体 の あちこち が 痛い。 骨が痛いのは病気のサイン?可能性のある6つの原因

体のあちこちが痛い線維筋痛症の原因と痛みを緩和する方法5つ

体 の あちこち が 痛い

体のあちこちが痛い、痛む場所が移動する、関節のこわばりや倦怠感、手足の冷え、疲労感もあらわれてきた…整形外科や内科に行っても痛みの原因がよくわからない。 こんな症状が続くようであれば、もしかすると女性に多いとされる原因不明のこの病気かもしれません。 日本線維筋痛症学会での調査では、患者数は全人口の約1. 女性の発症率がとても高く、男性の7倍にも上るといわれています。 好発年齢は40歳以上。 おもな症状は体の痛みですが、それも軽度なものから激しくうずくようなものまであり、そのほかの症状は実に多彩です。 なかでも多くの患者さんが関節の冷えやこわばり感を訴えます。 おもに腱、靭帯、筋肉などの軟部組織が侵されます。 そのため、日常の動作をスムーズにできなくなり、仕事や家事にも支障をきたします。 また、顔面に痛みが生じるタイプでは、口が痛くて開けられないなどの顎関節症に似た症状があらわれます。 特定の部位を指で押すと痛みを感じる圧痛があることです。 後頭部の頭蓋骨の根元辺り、首のわき、乳房の上、ひじの内側、肩、臀部などの18か所のうち、11か所以上に圧痛を感じた場合に、線維筋痛症と診断するやり方が広く使われています。 しかしこれらは、線維筋痛症であるかどうかを調べるものではなく、あくまでもほかの疾患の可能性を排除する検査にすぎません。 患者さんによって、体の圧痛点だけでは説明しきれない多くの症状がみられることがわかっており、現在は2010年にアメリカで提唱された診断基準が一応の目安となっています。 まだ原因は解明されていませんが、なんらかの理由で痛みを伝える中枢神経に異常が起こっていると考えられています。 外傷や歯科治療、外科手術、ウイルスや真菌などの感染によって発症するケースや、強いストレスを受けたあとで発症するケースなどが報告されています。 また、ホルモン補充治療や有酸素運動、温熱療法、鍼灸など、さまざまな治療が試みられ、効果を上げることもあるようです。 なによりもまず、痛みを緩和させて、心身のストレスを減らすこと、痛みのある部分を冷やさないこと、睡眠や栄養を十分にとって体調を整えることが症状の改善につながります。 理解者がいないことは患者をもっとも孤独にさせ、孤独は痛みを増幅させるため、家族も含めて病気の性質に理解をもつことも大切です。 また、専門医や患者会とのつながりや、日本線維筋痛症学会のサイトなどで、最新の研究動向や有効な情報を集めていくとよいでしょう。 (監修:虎ノ門病院 内分泌代謝科医長 宮川めぐみ/2012年11月1日).

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体のあちこちが痛い線維筋痛症の原因と痛みを緩和する方法5つ

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「体の節々が痛むと思ったら、やっぱり熱があった」ということは多いもの。 「熱が出る=関節が痛む」イメージもある。 一方で、「だるさと関節などの痛みがあって、熱があるかと思い、体温を測ってみたら、平熱よりも低かった」なんてことが、時々ある。 風邪によく似た症状なのに、熱はないときって、どういう状態なのだろうか。 『ここ10年で、これだけ変わった! 最新医学常識99』(祥伝社黄金文庫)などの著書を持つ、医療法人社団池谷医院の池谷敏郎院長に聞いた。 「熱と痛みには共通した原因がたくさんあります。 そのため、熱の場合でも痛みの場合でも、共通の『解熱鎮痛剤』が治療薬として用いられることが多いのです。 とはいえ、熱がなく、体だけ痛いという場合もあります。 一つは、局所の筋肉が疲労して軽い炎症を起こしているような場合。 また、ウイルス感染によって起こる風邪であっても、ほとんど熱が出ずに、体だけ痛いということはありますよ」 そもそも筋肉痛や関節痛の原因が風邪の症状なのかどうかははっきりしないことも多く、「熱や鼻炎症状を伴う」ことで風邪だとわかるケースが多いのだそうだ。 「熱がなく体が痛い場合には、一度すでに熱が出ていて、発汗により熱が下がったケースもあります。 たとえば、37度を少し上回った程度の微熱の場合、発汗によって平熱よりも下がっている場合があるんですよ」 逆に、これから熱が上がる前触れとして痛みを感じているケースもある。 また、脇に汗をかいていて、うまく脇窩(か)の体温を測れずに体温を過小評価しているケースもあると言う。 「風邪の場合でも、熱と痛みは必ずしも同時に出るものではありません。 初期には肩こりや腰痛などの体の痛みが出て、その後に熱が出ることもあります。 タイミングの違いだと思います」 体が痛いときに、熱がないとわかると、ホッとすることは多いが、かといって必ず「風邪ではない」とは言い切れない。 痛みの後に発熱や鼻咽頭(びいんとう)炎の症状が起こる可能性もあるので、疑わしい場合には、その後の経過観察を怠りなく。

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寝起きに体のあちこちが痛い原因

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後頭部(後頭下筋腱付着部)• 下部頸椎(C5-7頸椎間前方)• 僧帽筋(上縁中央部)• 棘上筋(起始部で肩甲 骨棘部の上)• 第2肋骨(肋 軟骨接合部)• 肘外側上顆(上顆2cm遠位)• 臀部(四半上外側部)• 大転子(転子突起後部)• 膝(上方内側脂肪堆積部) 診察ではこの基準で定められている圧痛点の痛みを確認し、診断の参考にします。 線維筋痛症予備診断基準 線維筋痛症予備診断基準は、米国リウマチ学会(ACR)が2010年に提唱した基準です。 前述の線維筋痛症分類基準は自覚症状や診察で痛みがあるかに注目するものでした。 しかし、線維筋痛症の症状は痛みだけではありません。 そのため、線維筋痛症予備診断基準には痛み以外の症状も組み入れられました。 線維筋痛症予備診断基準は以下の通りです。 痛みに関して• 以下の19箇所のうち過去1週間で何箇所が痛いと感じたか• 左顎・右顎• 左肩・右肩• 左上腕・右上腕• 左前腕・右前腕• 上背部• 腰背部• 左臀部・右臀部• 左大腿部・右大腿部• 左下腿部・右下腿部• 痛み以外の症状に関して• 疲労感• 起床時の不快感• からc. のすべてを満たす時、線維筋痛症と診断します。 次のi. またはii. のいずれか• 痛みの箇所が7箇所以上で痛み以外の症状の得点が5点以上の場合• 痛みの箇所が3-6箇所で痛み以外の症状の得点が9点以上の場合• 症状が3ヶ月以上続いている• 症状の原因となる他の病気がない 他の病気がないかについては診察や検査を用いて調べられます。 全身が痛くなり線維筋痛症と見分けなければならない病気についてはこの後に説明します。 全身が痛くなる病気には何がある? 線維筋痛症は全身に痛みがあらわれる病気です。 しかし、体のあちこちが痛くなる病気は線維筋痛症だけではありません。 線維筋痛症と症状が似ていて、間違えやすい病気は以下の通りです。 脊椎関節炎• 慢性 炎症性 脱髄性多発神経炎()• 馴染みのない病気がほとんどだと思いますので、それぞれの病気について説明していきます。 関節リウマチ は関節に腫れや痛みが起こる病気です。 関節の腫れや痛みは主に手の指、手首などの小さい関節を中心に複数箇所にあらわれます。 は 免疫の異常により、関節に炎症が起こることで腫れや痛みを起こします。 30-50代の女性に多い病気です。 関節の腫れや痛みは持続すると関節の変形を起こします。 それに対し、線維筋痛症では関節の変形は起こりません。 は血液検査で CRP(シーアルピー)と呼ばれる炎症反応物質が上昇したり、リウマチ因子、抗CCP 抗体などの項目で異常値が出ることが多いです。 これらの血液検査の異常は線維筋痛症ではあらわれません。 についてさらに詳しく知りたい人は「」を参考にして下さい。 脊椎関節炎 脊椎関節炎は 背骨や骨盤を中心に関節や 靭帯に炎症が起こる病気です。 その結果、背骨や腰に痛みがあらわれ、背骨を曲げたり伸ばしたりできなくなります。 脊椎関節炎が疑わしいかは X線検査、 MRI検査で確認することができます。 また、背骨や骨盤の炎症がある時は血液検査で炎症反応物質が上昇しますが、線維筋痛症では炎症反応物質の上昇はみられません。 多発性筋炎・皮膚筋炎 ・は免疫の異常により筋肉や皮膚が攻撃される病気です。 その結果、だるい、全身の筋肉の痛み、筋肉に力が入らない、などの線維筋痛症と似た症状があらわれます。 ただし、・では筋肉が壊されるため、筋肉に含まれる物質(筋逸脱 酵素)が血液中に漏れ出します。 これは血液検査で確認できます。 また筋肉で炎症が起こる結果、血液検査で炎症反応物質の値が上がります。 これらの血液検査異常は線維筋痛症ではみられません。 ・についてさらに詳しく知りたい人は「」を参考にして下さい。 シェーグレン症候群 は免疫の異常により涙腺や唾液腺が攻撃され、やが起こる病気です。 倦怠感や関節痛、疲労感など、線維筋痛症と似た症状があらわれることがあります。 では涙や唾液が十分分泌できるかを検査します。 また血液検査で抗SS-A抗体や抗SS-B抗体が陽性になることが多いです。 口唇 生検といって唇の一部を切り取ってきて顕微鏡でみる検査も有用です。 についてさらに詳しく知りたい人は「」を参考にして下さい。 全身性エリテマトーデス は免疫の異常により自分の体が攻撃されて起こる全身疾患です。 全身の関節の腫れや痛み、疲れやすいといった線維筋痛症と似た症状があらわれることがあります。 の症状は他にも以下のものがあります。 熱が続く• 頬にできる赤い発疹• けいれん• 息切れ• 尿の泡立ち 蛋白尿)• 手足の むくみ は20-40代の女性に多い病気です。 の場合、ほぼ全例で 抗核抗体という血液検査が陽性になります。 についてさらに詳しく知りたい人は「」を参考にして下さい。 変形性関節症 関節は曲げた時に骨と骨がぶつからないように軟骨がクッションの役割を果たしています。 しかし、高齢などが原因で軟骨がすり減ると関節を曲げた時に骨同士がぶつかり痛みが起こります。 これがです。 はしばしば複数の関節で同時に起こることがあります。 この場合、体の節々に痛みが誘発されるため、線維筋痛症と症状が類似することがあります。 はX線検査やMRI検査をすることで調べることができます。 についてさらに詳しく知りたい人は「」を参考にして下さい。 更年期障害 とは閉経前後にみられる体調の不調を指します。 例としてはだるい、 動悸がする、頭が痛い、など線維筋痛症と似た症状が見られます。 または女性 ホルモンの産生低下により起こるため、 発症年齢や性別も40-50歳代の女性と線維筋痛症と類似します。 は閉経前後の女性ホルモンの産生低下により起こるので、生理の周期の変化などが見られることが多いです。 についてさらに詳しく知りたい人は「」を参考にして下さい。 甲状腺機能低下症 甲状腺は首の前にある小さな臓器で体を活発にする 甲状腺ホルモンというホルモンを作っています。 は甲状腺ホルモンの産生が低下することで、だるい、体の節々が痛い、動悸がするといった線維筋痛症に類似した症状があらわれます。 は血液検査で甲状腺ホルモンの値を計測することで、診断することができます。 についてさらに詳しく知りたい人は「」を参考にして下さい。 慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP) 慢性炎症性脱髄性多発神経炎は免疫の異常により、神経が攻撃される病気です。 手足のしびれや筋力低下などがあらわれます。 慢性炎症性脱髄性多発神経炎では神経伝導速度検査や 髄液検査で異常があらわれます。 線維筋痛症のように全身に痛みを感じることは通常ありません。

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