めまい 薬。 めまいの薬

めまい(眩暈)症状改善薬のはたらきについて

めまい 薬

メリスロンはメニエール病、メニエール症候群、眩暈症にともなうめまい・めまい感を治す薬です。 めまいの治療に最も使用される薬のひとつです。 メリスロンはヒスタミンに似た作用をもつ薬 アメリカでは、血管性頭痛に効果のあったヒスタミンをめまいの治療にも使用していました。 しかし、ヒスタミンは腸内で分解されてしまうため、飲み薬ではなく注射剤として使用するしか方法はありませんでした。 さらに、数週間から数か月かけて少しずつ量を増やしながら注射をする必要があり、めまいの治療に用いられる飲み薬はない状態でした。 その後、ヒスタミンに似た作用をもつベタヒスチンという成分が注目されます。 ベタヒスチンはヒスタミンと違い、腸内で分解されないため飲み薬として使用できる成分です。 日本でも開発が進められ、「ベタヒスチンメシル酸塩」を有効成分とするメリスロンとして1969年に発売されました。 めまいが起こる原因は? めまいは、耳や脳、目など体のバランスをとっている機能に異常が起こることで引き起こされます。 めまいは原因によって、大きく以下の3つにわけられます。 ・耳から生じるめまい ・脳から生じるめまい ・高齢の方に多いめまい めまいの中でも多いのは、耳から生じるめまいです。 内耳の三半規管・耳石器が正常に働いていないことが原因です。 三半規管は体の動きを感知し、耳石器は体の傾き・重力・加速度をとらえる機能をもっています。 そのため、これらの機能に異常があると、実際の体の動きと矛盾が生じてしまい、めまいの症状が起こります。 内耳の異常が原因となる代表的な病気がメニエール病です。 内耳の中にあるリンパ液の圧力が上がりすぎてしまうことにより起こる病気です。 メリスロンが効くメカニズム メリスロンにはめまいの症状に効くさまざまな作用があります。 内耳の毛細血管前括約筋などを緩め、内耳血管の血流を増やす作用があります。 また、内耳毛細血管の透過性を調節して、内耳の中にあるリンパ液が過剰になって内耳圧が上がりすぎている状態を改善します。 さらに、内頸動脈の血流量を増やし、脳循環を良くする効果もあります。 これらの作用によって、めまいやめまい感が改善されます。 メリスロンが効かないときは? メニエール病など、内耳の異常が原因となるめまいは、自律神経の乱れも関係しているといわれています。 めまいの改善には、薬を使用するだけでなく、ストレスをためないようにし、規則正しい生活を心がけることも大切です。 めまいの症状が続いたり、手足のしびれや麻痺、頭痛などをともなう場合は、脳の病気が原因となっていることも考えられます。 これらの症状がある場合は、もう一度医療機関を受診して詳しい検査を受けましょう。 メリスロンの添付文書に記載されている副作用として、吐き気・嘔吐、発疹があります。 副作用が疑われる症状が現れた場合は、担当の医師に相談しましょう。 眠気の副作用はある? メリスロンの添付文書には、眠気の副作用は報告されていません。 メリスロンは副作用の少ない薬ですが、妊娠をしている方の使用は安全が確立されていないため、医師によってどうしても必要であると判断された場合にのみ使用します。 必ず妊娠の有無を担当の医師に伝えるようにしてください。 また、授乳中の方の使用は特別な注意が必要とはされていませんが、医師や薬剤師に確認してから使用しましょう。 メリスロンには、基本的に飲み合わせに注意が必要な薬はありません。 また、アルコールとの相互作用は報告されていないため、薬使用中の飲酒については注意喚起されていません。 しかし一般的に薬は、アルコールを飲むことで吸収や代謝に影響が出ることがあります。 薬をアルコールと一緒に飲まず、少し間隔をあけるなど心がけましょう。 メリスロンには「メリスロン錠6mg」と「メリスロン錠12mg」の2種類があり、さまざまな製薬会社からこれらのジェネリック医薬品が発売されています。 ジェネリック医薬品は「デアノサート錠」「ベタヒスチンメシル酸塩錠+製薬会社名」などの名称で販売されています。 なお、メリスロンの成分であるベタヒスチンメシル酸塩のみが成分となっている市販薬は発売されていません。 (2017年7月現在) おわりに メリスロンは、症状や年齢に応じて量を調節して処方される薬です。 医師の指示に従って使用しましょう。 また、薬や症状に関して心配なことがある場合は、ひとりで悩まず、医師や薬剤師に相談することが大切です。

次の

めまい(眩暈)症状改善薬のはたらきについて

めまい 薬

私たちのからだは、平衡感覚を司っている 「耳」や 「眼」 「深部感覚」 などの器官が互いに協力しあい、末梢の情報を脳に 伝達することでバランスが保たれています。 ところが、これらの感覚器官の機能に障害が起こると、 「めまい」が生じてしまいます。 めまいは突然に起こります。 自分の周囲がグルグルと回っていたり (回転性めまい)や、 雲の上を歩いているようなフワフワした感じ (非回転性めまい)に 襲われると同時に、嘔気や嘔吐が伴います。 非回転性めまいは、6ヶ月、1年と長期間にわたって持続することが ありますが、一般的にめまいは、一定の時間が過ぎれば、 嘘のように症状が消失します。 症状が治まれば、病院で受診することが億劫になり、 そのまま放置したり、診察の待ち時間などを考えて、 市販薬でめまいを治したいと思う人も少なくありません。 今回は、めまいの対処法として、 「市販薬」の 効果や 副作用についてご紹介いたします。 スポンサードリンク Contents• めまいは医療機関で受診することがおすすめ! めまいを起こしたら、すぐに市販薬に頼らず、まずは 医療機関で受診することがお勧めです。 めまいには様々な原因があります。 めまいが起こったときに医療機関で受診しても、 「異常ありません」と言われることが非常に多いです。 めまいを引き起こす人は、大抵の場合、 首のコリや痛みが 生じているといわれています。 そのような場合は、整体やヨガなどでからだの歪みを 整えたり、生活習慣を見直せば、改善されることも あります。 しかし、 「病気」が原因でめまいが生じることがあるのです。 めまいの症状を持つ病気としては、 耳の病気 脳の病気 循環器の病気 貧血 首・肩こりやストレス などがあります。 まずは医療機関で受診し、めまいの原因が「病気」でないか 確認し、病気が原因の場合は、病気を治すことが先決です。 めまいの市販薬とは? めまいを改善するお薬やサプリメントには様々なものが ありますが、今回は2種類の市販薬をご紹介します。 ファイチは、貧血改善薬です。 鉄分、ビタミンB12、葉酸などがバランスよく含まれています。 鉄のにおいがなく、一日1回の服用で、効果が現れます。 50年以上も前から販売されており、歴史のあるお薬です。 首・肩のコリや痛みを緩和します。 また、ストレスや睡眠不足が原因の「精神的バランスの乱れ」を 正常化する作用があります。 15歳未満の人 妊婦さんや授乳中のお母さん 高齢者の人 肝臓病 心臓病 腎臓病 胃潰瘍 などの持病をもつ人は服用できません。 また、 睡眠剤や鎮静剤 風邪薬 解熱鎮痛剤 鎮咳剤 抗ヒスタミン剤 などと併用はNGです。 人によっては、服用後、眠気があらわれることがあるので、 運転等は避けましょう。 スポンサードリンク 市販薬の副作用は? 市販薬を服用したからといって、すべての人に副作用が 出るわけではありません。 胃腸の弱い人は、経過観察をしっかりとおこないましょう。 副作用かな?と思ったら、服用を中止し、医師や薬剤師の 診断を仰ぎましょう。 酔い止め薬がめまいに効く? 激しいめまいが起こったときには、めまい止め薬や 乗り物酔い止めの薬を服用し、目を閉じて横たわり、 安静にします。 酔い止め薬と知られているは、 めまいにも有効です。 トラベルミンは、 ジフェヒドラミンと ジプロフィリン という成分が配合されています。 これらの成分は、嘔吐中枢の興奮を抑制したり、内耳や脳の 伝達系の興奮を抑える作用があるため、めまいに効果的です。 まとめ めまいは突然にやってきます。 もしものときに、トラベルミンを持っておくと便利ですが、 トラベルミンに含まれる成分の作用で、眠気や倦怠感、 頭痛などが現れることがあります。 めまいの症状が落ち着いても、運転などは避けましょう。 スポンサードリンク.

次の

めまいの種類~ぐるぐる、ふわふわするめまいの原因とは~

めまい 薬

【目次】• めまいは何科を受診すればいいの? めまいを起こして治らない時は病院に行くことになりますが、 何科を受診すればよいのでしょうか? ほとんどの患者さんは医学の知識がないので、めまいって何科の病気なのかわからないはずです。 まずはめまいの種類を、わかりやすく大きく2つに分けてみます。 ・ 回転性めまい:グルグル回るめまい ・ 浮動性めまい:フワフワ浮くようなめまい たいていのめまいは、このどちらかになると思います。 そしてこの2種類のめまいは、それぞれ原因が異なります。 まず「 回転性めまい」ですが、ほとんどの場合は「 耳の病気」が原因となります。 したがって、グルグルと回るようなめまいの時は、 耳鼻科を受診しなければなりません。 また「 浮動性めまい」の原因は「 脳の病気」の可能性があります。 めまいだけでなく、次に挙げるような症状があれば、さらに可能性は高くなります。 ・ 顔や手足の麻痺、 痺れ感 ・ 呂律が回りにくい(構音障害) ・ ものが飲み込みにくい(嚥下機能障害) これらの症状を伴うめまいの時は、 神経内科や 脳神経外科など、脳の病気の専門科を受診しなければなりません。 脳幹や 小脳に「 脳出血」や「 脳梗塞」を起こしている可能性があるので、緊急で頭部の検査を行う必要があります。 めまいの治療薬 病院を受診するめまい患者さんの 9割以上が、 耳の病気が原因の「 回転性めまい」です。 めまいだけでなく、吐き気がひどくて嘔吐しながら救急車で搬送されてくる患者さんもいます。 抗めまい薬 めまいの治療薬の中心となるのが、 抗めまい薬です。 現在、めまい治療に使われている主な薬は、次の2剤があります。 この2つの薬のどちらかを使用しますが、めまいがあまりにもひどい場合には、2つとも内服していただくこともあります。 血管を拡張させて、めまいの原因となる内耳の血流を増やすことで、内耳機能を正常に保つ目的で使われます。 吐き気止め薬 ひどいめまいを起こして病院を受診する患者さんは、強い吐き気を伴っている場合が多いです。 目を開けると世界中が回っていて、気分が悪くなり開眼できない状態です。 (地球が回っているのとは関係ありません・・・) めまい患者さんで、抗めまい薬と必ず使うのが、次に挙げる吐き気止めの薬です。 吐き気止め薬は、めまいの治療では必須の薬なのです。 めまいで病院を受診、または救急搬送された患者さんは、必ずこの注射を受けることになります。 なぜめまいに効果があるのか、正確なことはわかっていないのですが、メイロンを注射すると、血液中の炭酸ガスが増えて血管が拡張し、内耳の血流量を増やすからではないかと考えられています。 副作用としては 高ナトリウム血症があります。 心臓や腎臓が悪い患者さんは、体に負担がかかる薬なので注意が必要です。 アキラッチョもよくこの薬をめまい治療に使っています。 抗不安薬 抗不安薬は、めまいによる不安や緊張を和らげることで、症状の緩和を図ります。 めまいの時によく使わる抗不安薬をいくつか挙げてみましょう。 これらの抗不安薬を内服することで、めまい症状の緩和が期待されます。 その他の薬 ここまでに紹介してきた薬がめまい治療の主役になる薬です。 その他にも、次に挙げるような薬を治療薬として使う場合もあります。 ビタミンB12は 神経を保護したり 修復する働きがあるので、めまいの治療薬として使われることがあります。 このメチコバールは水溶性ビタミンなので、体に蓄積しにくいため副作用はほとんどありません。 甘苦い水薬で(かなり)飲みにくい薬ですが、めまいや耳鳴りに効果が期待できる薬です。 スポンサーリンク めまいの市販薬は効くの? 現在、めまいの薬はドラッグストアやインターネット上でたくさんの種類のものが市販されています。 市販されている主なめまいの薬を挙げてみましょう。 めまいを起こしやすい人は、 を常備しておいてもよさそうです。 もちろん、薬を飲んでもめまいが全然よくならない場合は、必ず病院を受診するようにしましょう。 まとめ 「めまい」はある日突然、急に襲ってくることがあります。 9割以上の方は、耳の病気が原因となる「回転性めまい」なので、まずは耳鼻科を受診してみてください。 しかし、手足の痺れがあったり、呂律が回らないといったおかしな症状があれば、脳の病気が原因となっている可能性が高いので、緊急で脳神経外科や神経内科を受診しなければなりません。 治療薬も様々なものがありますが、もし市販薬を試してみるのであれば が最もお勧めです。

次の