かぐや姫誕生 品詞分解。 竹取物語『天の羽衣・かぐや姫の昇天』解説・品詞分解(1)

竹取物語『なよ竹のかぐや姫/かぐや姫の生い立ち』解説・品詞分解(1)

かぐや姫誕生 品詞分解

野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。 名をば、さぬきの造となむいひける。 今 ー は 係助詞 昔、 ー 竹取の翁 ー と 格助詞 いふ ハ行四段活用・連体形 もの ー あり ラ行変格活用・連用形 けり。 過去の助動詞・終止形 野山 ー に 格助詞 まじり ラ行四段活用・連用形 て 接続助詞 竹 ー を 格助詞 取り ラ行四段活用・連用形 つつ、 接続助詞 よろづ ー の 格助詞 こと ー に 格助詞 使ひ ハ行四段活用・連用形 けり。 過去の助動詞・終止形 名 ー を 格助詞 ば、 係助詞 さぬきの造 ー と 格助詞 なむ 係助詞 いひ ハ行四段活用・連用形 ける。 あやしがりて、寄りて見るに、筒の中光りたり。 それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。 そ 代名詞 の 格助詞 竹 ー の 格助詞 中 ー に、 格助詞 もと ー 光る ラ行四段活用・連体形 竹 ー なむ 係助詞 一筋 ー あり ラ行変格活用・連用形 ける。 過去の助動詞・連体形 あやしがり ラ行四段活用・連用形 て、 接続助詞 寄り ラ行四段活用・連用形 て 接続助詞 見る マ行上一段活用・連体形 に、 接続助詞 筒 ー の 格助詞 中 ー 光り ラ行四段活用・連用形 たり。 存続の助動詞・終止形 それ 代名詞 を 格助詞 見れ マ行上一段活用・已然形 ば、 接続助詞 三寸 ー ばかり 副助詞 なる 断定の助動詞・連体形 人、 ー いと 副詞 うつくしう 形容詞・シク活用・連用形のウ音便 て 接続助詞 ゐ ワ行上一段活用・連用形 たり。 存続の助動詞・終止形.

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竹取物語

かぐや姫誕生 品詞分解

野山にまじりて竹を取り つつ、よろづのことに使ひ けり。 けり=過去の助動詞「けり」の終止形、接続は連用形。 今となっては昔のことであるが、竹取の翁という者がいた。 野山に分け入って竹を取っては、それをさまざなことに使っていた。 名を ば、さかきの 造 みやつこ と なむいひ ける。 ば=強調の係助詞。 強調する意味があるが、訳す際に無視しても構わない。 なむ=強調の係助詞、結びは連体形となる。 係り結び。 ける=過去の助動詞「けり」の連体形、接続は連用形。 係助詞「なむ」を受けて連体形となっている。 係り結び。 係り結びとなる係助詞は「ぞ・なむ・や・か・こそ」とあるが、「ぞ・なむ・や・か」の結びは連体形となり、「こそ」の結びは已然形となる。 「ぞ・なむ・こそ」は強調の意味である時がほとんどで、訳す際には無視して訳す感じになる。 「さかきの造と なむいひ ける。 」 名を、さかきの 造 みやつこ と言った。 その竹の中に、もと光る竹 なむ一筋あり ける。 なむ=強調の係助詞、結びは連体形となる。 係り結び。 ける=過去の助動詞「けり」の連体形、接続は連用形。 係助詞「なむ」を受けて連体形となっている。 係り結び。 「ぞ・なむ・こそ」は強調の意味である時がほとんどで、訳す際には無視して訳す感じになる。 「もと光る竹なむ一筋ありける。 」 その竹の中に、根本の光る竹が一本あった。 あやしがりて寄りて見るに、筒の中光り たり。 たり=存続の助動詞「たり」の終止形、接続は連用形 不思議に思って近寄って見ると、筒の中が光っていた。 それを見れ ば、三寸ばかり なる人、いと うつくしうて ゐ たり。 見れ=マ行上一動詞「見る(みる)」の已然形。 なる=断定の助動詞「なり」の連体形、接続は体言・連体形 うつくしう=シク形容詞「うつくし」の連用形の音便化したもの、かわいい、いとしい、かわいらしい ゐ=ワ行上一動詞「居る(ゐる)」の連用形。 すわる。 とまる、とどまる。 たり=存続の助動詞「たり」の終止形、接続は連用形 それを見ると、三寸ぐらいの人が、たいそうかわいらしく座っていた。 翁言ふやう、「我が朝ごと夕ごとに見る竹の中に おはするにて、知り ぬ。 おはする=サ変動詞「おはす」の連体形、「あり・居り・行く・来」の尊敬語。 いらっしゃる、おられる、あおりになる。 ぬ=完了の助動詞「ぬ」の終止形、接続は連用形 翁が言うことには、「私が毎朝毎晩見回っている竹の中にいらっしゃることで、分かった。 子となり 給ふ べき人 な めり。 」とて、手にうち入れて家へ持ちて 来 ぬ。 給ふ=補助動詞ハ行四段「給ふ」の終止形、尊敬語。 動作の主体であるかぐや姫を敬っている。 敬語を使った翁からの敬意。 べき=当然の助動詞「べし」の連体形、接続は終止形(ラ変なら連体形)。 ㋜推量㋑意志㋕可能㋣当然㋱命令㋢適当のおよそ六つの意味がある。 な=断定の助動詞「なり」の連体形、接続は体言・連体形。 めり=推定の助動詞「めり」の終止形、接続は終止形(ラ変なら連体形)。 視覚的なこと(見たこと)を根拠にする推定の助動詞である。 来=カ変動詞「来(く)」の連用形。 直後に接続が連用形である完了の助動詞「に」があることから連用形だと判断して「来(き)」と読む。 ぬ=完了の助動詞「ぬ」の終止形、接続は連用形 我が子とおなりになるはずの人であるようだ。 」と言って、手のひらに入れて家へ持って帰って来た。 妻の 嫗 おうな にあづけて 養 やしな は す。 うつくしきこと限りなし。 いと幼けれ ば籠に入れて 養 やしな ふ。 す=使役の助動詞「す」の終止形、接続は未然形。 「す・さす・しむ」には、「使役と尊敬」の二つの意味があるが、直後に尊敬語が来ていない場合は必ず「使役」の意味である。 妻の嫗に預けて育てさせる。 かわいらしいことはこの上ない。 たいそう小さいので籠に入れて育てる。 竹取の 翁 おきな 、竹を取るに、この子を見つけてのちに竹取るに、節を隔てて よごとに金ある竹を見つくること重なり ぬ。 節 よ ごと に=節と節との間ごとに ぬ=完了の助動詞「ぬ」の終止形、接続は連用形 竹取の翁は、竹を取る際に、この子を見つけて後に竹を取ると、節を隔てて節と節との間ごとに黄金の入っている竹を見つけることがたび重なった。 かくて 翁 やうやう豊かになりゆく。 かくて=接続詞、(話題を変えるときに、文頭において)さて、こうして、ところで。 副詞、こうして、このようにして やうやう=副詞、だんだん、しだいに こうして翁はだんだんと裕福になってゆく。 続きはこちら -.

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竹取物語の用言を教えて下さい。すみません。

かぐや姫誕生 品詞分解

野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。 今となっては昔のことであるが、竹取の翁という者がいた。 野山に分け入って竹を取っては、それをさまざなことに使っていた。 名をば、さかきの 造 みやつこ となむいひける。 名を、さかきの 造 みやつこ と言った。 その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。 その竹の中に、根本の光る竹が一本あった。 あやしがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。 不思議に思って近寄って見ると、筒の中が光っていた。 それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。 それを見ると、三寸ぐらいの人が、たいそうかわいらしく座っていた。 翁言ふやう、「我が朝ごと夕ごとに見る竹の中におはするにて、知りぬ。 翁が言うことには、「私が毎朝毎晩見回っている竹の中にいらっしゃることで、分かった。 子となり給ふべき人なめり。 」とて、手にうち入れて家へ持ちて来ぬ。 我が子とおなりになるはずの人であるようだ。 」と言って、手のひらに入れて家へ持って帰って来た。 妻の 嫗 おうな にあづけて 養 やしな はす。 うつくしきこと限りなし。 いと幼ければ籠に入れて 養 やしな ふ。 妻の嫗に預けて育てさせる。 かわいらしいことはこの上ない。 たいそう小さいので籠に入れて育てる。 竹取の 翁 おきな 、竹を取るに、この子を見つけてのちに竹取るに、節を隔ててよごとに金ある竹を見つくること重なりぬ。 竹取の翁は、竹を取る際に、この子を見つけて後に竹を取ると、節を隔てて節と節との間ごとに黄金の入っている竹を見つけることがたび重なった。 かくて翁やうやう豊かになりゆく。 こうして翁はだんだんと裕福になってゆく。 (2) この 児 ちご 、 養ふほどに、すくすくと大きに なりまさる。 この子は、育てるにつれて、すくすくと大きく成長していく。 三月ばかりになるほどに、よきほどなる人になりぬれば、髪上げなどさうして、髪上げさせ、 裳 も 着 す。 三か月ほど経つうちに、人並みの背丈である人になってしまったので、髪上げなどの儀式をあれこれと手配して、髪を結い上げさせ、裳を着せる。 几帳の中からも出さず、大切に育てる。 この児のかたちけうらなること世になく、屋の内は暗き所なく光満ちたり。 この子の容貌の清らかで美しいことはこの世に比べるものもないほどで、家の中は暗い所もないぐらい光が満ちている。 翁、心地あしく苦しき時も、この子を見れば、苦しき事も止みぬ。 腹立たしきことも慰みけり。 翁は、気分が悪く苦しい時も、この子を見ると、苦しい気持ちもおさまってしまう。 腹立たしい気持ちも慰むのだった。 翁、竹取ること久しくなりぬ。 勢い猛の者になりにけり。 翁は、竹を取ることが長く続いた。 勢力の盛んな者になった。 この子いと大きになりぬれば、名を 三室 みむろ 戸 と 斎部 いむべ の 秋田 あきた を呼びてつけ さす。 この子がたいそう大きくなったので、名前を三室戸斎部の秋田を呼んで名付けさせる。 秋田、なよ竹のかぐや姫とつけつ。 秋田は、なよ竹のかぐや姫と名づけた。 このほど三日うちあげ遊ぶ。 よろづの遊びをぞしける。 この時三日間、宴会を開いて管弦の遊びをした。 あらゆる管弦の遊びをした。 男はうけきらはず呼び集つどへて、いとかしこく遊ぶ。 男はだれかれかまわず呼び集めて、たいそう盛大に管弦の遊びをする。 世界の男、あてなるもいやしきも、いかでこのかぐや姫を得てしかな、見てしかなと、音に聞きめでて惑ふ。 世の中の男は、身分が高い者も低い者も、どうにかしてこのかぐや姫を妻にしたいものだ、見たいものだと、うわさに聞き、心惹かれて思いが乱れる。 解説・品詞分解はこちら -.

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