ター キッシュ ディ ライト。 『ターキシュ・ディライトはお好き?』

ターキッシュディライト|e

ター キッシュ ディ ライト

先日、院生Oさんからトルコからのお土産を貰った。 モノは「ターキッシュ・ディライト」。 トルコの名物お菓子である。 「ターキッシュ・ディライト」。 最近ではご存知の方も多いと思うが、一応説明させていただく。 このお菓子は小さな正方形型をしたもので、食感はまるで求肥の如くにもちもちっとしている。 中にはナッツ類が入っており、それらのこりこりとした食感が先の求肥のもちもち感と相俟ってお口の中で絶妙のハーモニーを奏でる。 (ちょいと誇張あり) 味は、甘い。 ひたすら甘い。 であるのに、更に表面に粉砂糖をまぶしてあるので、相乗効果でもうこれでもかってな位に甘い。 屡々フルーツの香料などが入っているが、中にはトルコらしく薔薇水(ローズウォーター)が入った「ローズ味」なんてのもあるようだ。 私は敬遠したいが・・・ また、本場トルコでは「ターキッシュ…」とはいわず、 (我が国に「日本の悦び(!)」なんていう饅頭がないようなものだ)、 「ロクムLOKUM」というらしい。 「ターキッシュ…」と呼び習わすのは、イギリス、アイルランド等である。 この地域でもまた、かのお菓子はそこらへんのスーパーで売っているくらいポピュラーなものなのだそうだ。 所謂大英帝国の遺産なのかもしれない。 「ターキッシュ・ディライト」といって、まず私が一番最初に思い出すのは『ナルニア国物語』シリーズ第一弾、『ライオンと魔女』である。 このお話の中で、主人公の4人きょうだいのうちの1人、エドマンドが魔女に「プリン」を貰ってがつがつ食べるシーンがあるのだが、この「プリン」は実は意訳で、原作ではエドマンドが食べたお菓子は「ターキッシュ・ディライト」となっているのである。 「…すると女王は、おなじびんから、雪のなかへまた一しずくたらしました。 するとたちまち、緑色の絹のリボンでしばった、まるい箱が一つあらわれ、それをひらくと、おいしそうなプリンがどっさりでてきました。 どのプリンもふわふわして、あまくて、これ以上おいしいものをエドマンドは食べたことがありませんでした」 (『ライオンと魔女』より) 小学生だった私は、このくだりを読んではいいなあ、美味しそうだなあとうっとりしたものであった。 第一、そんなものを手でつまんで食べるのはいかにも大変そうである。 … いやまてよ。 そうか。 きっと箱の中にはきっとプッチンする前の例のプラスチック容器に入ったプリンが詰められていたに違いない。 ……しかしだ。 エドマンドは、無我夢中でプリンを食べ続けたのである。 がつがつ食べながら、同時進行でいちいちプッチンプッチンしていたのだろうか? それはいかにも煩雑である。 尚且つ、プッチンしたプリンを出すには皿が必要だ。 しかし、記述を見るにエドマンドはどうやらお行儀悪く手づかみでプリンを食べていたようである。 ということは、一つ食べる度に手のひらにプッチンとしてプリンをでろんと出していたのだろうか?? だがしかし、そんなシチュエーションはいくらなんでも不自然であろう。 私は、こんなしょーもないことを真剣に考え、真剣に悩んでいた実にしょーもない小学生であった。 (いやいやあなたは今でもしょーもないですよ、とかそういうまともなことは言わない言わない) だが、長じて後(とはいっても中学生くらいのことであったが)、偶々原作に触れる機会があった際、このお菓子がプリンではなくターキッシュ・ディライトであると判明し、目出度く長年の疑問は氷解したのであった。 ここで読者諸賢兄姉は一つの疑問をお持ちになるに違いない。 (仮にお持ちにならなくても、話の便宜上持ってくださいまし) 何故、たかだか中学生の分際であった私が、「ターキッシュ・ディライト」と聞いて電光石火の如くイメージが沸いたのか? それは、私が当時から西洋文化に関し造詣が深かったから、では勿論なく、家に昔からあったお菓子の本のお陰である。 今でもこの本は私の手元にある。 タイトルは『はじめてでも失敗しない 楽しい手作りお菓子』。 主婦の友の生活シリーズの1冊である。 発行日は、 … えーっと、わからない。 (今読み返してみた) なんせ私が生まれたときから家にあった本なので、ぼろぼろで欠落箇所も多いのである。 少なくとも、私が生まれたときから家にあった時点で30年以上は優に経過している。 このままあと30年くらい持っていれば「お宝鑑定団」などに出せるのではあるまいか的な逸品である。 そんな年代モノのこの本のコンテンツの中には、 「テンピなしでできるお菓子」 なんてのもある。 テンピって。 テンピって最近いいますかねえ? 分からない若い方の為に解説いたしますと、テンピとは、即ち天火=オーブンのことなんである。 本の最後にはテンピの解説などもあり、東芝製の「電子制御式自動オーブン」(なんとまあものものしいネーミングだこと)などが紹介されており時代を感じさせる。 話が逸れた。 この時代がかかったお菓子作りの本の中に、なんと「ターキッシュ・ディライト」の作り方が載っているのである。 三つ子の魂百までもの箴言通り、幼児の頃から食いしん坊だった私は、この本をバイブルの如く何度読み直したか知らない。 #実践もかなりしましたよ。 念のため。 その際、この見慣れない「ターキッシュ…」の写真、及び作り方を見て、ああ、これはこんなお菓子なんだなあというイメージは幼少の砌より頭の中でくっきりとできあがっていたのである。 で、肝心の作り方は以下の通りである。 お菓子作りの腕に覚えのある方は一度チャレンジしていただきたい。 (但し、このレシピにはナッツ類は入っておりません) ターキッシュ・ディライト(トルコの一口風菓子) ちょっぴり酸味があって、さわやかなお菓子です。 日持ちするので、きれいな箱につめてプレゼントなどにも気がきいています。 酢を入れると操作しやすくなり、きれいに固まる。 … いやはや。 いま改めてレシピを見るに、「ちょっぴり酸味」どころではなく「激甘」なお菓子だと思うのですが如何に。 (だって、砂糖410gに粉砂糖210g、おまけにはちみつ60gですぜ) それともうひとつ、今回レシピを改めて見てみて、上にかかっていたのが粉砂糖ではなくコーンスターチだということが分かって、また一つお利口になったような気分になった。 このブログを書くにあたっては、このように屡々実にどーでもいいトリビア的知識を得るために蔵書(誇張あり)やwikipediaを紐解く機会が多く、結果としてその度毎に新たな(そして、どーでもいい)知識を身につけることがよくある。 なので、読者諸賢兄姉におかれましては、このようなしょーもない内容のブログを読みつつ「けっ」と思われることは多々ありましょうが、一日のほんの少しの貴重なお時間を割いていただきこのブログを読んでくださる、当にそのことが可哀想なあほうのぴこらを少しは賢くするためのボランティアとなるのでございます。 故に、どうぞこれからも見捨てずに当ブログをお読み下さいます様、平にお願い申し上げます。 …で、何の話だっけ。 そうそう、「ターキッシュ・ディライト」でした。 失敬失敬。 という訳で(話が広がりすぎて収拾に困った時にいつも登場するむちゃくちゃなまとめの接続詞)、とにかくターキッシュ・ディライトは甘いんである。 でも、お砂糖やミルクを入れない濃いアッサムティーや、口がひん曲がるほど濃く入れた緑茶なんかには実に良く合うお茶受けだと思う。 なので、「ライオンと魔女」が封切られる今春、皆様もターキッシュ・ディライトを手に入れ、お茶の時間にナルニア国に思いを馳せつまんでみるのも乙ではなかろうか。 とまあ、一見綺麗に纏まったところで失礼致します。 さよーならー。 (遁走).

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「タ―キッシュ・ディライト」ーナルニア国のプリン

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先回に引き続き、ナルニア国のお話です。 ルーシーの後を追って、衣装ダンスからナルニア国の森の中に入りこんだエドマンドは、ソリに乗ってやって来た白 い魔女に出会い、プリンをもらいます。 このお菓子は、もとはロクムと呼ばれる、トルコの伝統的なお菓子だそうです。 ロクムは、19世紀までにはヨーロッパにも伝わっていて、イスタンブールを訪れたイギリス人が、このお菓子に魅 了されお土産として持ち帰ったのが始まりとか。 砂糖、コーンスターチ、クリーム・オブ・タータ 酒石酸水素カリウム 、香料を使って作るのが本当のようですが、今回は家庭用レシピで、ゼラチンを使いました。 フレーバーは、レモンとバラが一般的ということで、ローズウォーターでバラ味にしました。 ピスタチオなどナッツが入ったのもあるそうです。 ピンク色だと日本のすあま、ナッツ入りだとくるみゆべしって感じです。 でもこのお菓子を、プリンと訳した瀬田貞二さん。 せめて、マシュマロ・・・とも思いましたが、この頃の子どもの一番人気の洋菓子が、プリンだったのかもしれませ んね。 だって、エドマンドをこれほど夢中にさせたんですから。

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別の鍋にコーンスターチと酒石酸を入れ、水を半分加えて泡立て器でよく混ぜ、残りの水も加えて混ぜる。 ステップ2の鍋を火にかけ、泡立て器で混ぜながら、半透明になったら火を止める。 ステップ1のシロップを3~4回に分けて加え、その都度、泡立て器でしっかり混ぜる。 鍋底に膜がはり、一塊ではがれるくらいまで水分をとばす。 〈ローズ風味〉ローズウォーターと食用色素を加えて混ぜる。 〈ナッツ入り〉バニラエッセンスを加え、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピスタチオを入れて混ぜる。 型に流し、オーブン用の紙をかぶせてバットで押さえ平らにする。 表面が固まってきたら、かぶせたオーブン用の紙を剥がし一晩おく。 底に敷いたオーブン用の紙を剥がし、好みの大きさにカットする。 もしくは、チョコレートにくぐらせコーティングする。

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