りゅうおう の お しごと 11。 【ネタバレ感想】りゅうおうのおしごと! 第11巻

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りゅうおう の お しごと 11

どうしてこうも心を突き動かされるのだろう。 そう思って11巻までを読んできた。 必ず涙を流して。 そしてそれは、この巻で分かった。 共感もすれば同情もするのは当然だった。 自分も経験してきた事だったから。 感じていた感覚は文字で見て初め て腑に落ちて……。 だからこの作品は素晴らしいんだと思えた。 人の人生が詰まってるから。 だから物語に出てくる人達が好きになれる。 一人一人が生きているから。 将棋を通して泣けるなんて思ってなかった。 一番かっこいい主人公だと思った。 その他にも描ききれないぐらい思った事が多くある。 この"りゅうおうのおしごと!"を読んでよかった。 頑張れるって勇気をくれるから。

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りゅうおうのおしごと! 11話

りゅうおう の お しごと 11

本記事は将棋の名作である 『』の魅力を、ネタバレ含む感想を交えて全力でオススメするレビュー記事となります。 のに打ちのめされた空銀子の過去と現在。 既刊を含めても最も物語が進展を見せた11巻目となります。 本作の概要 あらすじ(ストーリー) 自ら死を望んでしまうほどのに追いつめられてしまった空銀子。 どうすればそんな銀子を助けることができるのか? 必死に考えた八一は、絶対に死ねる場所へと銀子を連れていこうとします。 銀子を思いとどまらせるために、そして・・ 自らが好意を寄せる女の子が本当に死んでしまう前に思いを伝えるために。 しかも、どうやらもし銀子を思いとどまらせることができなかったら後追いする覚悟まであったようですね。 とはいえ、絶対に死ねる場所。 のへの小旅行の間に銀子の頭も冷えており、さすがには思いとどまりました。 そしてといえば八一の出身県。 まさかの八一の実家へ銀子と二人で訪問する展開になります。 銀子からすればかなりの不意打ちですが、さすがに八一の両親を前にかなり緊張している様子で、いつものあたりの強さも若干なりを潜めています。 (笑) そして、今まで散々と言われれ続けていた八一ですが、その度合いは割と軽度だったことが明らかになります。 なぜなら、どうやら八一の思い人 が銀子であったことが、八一が銀子に告白しようとしたことで判明したからです。 銀子は八一より二歳年下。 十代後半の二歳差なら、まあ全然普通の年齢差ですからね。 そういうわけで、前巻ラストの大きく追いつめられていた精神状態からは脱した銀子は、大阪に戻って再びのに挑みます。 そして、銀子にとってはかつて勝利したものの才能の差を見せつけられた因縁の相手である椚創多と再び相まみえます。 ピックアップキャター 今までにも特定のキャター一色だと感じるような一冊はありましたが、11巻ほど顕著なのは初めてなのではないかと思います。 まさに空銀子のための一冊という感じで、人気キャターの割には今までその内面が描かれることの少なかった空銀子の、過去と内面が次々と詳らかにされていきます。 ちなみに、11巻を読んで空銀子に対するイメージがグルっと変わった人は多いのではないかと思いますが、実のところ空銀子のキャター性は何も損なわれておらず、むしろ最初からずっと一貫しているといえるのではないかと思っています。 その辺、かなり興味深いのではないかと思います。 空銀子 (「 (5巻) 」より) 女流棋界では最強の女王である空銀子ですが、一方で女性初のプロを目標に、将棋星人たちの世界に追い付くために、のを戦う挑戦者でもあります。 しかし、さすがの空銀子も厳しいの戦いに疲弊して、心が折られてしまいました。 そんな空銀子がどのように復活を遂げていくのかが11巻の見所になっています。 ネタバレ含む感想 追いつめられた空銀子 そんなんだから詰みを逃して負けるんだ。 そもそも初めてので連敗して、それで右手斬り落とすだとか殺して欲しいだとか、どんだけメンタル豆腐なんですか? 中学生になった俺だって一期抜けは無理だったんですよ? 俺より才能ないくせに自惚れるのもいい加減にしてください 対する八一は、そんな銀子を思いとどまらせるために必死で考えを巡らせます。 考えて、一言でいえば「銀子には才能が無いのだから簡単にで勝ち抜けるわけがない」という趣旨のことを八一は銀子にぶつけています。 これは一見、銀子への追い打ちのようにも捉えられますが、「誰もが抱いている銀子への期待を背負う必要は無い」と言っているようにも聞こえますね。 女性初のプロが望まれる銀子には、想像を絶するプレッシャーが掛かっているに違いありません。 何も知らなければ微笑ましく見えるであろう銀子の部屋にある応援の寄せ書きも、この時の銀子の状態を見た後だと残酷な脅迫文に見えるから不思議です。 ともあれ、ここでの八一のセリフの意図は強制的に銀子から脅迫的なプレッシャーを取っ払おうとしたものなのではないかと思っています。 ・・死ねないよ。 私は『かわいそう』じゃなかったんだから 遠方にある絶対に死ねる場所。 にある。 そこに行くまでの間に銀子には頭を冷やす時間ができましたし、冷えた頭で覗いたの崖下に飛び込むことは常人にはできるものではありませんよね? さすがに、まさか本当に飛び降りたりしないかと八一からすればかなりハラハラドキドキした瞬間でしょうけど、銀子に自ら死なない選択をさせることに成功した八一。 こういう場合、無理やり縛り付けるようにを止めたとしても危うい状態であることに変わりはありませんが、自ら死なない選択をさせることができたらひとまず安心ですから、その辺八一の手法はかなり賢かったと思います。 それにしても、このに至るまでのストーリー構成がとても面白かった・・というよりも贅沢だったという印象の方が近いかもしれません。 『』において今までで最大の過去の回想となりますが、への小旅行の中で、八一や銀子の過去がかなり詳細に語られています。 どのように八一・銀子は清滝鋼介の弟子になったのか? 弟子たちはどのように成長していったのか? いつから八一は銀子のことを子と呼び、敬語で話すようになったのか? そんなことを中心に、現在に至るまでのあれこれがかなり詳らかにされていて、既刊の様々なシーンに繋がるような過去すらサラッと惜しげもなく語られていて、情報の出し方がとても贅沢に感じられました。 まあ、考えてみればメインヒロインである八一の弟子・雛鶴あいや夜叉神天衣を主軸にしたエピソードではここまでの回想を入れることは難しいでしょうし、銀子がメインのエピソードで一気に吐き出してしまおうという考え方なのかもしれませんね。 初めての 将棋をテーマにした。 それが 『』という作品です。 主人公の八一にしても可愛らしいヒロインたちにしても、個性的なキャターたちの誰もにのキャターらしさがあります。 とはいえ、基本的には将棋の『熱さ』が描かれているのが 『』という作品で、例えばラやギャグのような要素は他のに比べると、良い意味でオマケ的な付加要素と感じられるとも思っています。 しかし、11巻の序盤から中盤にかけては将棋の要素は薄めで、特にのエピソードでは初めて将棋以外の『熱さ』が描かれていたのではないかと思います。 それは八一と銀子のラ。 今まで散々だと言われてきた八一ですが、どうやら恋愛的な意味で本当に好きなのは銀子であることが11巻で明らかになりました。 俺が《浪速の白雪姫》に負けないくらい大きくなったら、その時に堂々と名前で呼ぼうと決めたんです どちらかといえば八一に置いていかれることに不安になっている銀子が今までも描かれてきた印象がありますが、八一もまた銀子が女王になった時に似たようなことを感じていたようで、銀子に相応しいくらいの大物(すでにかなりの大物だと思いますが)になるまでは『子』と呼び続けようとしていたようです。 しかし、今回そんな銀子がを匂わせたことで早く思いを告げたいと八一も思ったのかもしれませんね。 いずれはこういうヒロインキャラとのラが描かれる時が来るとは思っていましたが、銀子とのそれがこんな素敵な感じで描かれるとは予想していませんでした。 それに、告白後の二人のやり取りがものすごく可愛らしいのですけど、ちゃんと将棋を絡めているあたりが 『』らしいところ。 まさかというキーワードであんなシーンが描かれるとは驚きですね。 (笑) そういえば、は二通作成するんでした・・すみません説明不足で が万能すぎるっ。 (笑) と絡めてこんな素敵なシーンが書けるとは、作者の先生の発想力がさすがすぎます。 しかし、とは必ずされるはずのものですが、これがいつどのような形でされるのか。 銀子自身が前途多難と感じているように、を阻止しそうな二人のあいは一体どうするのか。 その辺、今後の展開が気になるところですね。 それにしてもこののエピソード。 さしずめ、 の毒リンゴを食べた『浪速の白雪姫』の目を覚ます将棋の星の王子様のキスといったところでしょうか? こういうピッタリな感じ、僕は嫌いではありません。 また、このエピソードの直後にも敬語が抜けきらなかったり、やっぱり弟子のことは気になる八一のことを内心で減点している銀子ですが、こういうやり取りに以前ほどのトゲトゲしさが無いのも印象的でした。 直接対決で何回か勝つことなら、俺みたいなのでもできます。 簡単じゃないけど・・互角の戦いはできると思う。 でも名人の記録を抜くなんて絶対に無理です。 複数冠を一年持つことだって想像すらできないんですから 5巻のでは名人の上を行った八一ですが、『勝つ』ことよりも『勝ち続ける』ことの難しさをここでは指摘しているわけですね。 まさに神のごとき偉業で、世間的には『浪速の白雪姫』ともてはやされ、名人と並ぶ有名人である銀子も、本当に本気で将棋をしている例えば員やプロからは軽んじられることも多いようです。 だから銀子は、そんな世界の頂点にいる神(名人)にとって、自分は並ぶどころか歯牙にもかけられない存在だと思っていた様子ですが・・ 着いたよ。 八一 まだ八一の背中は遠いものの、銀子はついに将棋星人の星に一歩目を踏み出しました。 手を読むのではなく見える領域。 椚創多との対局の中で銀子は大きく成長しました。 いやはや、11巻は本当にこの『銀子の将棋星人の星への一歩目に至るまで』を一冊かけて丁寧に描いたという印象の一冊だったと思います。 だからこそ銀子のステップアップにとても説得力がありましたね。 逆に言えば、女性がのに臨むということには、それだけの説得力が必要だったということなのかもしれません。 そんな道だからこそ、そこを歩く女性を名人は勇者と称しているのだと思います。 それにしても、大きく変わった八一と銀子の関係性や銀子の棋力が今後の展開にどう影響してくるのかが、かなぁり気になるところですね。 11巻はメインヒロインである八一の弟子たちはほとんど登場していませんが、その辺の動向も気になります。 シリーズ関連記事リンク.

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りゅうおうのおしごと!11|SBクリエイティブ

りゅうおう の お しごと 11

強烈な終わり方をした10巻。 そんなラストだったので次巻は銀子メインかなと思ってはいたのですが。 メインなんてもんじゃなかった。 メインヒロインだった。 ええええ、ちょっとこれ破壊力高すぎるよお。 小学生の女の子たちをはべらしつつ銀子ちゃんともイチャイチャする展開がしばらく続くんだろうなぁと思っていたのですが、11巻で怒涛の展開となりましたね・・・。 まさか銀子ちゃんルートに一直線とは。 そこから一気に告白とは・・・。 てか告白のシチュエーションがロマンチックすぎる。 こんなん全国の男性諸君が憧れる告白シチュエーションだけど童貞の我々には俄然無理。 我々じゃない、巻き込んでごめん。 僕には無理。 封じ手ですよ。 11巻を一言で表すと封じ手。 これは間違いない。 封じ手という言葉を使って誘い受けしてくる空銀子さん、賢すぎるね? 空銀子ちゃんという存在の尊さに跪きたい。 色々なことを投了したい。 お空の星になりたい。 だって可愛すぎるよこんなの・・・。 弱ってるところからの復活ムーブでご両親挨拶実家訪問お空の星の下でロマンチック封じ手おかわりとか、はぁ〜〜〜〜〜〜!!! いっそ殺せ〜〜〜〜〜〜!!!!!! で、弱いところからの可愛いところを散々見せつけてからの、最後あれじゃん。 やっぱり最後は、いつもの将棋激アツ展開。 しかも今回は。 ついに、銀子ちゃんが宇宙人に・・・。 いや、これは嬉しすぎる。 あれほど遠いと思っていた将棋星人の世界に、ついに銀子ちゃんも・・・。 恋愛面だけじゃなくて、将棋の面においても八一と同じ世界に辿り着いたっていうこの表現は最高すぎる。 本当に嬉しすぎるよ、この展開は・・・。 というわけでプロへの望みを繋いだ浪速の白雪姫。 今回のリーグ戦はダメだとしても、これは時間の問題でしょう・・・。 ソワソワするな・・・。 12巻が待ち遠しいですね・・・。

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