足 むくみ 改善。 【医師監修】足(脚)のむくみの解消方法(1)マッサージ

足のむくみ解消法!即効でひどいむくみを改善する5つの対処法

足 むくみ 改善

からだのなかで、もっともむくみが起こりやすいのが脚です。 心臓から遠い位置にあって血液の流れが悪くなりやすいことと、重力の関係で水分がたまりやすいからです。 脚のむくみは一般に、立ち仕事の人に多い症状ですが、実はデスクワークの人にもよくみられます。 どちらも同じ姿勢を続けることで、脚の組織液(水分を含む血液、リンパ液など)の循環が悪くなり、細胞のすき間などに水分が停滞するからです。 また疲れがたまったときや、睡眠不足になったときなどにも、脚のむくみが起こりやすくなります。 これは血液を送り出す心臓の働きが低下するためです。 中高年になって脚の筋力が低下した場合にも、むくみが起こりやすくなります。 脚の筋肉(とくにふくらはぎ)は、血液を心臓に戻すポンプの役割をしているため、筋力が低下すると血液がうまく戻らなくなり、血液中の水分が停滞するからです。 こうした脚のむくみの多くは、一過性のもので、ひと晩寝ると治まる程度なら、あまり心配はありません。 注意したいのは、病気が原因となる脚のむくみです。 原因には、心臓や肝臓、腎臓など、さまざまなケースが考えられます。 むくみから重大な病気が発見されることもあるので、なかなか治らない場合には受診しましょう。 気になる病気 1 …肝臓と腎臓の障害 脚のむくみと関連して、最近注目されているのが、アルブミンという物質です。 アルブミンは血液中(血清)に多く含まれるタンパク質の一つで、アミノ酸などの栄養素を運搬するほか、血液の浸透圧を調整する働きをしています。 浸透圧というのは、血管に水分を取り込んだり、排出したりするときの圧力のことです。 そのためアルブミンの量が低下すると、細胞間質(細胞と細胞のすき間)にある水分を血管に取り込む圧力が弱くなり、水分がたまりやすくなることがわかってきました。 アルブミンは、食べ物などにふくまれるタンパク質をもとにして肝臓で合成され、腎臓でろ過されます。 そのためアルブミンが低下している場合には、肝臓やがある可能性が考えられます。 そのサインの一つが、むくみです。 肝臓障害(肝硬変)を起こすと、脚だけでなく全身にむくみを生じることもあります。 また、腎臓障害の場合には、まぶたや顔にもむくみが出ることが少なくありません。 こうした症状は自分でもわかりやすいので、症状がみられたら早めに受診しましょう。 この検査によって、肝硬変やネフローゼ症候群など多くの病気の可能性を知ることができます。 気になる病気 2 …心不全・下肢静脈瘤ほか 心不全などの心臓障害とも、脚のむくみの原因となります。 どちらも夕方になると、脚のむくみと疲れが出やすくなります。 立ち仕事が多い人も、夕方に脚がむくみやすいのですが、こうした一過性のものとは異なり、症状が続く場合には注意が必要です。 心不全というのは、心臓がポンプの役割を正常に果たせなくなった状態をいいます。 心臓が血液を送るときの圧力が弱くなると、心臓から遠い脚では血行が悪くなり、その結果、脚のむくみなどの症状を起こします。 ほかに、階段を急いで上ったときに息切れしたり、動悸がしたりする症状もみられます。 脚のむくみから、心不全の原因となるやなどの重大な病気が発見されることもあるので、早めに受診することが大切です。 下肢静脈瘤というのは、脚の静脈にある弁(逆流を防ぐための弁)に障害が起こり、血液が脚にたまりやすくなる病気です。 もっともわかりやすい症状は、脚の血管がこぶのようにボコボコとふくらむことです。 また脚がむくみ、疲れやすくなり、夜中につることも少なくありません。 下肢静脈瘤は、すぐに生命にかかわる病気ではありませんが、血管が皮膚の表面に盛り上がるため、とくに女性には深刻な問題です。 初期なら弾性ストッキングなどを着用することで、かなり改善できるので、血管外科などに相談してみましょう。 そのほか、甲状腺機能の低下や原因不明の突発性浮腫(むくみ)によって、脚にむくみが出ることもあります。 また、がんの手術でリンパ節などを切除したあとには、リンパ浮腫が起こりやすくなります。 むくみのケアをしっかりと 脚のむくみのなかで、もっとも多いのが一過性のものです。 脚がむくみやすい人は、しっかりケアをしましょう。 ただし、病気の可能性がある人は、ケア方法についても医師に相談してください。 <むくみの解消> 脚のむくみを解消するには、マッサージが効果的です(がん手術後のリンパ浮腫の場合には、必ず医師に相談してから始めてください)。 マッサージといっても、もむのではなく、なでるようにしてリンパ液の流れを改善します。 リンパ液には老廃物を運搬する働きがあるので、脚の疲れをとる効果もあります。 1 両手をひざの両側に軽くあて、脚の付け根にあるリンパ節に向けて、ももをやさしくなで上げていきます。 最初は、ももの表側を下から上に向けてなでます。 2 同じように、ももの裏側を下から上に向けてなでます。 3 次に足首付近に両手をあて、ひざに向かってなでます。 4 同じように、ふくらはぎをひざ裏に向かってなでます。 5 最後に、足首付近から脚の付け根に向けて、そっとなでます(表側と裏側)。 床に座って脚を軽く伸ばし、ひざを少し立てる姿勢をとると、マッサージをしやすくなります。 いずれも力を入れず、10回程度ずつ行います。 <むくみの予防> 脚のむくみを予防するには、日ごろからの心がけも大切です。 1 適度の運動 ふくらはぎやももの筋肉が弱ると、血液などの流れが悪くなり、むくみやすくなります。 ウオーキングや散歩などで、よく歩くことを心がけましょう。 2 階段を使う 階段の上り下りは、脚の筋肉をよく使うので、血行などの改善に効果的です。 日ごろからできるだけ階段を使うようにしましょう(ひざ痛や腰痛がある人は、無理をしないこと)。 3 脚の先を動かす 脚の先を動かすと、ふくらはぎの筋肉も動き、血液などの流れがよくなります。 いすに腰かけた姿勢で、かかとを上げ下げする。 また、かかとを床につけて、つま先を上げたり、伸ばしたりする運動をしましょう。 そのためアルブミンが減少すると、疲れたり、免疫力が低下することもわかってきています。

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むくみと腎臓病

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足のむくみの原因 むくみというのは、末梢性浮腫と呼ばれるもので症状によって浮腫とリンパ性浮腫の2種類に分かれます。 浮腫は、細胞間に水分が溜まってしまっている状態です。 リンパ性浮腫は、リンパの流れが滞ることで不要物を運ぶリンパ液が溜まっている状態です。 種類としては2つに分かれますが、原因はどちらにも共通しているので、まずはしっかり原因を把握することが大切です。 足のむくみは、単純にいうと 水分やリンパ液が溜まってしまうことが原因です。 しかし普通であれば、不要な水分やリンパ液は体内を循環して排出されます。 それが足に滞ってしまうというのは正常な状態ではありません。 足の一部位であるふくらはぎは、心臓まで血液を押し上げるポンプの働きをしています。 そのためむくみを放置してしまうと、足の疲れが取れず免疫機能が低下する恐れもあるので、足のむくみの原因をチェックしておきましょう。 水分や塩分の摂り過ぎ 人間の体の約60%は水分で構成されているため、水分量をコントロールする機能があります。 そのため、水分を摂取しすぎると排出する量も増えるのですが、過剰摂取すると排出しきれないくなってしまいます。 また塩は水分を取り込む性質があるので、 塩分の摂り過ぎは水分を溜め込む原因になります。 日本食は塩分を使う調味料が多いため、普通の食事でも摂取量が許容量を超えやすいです。 よって、濃い味付けが好きという方は塩分の摂り過ぎのせいでむくみが起こることがあります。 外食が多いとむくみやすい ファーストフードでもレストランでも、外での食事には家庭料理よりも塩分が多く使われています。 特にファミリーレストランの料理などは、万人受けする味になるよう濃く作られることが多いです。 そのため、外食が多い人はむくみがひどくなる傾向にあります。 長時間同じ姿勢でいる 立ちっぱなしでも座りっぱなしでも、長時間同じ姿勢でいるとふくらはぎの筋肉を使いません。 すると、下半身に送られている血液を心臓に押し戻す力が弱まってしまいます。 心臓に押し戻す血液には、不要な水分が含まれているので、ふくらはぎを動かさないとむくみが起こります。 また、立ちっぱなしの仕事をしている場合、ハイヒールなど靴の締め付けによってさらに足がむくみやすくなってしまいます。 クーラーによる冷え 最近は空調が完備されているので、屋内ではクーラーがしっかり効いているところが多いですね。 特にオフィスでは長時間クーラーにさらされる状態になるため、体全体が冷えがちです。 下半身は重力によって血液が溜まりやすいのですが、さらに冷えると血行不良が引き起こされます。 血行不良はすぐに解消されませんから、冷えがずっと続きます。 すると、血液やリンパの流れが滞り足のむくみにつながってしまうのです。 代謝の低下 代謝には 体内の不要物を排出するデトックス機能や水分代謝機能が含まれています。 代謝が低下すると、不要物や水分が正常に排出されません。 この状態になっても、普通に食事をしたり水分を摂取すると、どんどん不要物が溜まりむくみが引き起こされます。 ストレスも代謝に影響する 仕事や人間関係でストレスが溜まっている場合は、それが足のむくみの原因になっているかもしれません。 ストレスを感じると、体が抵抗するために自律神経の一つである交感神経を活性化します。 交感神経は起きている時に働く神経で、血管の収縮を促したり神経を興奮させる働きを持っています。 そのため、交感神経が常に活発な状態では、血液の流れのリズムが狂ってしまい代謝の低下を引き起こします。 また自律神経は血液の流れだけではなく、ホルモンの分泌や水分量もコントロールしているため、バランスを崩すことでむくみやすい体になってしまうのです。 アルコールの過剰摂取 アルコールには排尿作用があるので、過剰摂取すると水分がどんどん排出されていきます。 しかし、この作用は水分の摂取量に関係なく働くため、水分が排出されすぎて血液の濃度を高めることにつながります。 血液濃度が高まると、濃度を下げる働きが起こり、血中に水分をたくさん取りこんでしまうためむくみが引き起こされるのです。 足のむくみを即効で解消する5つの対処法 むくみは、毎日ケアをすることで解消できます。 もちろん原因を解消する事も重要ですが、どんなむくみであってもケアをすればすっきりさせられます。 ただし慢性的なむくみの場合は、1日でもケアを休むと残ってしまうので、 毎日続けることが重要です。 ここでは、ひどいむくみを即効で解消する対処法をご紹介するので、自分が続けやすいものを見つけてください。 リンパマッサージで美脚ケア 即効性があり、さらに足のラインも整えられるのがリンパマッサージです。 ダイレクトに不要物の流れを促進できますから、 1日の終わりの習慣にしましょう。 まずは太ももの付け根部分を5回ほど押して流れやすくします。 後は、足先から足首、ふくらはぎ、太ももの順番でリンパを流すように優しくマッサージしていきます。 足が軽くなるまで続けていくと、むくみも自然に解消されます。 膝裏にもリンパ節があるので、リンパマッサージ後に親指でしっかり刺激をすると、リンパの流れを促進出来るのでより効果的です。 カッサプレートを使う リンパマッサージは力の入れ方が難しいと言われています。 リンパはとても細いので、力を入れすぎると逆にダメージを与えてしまい、余計に流れが悪くなることがあります。 もしうまくマッサージできない場合は、カッサプレートを使いましょう。 カッサプレートは、力を入れずに肌に当てて撫でるだけでリンパをまんべんなく流せます。 手で行うよりも手軽ですし、疲れにくいので一枚持っておくといいですね。 お風呂に浸かって汗を出す 疲れている時は、入浴をするだけでもむくみの解消効果につながります。 38度ぐらいのお湯で半身浴をすると、不要な水分が汗とともにしっかり排出されていきます。 この時、 ゲルマニウムやソルトなど発汗を促す成分が入った入浴剤をするとさらに効果がアップします。 シャワーだけの時はマッサージ 入浴している時間がないという方は、体を洗う時のついでにマッサージを行いましょう。 足の裏をしっかり揉みほぐしたら、凝った部分は少し強めに、下から上にマッサージしてください。 足のむくみ解消に効果的なオイルを使えば、短時間のマッサージでもむくみを解消できます。 ツボ押しで水分排出を促進 足には、むくみの解消や血液の流れを促進して冷えを解消する効果があると言われるツボがあります。 ツボ押しは即効性があり、マッサージよりも手軽なのでチャレンジしてみましょう。 分かりやすいのは足心と言うツボです。 足裏の中央にあるので、両手の親指を使ってしっかり刺激してください。 足のむくみが解消されると足心の部分も柔らかく痛みがなくなるので、この状態を目安に続けてください。 ツボ押しはやりすぎに注意 ツボは痛気持ち良いぐらいの強さで押しましょう。 やたらと力を入れて押してしまうと、逆に悪影響を及ぼすことがあるので注意してください。 少しの力でも痛みを感じたら、軽く押すようにすることが大切です。 テレビなどでは足つぼマッサージで痛がる姿を見ることがありますが、あくまでも専門的な知識と技術を持ったプロがやっているので真似しないようにしましょう。 足上げで簡単むくみケア 足に溜まった水分は、心臓より高く上げることで排出を促進できます。 仰向けに寝転がったら、足を壁などに寄りかからせてください。 床から45度から60度ぐらいの角度で寄りかからせると、血液やリンパが上半身に流れていきます。 この状態を10分ほど続ければ足のむくみもすっきりします。 また、寝転がって両手両足を上げてブルブルと振るごきぶり体操もむくみケアに効果的なので、 だるさがひどい方におすすめです。 足枕を使うのもおすすめ 足枕は、寝ている時にも足を高い位置に固定できるので、手軽にむくみ解消できます。 専用の足枕を使わなくても、バスタオルを2枚重ねて丸めたものを足首のところに置くだけでも効果があります。 ただし本当に寝てしまうと足が枕から外れてしまうかもしれません。 ですので、できるだけ長時間足を乗せていられるように、幅が広い枕を選びましょう。 足のむくみ対策グッズを活用する 足のむくみは対策グッズでも解消することができます。 ダイエットアイテムなどとは違い、足のむくみ対策グッズは即効性があるので利用している方も多いかもしれません。 もっとも効果が高いのは 着圧タイツです。 履くだけで、部位に最適な圧力をかけて水分や不要物の排出が促進されます。 最近は外出時にも着用できる着圧ストッキングもあるので、仕事中に足がむくむという方はこういったグッズを活用しましょう。 足のむくみ予防で手軽にケア 足のむくみを即効で解消できるとしても、一番の理想はむくみが起きないことですね。 足のむくみは、予防すれば緩和できたり発生させないことも可能なので、できそうなものから取り入れていきましょう。 デトックスウォーターで溜めない体を作る 水分の摂り過ぎはむくみに厳禁ですが、1日2リットルは必要な摂取量ですからしっかり摂取しなくてはいけません。 ここで取り入れたいのが デトックスウォーターです。 デトックスウォーターは、果実に含まれるカリウムなどミネラルの力で不要物の排出を促す効果があると言われています。 作り方はとても簡単で、いちごやキウイ、レモンなどの果物を一口大にカットし、500mlのお水に2時間以上入れておけば出来上がりです。 このウォーターで水分摂取をすると、デトックス機能が強化されることで不要な水分もしっかり排出できます。 足首回しで血行促進 仕事で立ちっぱなしや座りっぱなしという方は、合間を見て足首回しをしてみましょう。 足先を大きく回すことを意識して、左右10回ずつ3セットほど行うのが効果的です。 足首を回すと、その周りの血流が促進されるので ふくらはぎが血液を押し流す力が強くなります。 また、つま先の曲げ伸ばしを加えるとふくらはぎが刺激されるので、よりむくみ予防効果をアップできます。 体を冷やさないようにする 季節によっては冷たい飲み物や火を通さない食事ばかりを摂ってしまうこともあるでしょう。 しかし、冷たいものばかりを摂ると体が冷えて血行が悪くなります。 またクーラーの効いた室内に長時間いるのも冷えを助長します。 暑い季節でも冷たいものを摂りすぎないこと、室内ではひざ掛けを活用して体を冷やさないようにしてください。 何をしても足のむくみが解消されないときは? 足のむくみ解消・予防策をしてもむくみが一向に解消されない・ひどいという場合は疾患の可能性があります。 もっとも多いのは 静脈還流障害という、下半身の静脈瘤の流れが滞る病気です。 この病気を放っておくと滞った血液が瘤になってしまうので注意してください。 他にも腎機能疾患や肝機能障害の可能性もあるので、ちょっとむくみがひどいという方は病院で診てもらいましょう。 足のむくみを即効で解消する対処法のまとめ 足のむくみを取ることは、ただむくみを解消するだけではなく肥満予防や足のラインを整える効果につながります。 また、むくみケアをすることで疾患を防いだり、疾患を早期発見できることもあります。 むくみの解消はメリットがあってもデメリットはありません。 足が美しくなれば他の部分も綺麗にするためにケアを頑張れるので、まずは自分に無理のないところから解消法を実践していきましょう。

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肝臓がんで浮腫や足のむくみが生じる原因と対処法!注意点も

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肝臓がんで浮腫や足のむくみが生じる原因! 肝臓がんは、肝臓を発症元とする原発性肝臓がんと、他の臓器のがんが転移する転移性肝臓がんの2種類に分かれますが、日本では転移性肝臓がんの方が症例が多く、全体の9割を占めるそうです。 そして、肝臓は沈黙の臓器と言われていて、ダメージを受けても影響が出にくく、症状として表に現れにくいという特徴があります。 というのも、肝臓の肝細胞には機能的に余力があるため、仮に半分以上の肝細胞が死んでしまったとしても、他の肝細胞が補って働くので、肝細胞のほとんどがダメージを受けて壊れない限りは滅多に肝臓は悲鳴を上げないのです。 肝臓がんになると何で浮腫や足のむくみが生じるの? それでは、肝臓がんで浮腫や足のむくみといった症状が現れることがありますが、これはなぜ起こるのでしょうか? 肝臓では、アルブミンというタンパク質を作っていて、このアルブミンは血液中の水分を保持することで、血液中の水分量を一定になるように調整しています。 ただ、肝臓の働きが低下するとアルブミン量が少なくなり、血管外の組織へ水分が漏れだしてしまうとされています。 そのため、水分が血管外の皮膚にたまれば「足のむくみ」を起こし、腹部にたまれば「腹水」になるのですね。 なので、肝臓がんで腹水が現れた時には、病院治療で少しずつ利尿剤を使いながら水分を抜いたり、カテーテルを介して腹部から直接水分を抜くケースもあるそうです。 また、足のむくみについては、リンパ浮腫を起こしているケースが多いので、食事はバランスの良いものを適量摂るようにし、刺激の強いものやアルコールは適量を超えないようにすることが必要です。 そして、しめつけがきつい下着や衣類、時計や指輪などの装飾品も避け、ヒールの高い靴や小さすぎる靴も避けた方が良いでしょう。 それから、強すぎる温熱刺激も逆効果になるので注意し、暖房器具の使用の際や長時間の入浴、サウナには気をつけるようにし、むくみの出ている手足は少し高く上げて座ったり、休んだりすると楽になるそうです。 スポンサーリンク 浮腫や足のむくみがある時の肝臓がんのステージは? 肝臓がんでは、初期の症状には発熱や咳、全身の倦怠感など風邪に似た症状が現れることしかないので、ほとんどがんの自覚症状にはならないのですが、ステージ2になると、食欲が低下し、貧血、吐血、下血を起こすそうです。 そして、浮腫や足のむくみといった症状が現れるのはステージ3になってからで、この頃には黄疸といって、白目が黄色くなるなどの症状も出てくるので、かなり明確にがんの発症が分かるようになります。 また、さらに悪化すると、上腹部や背中の鈍痛、腹部のしこり、微熱が続く、貧血、黄疸、腹水といった症状が現れますが、大体の方がステージ3の段階の症状で気づき、病院の検査で明確になることが多いようです。 こうしたことから、症状から早期に発見するのは難しいのですが、前もって遺伝的要因から病気の発症リスクを知っておくことで、なりやすい病気への意識を高めておくことはできます。 また、遺伝子検査では肝臓がんに限らず様々な病気について一度に調べることができ、様々な病気の発症リスクがわかるため、一生に一度のものと思って、気になる方は早めに行っておいてはいかがでしょうか。 まとめ いかがでしたでしょうか? 今回は、肝臓がんで浮腫や足のむくみが生じる原因と対処法、また、注意点についても詳しくお伝えしました。 まず、肝臓がんで肝臓の働きが低下すると、アルブミン量が少なくなり、血管外の組織へ水が漏れだすことで足のむくみが起きたり、腹部に水がたまって腹水という浮腫の症状が現れるのでしたね。 そのため、腹水は病院で利尿剤を使用したり、カテーテルを介して水を抜いたりしますが、足のむくみには少し高く上げて楽にして休むなどし、刺激の強い食べ物やアルコールを控え、しめつける服装なども避けるなどの注意点がありました。 そして、足のむくみや浮腫といった症状が、がんのステージ3以降に出る可能性が高いことからもわかるように、肝臓がんは症状が現れたときにはステージがかなり進行していますので、気になる方は遺伝子検査で肝臓がんを含めた病気の発症リスクを事前に知っておくことをオススメいたします。

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