その部屋だけは黒いカーテンでした。 直感的に、というかそんな大層な感覚を持ち合わせていなくともあの部屋には何かある、と感じるのは当然の成り行きでした。。 廃墟に着き、一階を昇り、二階を抜け、三階の例の部屋へとたどり着きました。 しかしいざ部屋の前に立つといくら明るい昼間とはいえ昨日の感覚を思い出してしまい手をノブに伸ばす事ができません。 B『…どうする?ってか開けるしかねーんだよな。 』 D『なんかまた寒気がする…』 自分『実は俺もなんだよな…』 C『だからそれは台風のせいだと ry』 A『いいぜ、昨日は迷惑かけたしまず俺が先に入ってみる。 少し待ってろ。 』 Aはそう言うと、何の前置きもなくいきなりドアノブを捻り中へと入りました。 そして数秒後、『うあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』というAの叫び声。 それを聞いて自分達も中へと入ると、 A『お前らwwwアホスwww』 はい、騙されました。 A曰わく、いざ決死の覚悟で入ったもののびっくりするぐらい何もなかったので逆に自分達をビビらせようと思ったらしいのです。 とりあえず自分達はAに鉄拳制裁を喰らわし、アホらしくなったので撤収するか、という話になりました。 しかし… Aが一言、 『でもカーテンないんだよな、この地獄って書いてある部屋さ。 』 暑さによる汗を出す汗腺が、嫌な汗を出す汗腺に変わる瞬間を理解できたのは恐らく生まれて初めてでした。 確かにこの部屋は窓が割れていてカーテンは既にボロボロ、強風に煽られてバサバサと音を立てています。 思えば自分達はこの部屋ばかりに気を取られすぎていたんです。 まだ奥に部屋が二つ残されていたのにインパクトに釣られてそこで三階の探索を止めていました。 そして外から見た位置関係だと黒いカーテンの部屋はこの部屋でなければ隣。 迷う事なくすぐに向かいました。 …今考えれば、もう少し冷静に物事を判断して行動すればよかったと反省しています。 なぜあれがこうなのか、どうしてああなっていたのか、そういう事をきちんとある程度の想像力を以てして事前に考えていれば、あんな事態にはならなかったはずですから。 ジジジジジジ、ミーンミーンミーンミーン、ブブブブブブブブ 自分『蝉?』 部屋を開けた瞬間の感想がそれでした。 外の強風の中鳴いているアブラゼミがそう思わせたのか、 ビーンビーンと羽音を鳴らす部屋の中の虫がそう思わせたのか、それがまず頭に浮かびました。 黒いカーテンは無くなり、外からの光が中で飛び交う何百という虫を不気味に照らし出しました。 そして次は猛烈な吐き気。 酷い腐敗臭により口腔内には酸っぱい液体が上ってきました。 直感や霊感、寒気や悪寒なんてどうでもいい!とにかくこの場を離れたい!もうそれしか頭の中にありませんでした。 自分達はすぐにドアを閉め、廃墟から出ました。 そして警察に連絡、当然色々聞かれましたが自分達は発見者として調書を取らされたくらいで特にお咎めはありませんでした。 自分達はすぐにドアを閉めたので部屋のどこに腐乱死体があったのかはわかりませんが、見てしまったらトラウマになっていたと思います。 そしてドアを開けるまで腐敗臭に気づかなかったのは、台風による強風が原因だったようです。 黒いカーテンは、窓ガラスに群がっていた腐乱死体に湧いたウジが孵化したハエの大群でした。 あれはもう二度と見たくありません。 ほんとね、自分達の霊感の無さを実感しましたよ。 隣の部屋が修羅場になってるのにたかが地獄って文字にいらない不安を煽られてその部屋に恐怖するなんてね 笑 でも皆さんももし黒いカーテンを見つけたら気をつけてください。

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『モッケ』|洒落怖名作まとめ【長編】

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529 本当にあった怖い名無し New! 17 ID:0vY9T0C0O 昔、10代の時でまだしていい事、悪い事の分別もつかない時の話。 中学を出て、高校も行かず、仕事もせずにツレとブラブラ遊び回ってた。 いつものようにツレから連絡があり、今から肝試しに行こうとなった。 俺は昔から、そういった事は全く信じておらず、怖い物など無いと、言ってのけていた。 二つ返事で了解し、ツレが迎えに来て、さっそく肝試しに向かう事になった。 場所は割と近い山の中のトンネルだった。 メンバーは血の気が多くリーダーシップのあるTと10代と言うのにすでに威厳のあるMと多少幽霊関係にビビり気味の超絶イケメンSの4人で行く事になった。 皆、霊感何て物は無く、S以外は幽霊何ていないと余裕で心霊スポットに向かっていた。 今考えたら、これが間違いだった。 533 本当にあった怖い名無し New! 01 ID:0vY9T0C0O その山までは1時間もかからずに着いた、道中は何も無かったが、山中の丁度カーブ辺りに花が供えてあったのを見て背筋に悪寒が走り、何か忘れてると考えたのを覚えている。 無事にトンネル前の駐車場に着き、トンネルには直接入れない為、駐車場に止めて、そこから四人で歩いて行った。 幽霊など信じてはいなかったが、やはり夜中の山道は気味が悪く、嫌な位静かだった。 そんな中無理に盛り上げようとTが崖落ち防止のガードレールを蹴り上げながら、声を張り上げていた。 T「全然対した事無いやろ、暗いだけ」 俺「本当だね、全然対した事無いし、拍子抜けだ」 S「いやいや、充分怖いし、もう帰りたい」 そんなたわいない会話をしながら歩くと、すぐに目的のトンネル前に着いた。 息巻いて来たはいいが、トンネルの入口の時点で圧倒される程に嫌な雰囲気だった。 トンネルはまるで侵入者を拒むように、もしくは中にいる者を出さないようにデカイブロックで封鎖されていた。 流石に誰が行くと雰囲気にもなれずにタジタジでいると、血の気の多いTが言い出した。 T「お前らビビってる?情けないね、俺が行くわ」 ここで行かなかったらビビり確定、それだけは避けたかった俺は思ってもない事を言ってしまった。 俺「ビビるはずないだろ、俺が一人で行って来るから待っとけ」 本当に後悔した。 T「お前は男だな、ヨシ行け」 この時ばかりはTを恨んだ、本当に零感の俺でもヤバイ雰囲気ムンムンだったから。 しかし一回言った事なので後には引けず、ブロックの隙間から一人、吹き抜ける暗闇に侵入した。 557 本当にあった怖い名無し New! トンネル内は天井から水滴が垂れる音以外の音は無く、幽霊なんていないと考える俺でも、奥に向かって、中々踏み出す事も出来ずにたじろいでいた時トンネル外で待つツレが叫んで来た。 T「中はどうだー?」 S「マジでやめた方がいいってー」 M「俺らも行こうかー?」 その声で少し恐怖が消えた俺は「大丈夫、奥まで行ってみるわ」とトンネルの奥に向かい歩き始めた。 いざ歩き始めると恐怖心は余り無く、むしろ何故か懐かしい感覚にさえなったのを覚えている。 そんな違和感を抱えながら、丁度トンネルの半分位に来た時にカーブの時に忘れてた事、妙な懐かしさの正体が何なのかはわかった。 これは話に繋がる事なので詳しい事は後で話す事になります。 怖さは完全に消え、そのまま奥に辿り着き、何も無く、溜息混じりに戻るかと踵を返した時にそれは起こった。 559 本当にあった怖い名無し New! 足早になった辺りから吹きかけられている息が絶えず吹きかけられようになり、恐怖心が絶頂に達した俺は全力で入口に向かって猛ダッシュした。 何とか入口のブロックの隙間からはい出て、耳元の息も無くなり一段落した俺は固まって待っていたツレの所に行こうとした。 俺「スゲーよ、ここは本気でヤバイ、マジで焦ったし、何か耳元で息を…」と俺が言いかけた時に、ツレ達が顔面蒼白で震える声で言った。 T「お前の後ろ、何なんだよ」 M「お前悪ふざけも大概にしろよ、そんなんで出て来たら洒落にならんぞ」 俺は、はぁ?となりましたが、ああコイツら出てきた俺をビビらす為のドッキリだなと思い、少しキツめに「お前らが大概しろって、一人でマジ怖い思いしたんだぞ」と言った所でSの様子に気付いてしまいました。 560 本当にあった怖い名無し New! 幽霊にはビビるが普段は肝の座ってたコイツが演技で涙目になり震えるはずがないと思った俺は何かが確実に後ろにいると思い動け無くなった。 恐怖に直立不動で動け無くなった俺はずっとツレに視線を向けていたが、ある事に気付いた、左眼の視線の端に黒い髪のような物が見える。 しかし、恐怖心が勝り、確認出来ずにいた時に急にSが「マジもう無理だ」と言いながら駐車場に向かい走り始めた、それと同時位にTとMも「マジスマン」と言いながら走り出した。 恐怖心はヤバかったが、パニックになりながらもこの状態で一人残される事な方が無理と判断した俺も駐車場に向かい全力で走り出した。 本当にビビり上がっていた俺は何度も躓きながらも全力で走ってた。 子供の頃に聞いた、幽霊は光が嫌い、そんな迷信めいた事を考え、駐車場に着き車のライトさえあれば大丈夫だと藁にもすがる気持ちで走り続けていた。 走り続けていた時になって始めて気がついたが、ずっと背後に気配がしていた事、さっきは安堵からかツレばかりに集中して気付かなかった事に気付いてしまった。 この時に後ろにいる何かをもし連れて行ったら車に乗れないかもと考えた俺は確認しないといけないと思った、この時は本当に気が動転していたんだと思う、現在の恐怖心より置いて行かれる恐怖心が勝ってたから。 俺は立ち止まり、意を決して、後ろを勢いよく振り向いた、少しでも怖さがないように自分なりに考えてした事だが、これが本当に失敗だった。 目を見開いた女が俺を凝視していた。 562 本当にあった怖い名無し New! 女は普段よく書かれる貞子の用な風貌ではなく、前髪を上げて、普通にフリルの着いた上着、ジーンズという出で立ちだった、普通なら本当の人間だと思う位普通だった。 だが決定的に違った、目、鼻、口、全てが生きている人間とは違った。 口は所々裂け化膿しているみたいにグチュグチュになっていた、鼻は右の鼻孔から半分以上ちぎれかけている、決定的なのは目だった、黒目の部分と思う部分には無数の光るガラスみたいな物が突き刺さり、涙のように黒い液体が目から滴り落ちていた。 気がつけば俺は何も考えず一心不乱に走り出していた、糞尿を裾から垂らしながら、涙はこぼれ、鼻水を垂らしながら本当に人間として最低辺だと思う姿だったと思う、でも俺が考えれる事は死にたくない、助けて、ごめんなさいを繰り返すしかなかった。 563 本当にあった怖い名無し New! ツレ達は車で待っていた、エンジンをつけライトをつけていた為か俺は助かったと思いながらも全力で車まで走った。 俺が車に近づくにつれ、気配は遠くなっていった、後ろに乗ってたTがドアを開けて待っていたので飛び込むように車に乗り込んだ。 そのままタイヤを唸らせながら、全速力で山道を下っていた、俺は震えと恐怖が止まず窓からキョロキョロ女がいないか確認しながらしている横にいるTが話しかけてきた。 T「お前大丈夫だったか?本当に悪かったな、本気であれはヤバ過ぎだったから」 M「本当にスマンな…」 S「マジ申し訳ない、我慢したかったけどあれは無理だった」 どうも最初は俺が逆にドッキリを仕掛けていたと思ってたらしい、あんなの無理だと普通にわかると思うが… 俺「マジ人生終わったと思ったぞ、お前達マジ薄情だと思ったし…まっ俺が逆でも本当に怖いだろうし気持ちはわかるしいいよ」 山を下っているからか安心感が出て、落ち着いてきた俺はツレ達を許し、何気無しに窓から外を見た時に気付いてしまった、丁度花が供えてあるカーブに差し掛かる時に木の上いる何かに… 566 本当にあった怖い名無し New! S「何だよ、本当やめろよ、マジ勘弁してくれよ」 M「何があったんだよ、またいたのか?」 車内はパニックになりかけた時にTが聞きとり辛い程の小さな声で言った。 T「俺も何か見たぞ…木の上に何かいた」 その言葉で車内は完全にパニック状態になり、捕まってもいいと100キロ以上を出し逃げるように帰った。 皆、家で一人になるのを嫌がり、俺も嫌だったので4人でTの家で泊まるようにした、Tの家をいつも溜まり場にしてたし、いつもの流れでもあるが。 でもその行為は意味が無く、それはその夜に起こった。 無事にTの家に着いたものの皆寝れずにいて、恐怖心を少しでも払おうと酒盛りを始めました、俺はパンツが汚れていた為風呂を借りてから酒盛りに参加しました。 風呂から上がった時点で皆結構酔いが回っていて、ツレ達はすでに寝入りそうな感じになってました、酒の力は偉大で飲んでいく内に恐怖心は薄れ段々と眠気も来て皆でダゴ寝となりました。 そして夜中にトイレで目が覚め上半身を起こした時背後から気配を感じましたた、それは正しくトンネルで感じた気配だった。 一気に恐怖心が蘇り、金縛りとは違う、恐怖心から動けないでいましたが、まだ酒が残っているせいか気が大きくなり、見た目が怖い位でビビるか!と、わけのわからない根性が沸々と湧いてきて、こうなったら一発殴ってやると、後ろを振り返りました。 576 本当にあった怖い名無し New! 急に両手で俺を頬を掴み口を大きく開けて何か言おうとしていましたが、口の中には真っ黒な液体が溜まり喋る度にうがいをしているようにゴロゴロ言って何を伝えたかったのかもわからずに恐怖に動けずにいました。 そんな恐怖が10秒続いた時に気付きました、この女知ってる… そう考えた時にMが寝返りをうちそれに気を取られた次の瞬間にはもう女はいませんでした。 それからは朝まで眠れずツレが起きるのを待ち、起きたツレに夜中の事を話しました。 M「幽霊て動けるんだな、初めて知った、てかいる事自体昨日知ったけど」 T「お前本当にヤバイぞ、憑かれてるんじゃないの?」 俺「多分憑かれてるのかな?てか幽霊知ってる女だった」 T「はぁ?誰なんだよ?」 俺「多分…元カノのU…」 それだけで皆何となくだが理解し察してくれました。 577 本当にあった怖い名無し New! しかしUは男女関係が結構激しく浮気でも当たり前にすると噂を聞いたり、実際に男と遊び回ったりしてて、結局は破局となっていました、それからも向こうからは連絡はあっても無視して疎遠になってました。 懐かしいと感じたトンネルも実は酔った勢いで二人で凸した時に二人で行ったからでした、そしてカーブの花はUがそこで亡くなった時の物でした。 疎遠になってからも噂で亡くなったと言う話は聞いていましたが当時は俺にはもう関係無いと言って、何もしてやれてなかったんです。 T「間違いなくお前怨まれてるな、いくら関係無いって葬式にも出なかったしな」 M「しかし、どうする?やっぱお祓いとかしてもらったが方がいいんじゃないか?」 俺「でも、そんなの全く知らないし、金も無いし…」 S「俺一人知ってるぞ、寺とか神社ではないけど、知り合いが動物に憑かれたとかで、それのお祓いを頼んだ人なら」 俺「マジか?なら頼むから聞いてもらえないか?」 S「わかった、ちょっと待ってろ」 Sは携帯で誰かと話し始め、何やら揉めていたようだが、どうやらOKをもらったようだった。 S「絶対今日がいいって無理言ったが大丈夫だってよ」 俺「本当助かるわ、今から行けるん?」 S「昼過ぎに来てくれって、準備があるらしいから」 そんな準備しっかりする所ならイケるんじゃね、と期待しながら、早めの昼飯を食い、それからその人の家へ向かった 580 本当にあった怖い名無し New! チャイムを鳴らし待ってると普通にエプロンつけたおばさんが出てきた、まさかこのおばさんじゃねーよな…とか考えてると正しくそのおばさんがお祓いの人だった。 俺はもう無理だな、と思いながらも通された居間で事の次第を詳細にと言われ話した。 おばさんは真面目な顔でウンウンと頷きながら聞いてくれた、一通り話を聞いてくれたおばさんが発した一言目はこうだった、仮名にHさんとします。 Hさん「あたしで祓えるかはわからないけど、出来る限りはさしてもらいます、料金は普段の料金いいですか?」 俺「料金取るんですか!? ちなみにいくらに…」 Hさん「経費など含め5万頂きます」 俺「マジですか!? すいません、ローンとか出来ますか?」 Hさん「事が事だし、構いませんよ、急いだ方がいいですし」 どうやら事態は一刻を争う位に緊縛してたみたいでした。 581 本当にあった怖い名無し New! 元カノUは恐らく、俺を怨んでいる、しかし、それだけではないような気がするから普通にお祓いするんじゃ駄目かもしれない、今回はお祓いではなく、Uの標的である俺から完全に意識を逸らし縁を断ち切る為の物らしい。 もっと詳しく話してたがよく意味はわからなかったので要約するとそんな感じらしい。 俺「何か俺がしなくちゃいけない事はあるんですか?」 Hさん「あなたは特にしなくちゃいけない事はありません、しかし周りの友達の力を借りなくちゃいけません」 Hさんは詳しく今回の内容を説明してくれました。 Hさんが言うには力を借りるは大袈裟に言ったらしく借りると言うより協力だった。 まず4人でお清めし四方にお札を貼ったHさん宅2階の一室に入り一晩そこで過ごすらしいのだが、俺は一言も発してはいけなく、逆に絶えずツレ達は話し続けなくてはいけないらしい、寝てもいけないらしい。 言葉には言霊があり、その部屋ではUは俺の姿を認識出来ないらしく言葉を発する者しか認識出来ないらしい。 そうする事で意識的に俺を探し続けるUの意識から一晩時間をかけて俺を消し、俺はもういないと誤認させUの中の俺を消し、縁を無くしてしまおうという事でした。 T「つまり俺達が絶えずに喋り続ければいいだけ?」 M「なら楽勝じゃね?」 Hさん「確かに喋り続けるだけですが、恐らくUさんから妨害はあると思います、どんな物かはわかりませんし、気を引き締めて下さい」 妨害って…緊張しながらHさん宅で早めに夕食を頂き、皆お風呂に入り体を清め一晩を過ごす部屋に入りました。 何て事はない普通の部屋でした、四方、天井、畳みの下のお札さえ無ければ… 皆一言も喋らずに夜を待ち指定された時間を待ちました。 591 本当にあった怖い名無し New! 極力部外者がいる事を避け意識を完全にそらさなければならないみたいだった。 そして指定された7時が来ました、元々馬鹿の代表みたいな3人でしたし、Hさんから出された普段飲めない日本酒に皆大はしゃぎ、しかし俺は万が一を考え酒はおろか何一つ口にしてはいけないという辛い一晩でした。 ですが、相槌を打つだけでも以外と時間が経つのは早くあっという間に11時に差し掛かろうとしていました、妨害も無くこのまま何事無く一晩過ぎて欲しかったのですがそうは行きませんでした…。 そして時刻が11時を回った辺りでついにUの妨害が始まりました。 最初に聞こえたのは廊下を歩く足音、等間隔でペタッ…ペタッという足音でした。 皆すぐに気付き一瞬静まりかえりましたが絶えずという言葉を思い出し、また大声で騒ぎ始めました。 その後はラップ音? みたいにバキッカチッと部屋中から音が鳴り始めました。 ですが、そこは馬鹿3人です、恐怖より負けられるかと馬鹿な考えが勝ったのか今まで以上に騒ぎ始めました、特にTの騒ぎっぷりは半端じゃなく恐怖より頼もしさを覚えました。 593 本当にあった怖い名無し New! 部屋中からさっきの音とは比べられない位まるで思い切り壁を殴り付けるようにガンガン音が鳴り出し、あの嗽のようなゴロゴロの声で「アァ…アァ…ガガ」と叫んでいるのです。 流石に馬鹿3人もこれにはビビり、騒ぎ方も小さくなりこれはヤバイと感じ始めました。 音と声は激しさを増すばかりで一向に止まず、全員蒼白になりついに騒ぎが完全に沈黙しました。 俺はああ終わったなと思いましたが時計を見るとすでに5時を回っていました、堪えていた時間が思った以上に長かったらしく日の出が上がり始め一晩は過ぎていました。 そしてHさんが戻り全て終わった事を知り、男ですが大声で泣き叫びました。 やっと終わったと皆で安堵の瞬間を迎える事が出来ました。 そして最後にHさんは二度とその山には近づくなと、次は助けられないかもしれないと言い、私はそれを了解しHさん宅を後にしました。 安易な気持ちで肝試しには行ってはいけないと肝に命じる事になる事件でした。 二度と肝試しはいきません。 609 本当にあった怖い名無し New! 自分的には知らない所の話だし正直関わりたくないし、聞いただけなので詳しくはわからない話でしたが、こっちが本題?元凶?みたいです。 あの一晩から丁度一ヶ月が過ぎようとしていました。 お祓いのお金の為バイトを始め中々忙しくしていた時にHさんから急に呼び出しがありHさん宅に行った時にこの話をされました。 俺「こんにちわ、すいませんお金はまだ出来てないです」 Hさん「今回は料金の事で呼んだんじゃ無いから安心していいですよ」 てっきり料金の催促かな?と思っていたが違うみたいで安心したが、あの時の話ならもう関わりたくなかったので嫌な気分になった。 俺「で、話とは何ですか?」 嫌々だが俺に関わりある話だし注意事項なら聞いておかなければならない Hさん「実はあの時のUさんが少し普通の霊とは違う理由を調べたりしてわかった事が色々あるから一応伝えておこうと思ってね」 幽霊云々自体が元々普通じゃないと思うが…そう思ったが黙って話しを聞いた。 610 本当にあった怖い名無し New! Hさん「そう思っても仕方ないよね、あれはUさんの意思じゃなく、その裏にいる者の意思だから、元が人間かどうかすらわからない物だけどね」 幽霊だけでも、あんな事無かったら信じてすらないのに漫画みたいな話をされても今いち「?」としかならなかった。 611 本当にあった怖い名無し New! 俺「Uはあの後どうなったんですか?Uの意思じゃないならなんだったんです?」 Hさん「あなた達が一晩過ごしてる間、私は私の先生の所に行ったの、見てわかる通り私は世間じゃ心霊研究家で通ってるの、私の先生も似たような感じだけど私以上に詳しいし長年この世界にいるから失敗したらの話を聞きにね」 失敗したかもしれないのかよ…そう思ったが自分達じゃどうしようも無かったから仕方ないと思う事にした。 Hさん「あなた達が行った山だけど、色々な怪談があると思うけど、知ってる?」 俺「はい、カップルの幽霊だったり、婆さんの幽霊だったり色々噂は一通り聞いてます。 」 結構有名な所だから噂が絶えないような場所だった、だからか色々話しは聞いていました。 Hさん「実はそういった噂じゃない本当にヤバイものがあの山にはいるって先生から聞いてね、多分それのせいだと聞いたの、詳しくはわからないけど、「禍垂」 カスイ と言うらしいの」 616 本当にあった怖い名無し New! Hさん「詳しくは本当にわからないの、多分元は人間だけど、いつからいるのか、何の因果で山にいるかも何もわからないの、禍垂も見た目から先生がつけた名前だし、本当の名前もわからない」 俺「でも、俺と何の関係があるんですか、禍垂なんて聞いた事すらないし」 幽霊とは無縁の零感男だったし、そんなの噂すら知らなかった。 Hさん「推測だけどUさんは禍垂に引き込まれたんだと思うの、だからUさんと縁があった、あなたを標的に選んだんじゃないかしら、あなた木の上の人を見たと言ったでしょ、それが恐らく禍垂と思う」 Hさん「あなたは木の上に立ってたと言ったけど、正しくは違うの、両手だけで木に垂れ下がり下半身がない風貌の者なの、だから禍垂…先生は本当に危険だって今回は本当に運が良かったって」 あまり見えなくて本当に良かったと思いました、あの状況ではっきり見えてたら発狂間違いないですから。 617 本当にあった怖い名無し New! 俺は頭の整理が全くつかなかったが聞かなければならない事を聞きました。 俺「Uはどうなるんですか?俺は本当に大丈夫なんですか?」 Hさんは少し暗い表情で答えました。 Hさん「正直Uさんはずっとあの山に禍垂に捕われたままになると思う、禍垂を祓えれば違うかもしれないけど、禍垂はまず見つからないし、祓う方が危ないから…」 Hさん「あなたは恐らく大丈夫、でも決してあの山に絶対に近付いたら駄目、禍垂との縁が復縁したら間違いなくあなたは助からないから」 俺は少しの安堵とこれから先報われる事のないUを気の毒に感じながらHさん宅を後にしました。 その後は料金の支払いが終わりそれからはHさんには会わず、例の山にも決して近付いていません。 人間は好奇心が強く興味を持ったら止まらない生き物だと思います、ですが決して不用意に噂が立つ場所には近付いてはいけないと思います、思いもよらない結果があるかもしれませんから。 終わり.

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『← 地獄』|洒落怖名作まとめ【長編】

洒落怖 長編

地元静岡のさらに地方の、文化会館の前にある電話ボックス。 昔は二つ併設されていた。 片方は取り壊されて、今は一つしかない。 で、不思議なのが、取り壊されたほうの電話ボックスは、壊される前からずっと使えない状態だったんだよね。 何故か。 『電話ボックス内に、真っ赤に染め上げられた婦人の像が置かれていた』 からなんだ。 それはちょうど、受話器をとって電話するポーズのまま、夜のライトに照らされていた。 そんな物が置かれていた理由は一切わからない。 その昔、すぐ隣の高校の教師に話を聞いてみたが、『知らぬ、存ぜぬ』の一辺答だった。 まあ仕方ないが。 さらに気味が悪かったのは、文化会館の職員にインタビューした時。 『おばちゃん、あれ何や?』 「なあに坊ちゃん。 ん、あれの事?ごめんねえ。 私にもわからないのよ~。 ちょっと待っててね。 詳しい人に訊いて来るからねえ」 そういったまま職員のおばちゃんは何処かに消えた。 …そして、帰ってこない。 幾ら待っても帰ってこないので、めんどくさくなって俺は帰宅した。 数日後また行った時に、同じおばちゃんがいたので挨拶して、この前の質問の続きをしてみた。 そしたら、何故かおばちゃんはニコニコと愛想笑いをするだけで、うんともすんともいわないの。 何もしゃべらない。 目を合わせたまま、ずっとニコニコしていて、俺が何を言っても口を開きもしない。 流石に、気味が悪かった。 子供心に、『ああ、これこそが禁忌というものなんだな』 と合点して、俺はあの時から今まで、電話ボックスの事は触れずに過ごし、次第に忘れてしまった。 そして昨夜、俺が偶然あの文化会館の前を通りかかった時に、見たんだ。 会館前の、併設する二つの電話ボックス。 そのどちらにも、小太りのおばちゃんが入って電話していた。 今時珍しいな、なんてボーっと眺めていたんだが、すぐに寒気がした。 二人いるそれぞれのおばちゃんが、どちらも俺の事をじっと凝視していたから。 どちらも黄ばんだ白目で、連日の徹夜明けのサラリーマンみたいな目。 で、家について一服して、思い出したんだよ。 初めに書いたとおり、電話ボックスは『今は一つしかない』んだよね。 で、ついでに幼少時に会館の職員のおばちゃんに質問したことも思い出した。 一気に気分が悪くなって、その夜はすぐ寝た。 今朝、何かひどい悪夢を見てたんだが、中身は思い出せない。 夢のラストは俺の部屋にある日本人形が、俺を助けてくれたっていうわけわからんオチだったんだが。 昼間なのに、雨だというのに、今日は家鳴りが 大学1回生の春だった。 休日に僕は一人で街に出て、デパートで一人暮らしに必要なこまごまとしたものを買った。 レジを済ませてから、本屋にでも寄って帰ろうかなと思い... 私は結婚して2年目。 平日は仕事で、休みは土日。 いつもは洗濯や掃除をまとめて土日にするのですが、今日はなんだか気が進まず、昼寝したりぼぉーとしたり。 夫もいつ... ハリウッドでは最も呪われた映画があるというんですね。 これがATUCという作品なんです。 ATUCというのはイヌイット語で「おじいさん」という意味です。 196... 俺の地元は、温泉で有名な所なんだが、そこに1ヶ所だけ、いわくつきというか・・・、 絶対に入ってはいけないとされる温泉がある。 昔、そこでの掘削作業中に事故があっ... 昔、20代の男性が住んでいたマンションで夜寝ている時によく観た夢。 夢の中で僕は自分の部屋に閉じ込められています。 現実とほぼ同じ部屋ですが窓とドアがそこには存... 初投稿。 ご飯のお友達、いかの塩辛。 美味しいですよね。 私も大好きでこれさえあれば何杯でもご飯食べれました。 今回書かせていただいたのはこの塩辛に纏わる話です... ずいぶん前の初秋のこと。 Fさんの住む町の外れに、廃ビルがあったそうだ。 その屋上に、女の幽霊が出るという噂があった。 飛び降り自殺した人で、オーナーの愛人だっ... 数年前に惨殺事件があったといういわくつきの無人宅がある。 そこへ、俺と友人AとBの3人で、深夜に肝試しに入った。 「なぁ・・・惨殺だったんだろ? 恨みとか凄そう... カテゴリ• 103• 434• 153• 110• 236• 272• 4 オススメニュース記事.

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