あしからず ご 容赦。 「あしからず」の意味や使い方とは!ビジネスでの上司へ使える?

本気謝罪に使うと大問題!「ご容赦ください」の覚えておきたい使い方【今さら聞けない大人の敬語講座vol.8】

あしからず ご 容赦

あしからずとは漢字で書くとどうなるでしょう。 つまり、悪く(思わないでください)、気分を悪く(しないでください)という意味になります。 この古風なあしからずという言葉、江戸時代には頻繁に使われており、当時は謝罪「すみません」という意味合いが強かったようです。 新しい言葉が増え、古い言葉は使わなくなっていく傾向にある中、現代でもこの言葉が使われているのは敬語として十分な意味を持ち、簡潔で使いやすい言葉だからかもしれません。 次の項からは実際に「あしからず」という言葉をどのような場面で適切に使えるのかを述べていきます。 「あしからず」を文中に埋め込むと、下記のような文章になります。 」 このように敬語を合わせて使うと、かなり柔らかな表現に変わります。 この文章を見比べてみて、あなたはどう感じましたか? 「あしからず」で終わっても敬語として成り立つと説明しましたがなぜあえて、ご了承くださいなどを付け加える方がいいのか、疑問に思った方もいるのではないでしょうか。 人によっては「あしからず」という言葉の本質的な意味をよくわからずに受けとめてしまうことがあるからです。 本来、敬語であるにもかかわらず一方的だな、簡単に済ませるなと感じるかもしれないのです。 目上の人や上司、ビジネスシーンでは特に注意し、敬語を合わせることであらぬ誤解を招いたり、事態を悪化させることを回避できることでしょう。 使い方ひとつ工夫するだけで「あしからず」は便利に使える言葉です。 「あしからず」という言葉の注意点をおさえて活用すれば、使い勝手のいいフレーズだと言えます。 【ビジネス会話中に電話が切れてしまった際の返信メールを送る時の例文】 「さきほどは電話での会話が途中で切れてしまい申し訳ありませんでした。 電波が悪かったようです、あしからず(ご容赦ください)。 」 【取引先から飲み会の誘いに参加出来ない旨を返信する場合の例文】 「せっかくのお誘いではありますが、予定が入っており参加できません。 あしからず(ご了承ください)。 」 【手紙や請求書など、行き違いがあるかもしれないと想定される場合の例文】 「本状と行き違いがありました場合はあしからず(ご容赦ください)。 」 などと使います。 注意点の項目で説明したように、返信先の相手が目上の人だったり、ビジネスでのお付き合いをしている相手だった場合は( )内の敬語を合わせて使うことをおすすめします。 親しい間柄だったり、信頼関係が築けている相手ならば「あしからず」だけで充分でしょう。 【店舗やショッピングサイトなどで商品が品切れになった時の例文】 「ご好評につき、ご希望の商品は完売いたしました。 あしからず(ご了承ください)。 」 【飲食店などで通常のお客様の入店をことわる際の例文】 「本日、貸切のため一般のお客様はご入店いただけません。 あしからず(ご容赦ください)。 」 上記の例文はどちらも「あしからず」が通用しますが、注目してほしいのは 内の表現です。 一つ目の例では、すでに問題が起こってしまった後に使用しています。 了承という言葉は、「ご理解ください」という意味があり、商品を提供できない状態にあるので、その点を理解してほしいという意味でつかいます。 二つ目の例では、これから起こる状況に対して使用します。 容赦という言葉は「事情があって要求に沿えません、許してください」という意味があるので、あらかじめ許してくださいという気持ちを伝える意味でつかいます。 重要なのは、問題が発生した後なのか、前なのか、で使い分ける必要があります。 「あしからず」だけで締めてしまえば多様に使うことができ便利な言葉なのでシーンによって使い分ける必要がないことがわかります。 より丁寧に敬語を重ねる場合は使い方に注意が必要ということを覚えておいてください。 再々記述してきた通り、「あしからず」は敬語です。 上司や目上の方へも使用することはなんら問題ではありません。 ただ、文末にあしからず、で止めてしまうと人によっては、ぶっきらぼうな印象を与える可能性もあります。 目上の方に「あしからず」を使うのであれば下記のように使うとよいでしょう。 「あしからず、ご容赦ください」 「あしからず、ご了承ください」 「どうぞ、あしからず」 「何卒、あしからず」 と敬語を重ねることで、より丁寧な文面と意味を持ち、目上の方に対する敬意が際立ち、ベターな返答になります。 また、「あしからず」の例文の項で説明した通り、「容赦」と「了承」の使い方には気をつけ、状況によって使い分ける注意が必要です。 デジタル社会の昨今、社内外問わずメールで上司や取引先、目上の方とやり取りしたり、受信したメールに返信するという機会も多いと思います。 そんな場合にはどう「あしからず」を使えば良いのか、まとめてみました。 ご不便をお掛けしますが あしからず。 」 「ご注文いただいた商品は完売となりました。 何卒あしからず。 」 【依頼に対して「あしからず」を添えてことわりの返信をする場合】 「あいにくではございますが、ご指定の日程は既に予定が入っており 参加できかねます、どうぞあしからず。 」 「ご依頼の案件に関してご希望には添えかねます。 何卒あしからず。 」 【返信文に、あらかじめ条件を承諾してもらいたい時に使用する場合】 「当日は混雑が予想されるため時間がかかる場合がございます。 お忙しい中ご迷惑をおかけしますが、あしからずご容赦くださいますようお願い申し上げます。 」 「お送りした割引券は、他の優待券、割引券との併用ができかねますので、あしからず」 などとなります。 どれも返信する手紙やメールなどに使える文章ではないでしょうか。 返信文に「何卒」「どうぞ」などを併用することも間違いではありません。 より丁寧な印象を受けるのではないでしょうか。 またビジネスシーンでは、メールでのやりとりが主になることが多いでしょう。 メールは手書きの手紙や文章と違って、どうしても無機質になりがちです。 なるべく誠意や気持ちのこもった文章にまとめることが大切です。 ビジネスシーンで「あしからず」を使用する場合は、その言葉の意味を深く理解した上で上手に使いましょう。 メールは業務連絡をスピーディにできるメリットはありますが、やはり人と人とのコミュニケーションであることに変わりはありません。 「あしからず」の前後にクッション言葉や敬語を上手に利用して、「想い」が伝わるメールの文章に仕上げたいものです。

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本気謝罪に使うと大問題!「ご容赦ください」の覚えておきたい使い方【今さら聞けない大人の敬語講座vol.8】

あしからず ご 容赦

「あしからず」「悪しからず」の意味 では、まずは「あしからず」「悪しからず」という言葉の意味から見てみましょう。 「あしからず」「悪しからず」は古い言葉使いから来ており、現代用語とは少し印象の異なる言葉です。 「悪し(悪いこと)」を「から(まだ)」しておら「ず(していない)」という言葉で成り立っており、「あしからず」の後に「ご了承ください」「ご容赦ください」と続けて使います。 しかし「あしからず」という言葉だけでも、意味や気持ちを伝えることは可能です。 「あしからず」とは 「あしからず」とは、「悪気はありません」「悪く思わないでください」と言い換えることができます。 漢字で書くと「悪しからず」となりますが、一般的には「あしからず」とひらがなで表記されることが多いです。 「受け取り方によっては相手が気分を害す可能性があること」を伝える時に、「あしからず」を使うと「悪く思わないでくださいね」という気持ちを添えることできます。 「あしからずご了承ください」の意味 「あしからず」だけでも、「悪く思わないでください」という意味や気持ちは伝わりますが、「ご了承ください」という言葉を加えると別のニュアンスを添えることができます。 「ご了承ください」には、「これから起こることについて許してほしい」「受け入れてほしい」という意味があります。 そのため、「あしからずご了承ください」という言葉には「これから起こることについては悪気がないので、許してほしい」という意味になるのです。 「あしからずご容赦ください」の意味 「ご容赦ください」というのは「今起きてしまっていることについて、許してください」「申し訳ありません」という意味が含まれています。 そのため、「あしからずご容赦ください」というと「悪気はないのですが、すでに起きてしまっている件については許してください、申し訳ありません」という意味になります。 「あしからず」の使い方 「あしからず」という言葉は、主に文章の中で使われます。 口頭でも使うことはできますが、口頭では「申し訳ございませんが」「大変恐れ入りますが」などの言葉に置き換えられることが多いです。 また、「あしからず」を使えば「悪気はありません」という気持ちは込められますが、「ご容赦ください」などの言葉が省略されていることを覚えておきましょう。 相手や状況によっては、省略をされたままの形ではなく「正式な形で伝えることで初めて正しい意味として受け取る」という人もいるからです。 「ご容赦ください」「ご了承ください」をつけた方が丁寧 省略された言葉は、正式な言葉に対して若干カジュアルな印象を持たせてしまいます。 「あしからず」の後には、「ご容赦ください(許してくださいね)」「ご了承ください(受け入れてくださいね)」と付け加えた方が、気持ちを丁寧に伝えられます。 「あしからず」を使った例文 「限定商品のため、販売個数に達した場合はご購入いただけませんので、あしからずご了承ください」 個数に限りがある商品のため、もしかしたら買えないかもしれませんがその時はお許しください、ということを伝えています。 その結果ご要望に添えない場合もございますがあしからずご容赦ください」 お客様からいただいたご要望について社内で検討するが、お気持ちに添えないこともあるので、その時は悪く思わず許してください、ということを伝えています。 「ご了承ください」「ご容赦ください」を省略して「あしからず」だけでも使えますが、「冷たい印象を受ける」「高圧的に感じる」と受け取る人もいるので注意が必要です。 「あしからず」は目上の人やビジネスシーンでも使える? 「悪く思わないでください」「悪気はありません」という心情を、目上の人やビジネスシーンで簡潔に表すことは難しいものです。 しかし、「あしからず」を上手く使うとスマートにこちらの気持ちを相手に伝えることができます。 「あしからず」は上司や客先に対しても使用可能 相手が上司やお客様である場合にも、「あしからず」は使うことができます。 「あしからず」が持つ元々の意味や文法上には問題がありませんので、「~でございますので、あしからず」と使っても構いません。 ただし、人によっては「あしからず」で文章や言葉が終わることに良い印象を持ってもらえない場合がありますので、省略は極力避けましょう。 比較的親しい上司やコミュニケーションがしっかりと取れているお客様であれば、「あしからず」で止めても特に悪い印象は持たれないでしょう。 「ご容赦ください」「ご了承ください」をつける 言葉は、話し手と受け手の認識が合っていなければ誤解を招いてしまいます。 相手が友人など親しい人であれば少々の誤解があっても釈明することができますが、目上の人や上司、お客様が相手である場合はトラブルに発展することもあります。 誤解をされる可能性が少しでもある場合は、「あしからずご容赦ください」「あしからずご了承ください」とした方が良いでしょう。 まとめ 「あしからず」は古い言葉からきているので、年配の方にも伝わりやすく使いこなすことができれば便利な言葉です。 普段使ってる「ご了承ください」「ご容赦ください」という言葉の前に「あしからず」という言葉を、ぜひ付け加えてみてください。 ビジネスシーンに限らず、心情を伝えるということは、人と人を繋ぐために欠かせない要素です。 正しい言葉を正しく活用して、円滑な関係を築きましょう。

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「あしからず」の意味と使い方・例文・敬語・類語・語源|失礼なのか

あしからず ご 容赦

「あしからず」とは古語における悪し(あし)という形容詞のシク活用で、未然形「あしから」に打消しの助動詞「ず」がついた形です。 「あし」には悪い、不適当だ、具合が悪いなどの意味があるので、「あしからず」を直訳すると「悪くない」となります。 また、悪し(あし)に似た表現で悪ろし(わろし)という言葉があります。 悪し(あし)が悪いという全否定の意味があるのに対し、悪ろし(わろし)には良くないといった少しグレーの部分を含んだ意味があります。 ちなみに、反対語は良いという意味の「よし」で「物の良し悪しを見分ける」とか「まだ良し悪しの判断ができない」などという時に対で使います。 同じように「よし」に似た表現で「よろし」という言葉があります。 「わろし」同様悪くないという意味で、古語には「よし」「よろし」「わろし」「あし」という順番で4段階の評価基準がありました。 「あしからず」はそれだけでは「悪くない」「気を悪くしない」という意味です。 本来ならば、「あしからずご了承ください」「あしからず思わないでください」「あしからずご容赦願います」となります。 「ご了承ください」「思わないでください」「ご容赦願います」という言葉が省略されて使われているのが「あしからず」です。 これは、しつこい言い回しを嫌った江戸時代の名残だと言われています。 江戸庶民は、最後まで言わない、ストレートに言わずぼかしたり、念押ししないのが恰好良いとされる「いきの」文化を大切にしていました。 つまり、「あしからずご了承ください」「あしからず思わないでください」と言いたいところを敢えて「あしからず」で止めたのが、「いき」とされ広がったと考えられています。 江戸の文化について少しふれておきましょう。 江戸の美意識は庶民の生活から生まれたといわれています。 「いき」という概念がありますが、身なりや振る舞いが洗練されていて恰好良いことを指します。 「いき」の反対は「野暮」、また型にはまり過ぎたものを「気障」といい、「気障」になるくらいなら「野暮」がよいとされ、「気障」が一番敬遠されていました。 会話においても、型にはまった決まり文句を避け、わざと外したり極限まで言葉を省略したりして、楽しんでいました。 有名な江戸言葉に「あたぼうよ」という言葉があります。 これは「あたりまえだ、べらぼうめ」が省略され「あたぼうよ」となり、それが「いき」とされ広がりました。 会話だけでなく服装や髪型、行動や生き方などのあらゆる分野において最上級のほめ言葉となる「いき」という概念は現在でも日本人の心の中に根付いています。 コマーシャルにも使われていた 「あしからず」という表現は、使用する側が本当に悪いことをした時や、使用する側の落ち度があって謝罪する場合には適切ではありません。 「この度は、当方の手違いにより大変なご迷惑、ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。 どうぞあしからずお許しください。 」という使い方はできません。 この場合、使用する側の落ち度があるので、「この度は、当方の手違いにより大変なご迷惑、ご心配をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。 大変申し訳ございませんでした。 」というようにしてください。 また、「あしからず」は相手を気遣う言葉なので、相手に対して失礼な言い方をしたあとに「あしからず」と結ぶのも適切ではありません。 この場合、典型的な嫌味に聞こえるので注意しましょう。 「あしからず」の敬語って? すでに決定してしまったことや、変更になったこと、その決定を覆すことができないことを相手にあらかじめ知らせる文章です。 「ATMは8月15日から8月17日の3日間、点検のためご利用できなくなります。 お客様には大変ご不便をおかけいたしますが、あしからずご容赦くださいますようお願いいたします。 」 この場合、お客様に対して、ある一定期間ATMが使えなくなることをあらかじめ告知する文章です。 あらかじめ決まっていること、知っておいてほしいことを告知する時には「あしからず」という言葉は便利に使えます。 ご不便をおかけしますという一文が重要で、「ATMは8月15日から8月17日の3日間、点検のためご利用できなくなります。 あしからずご容赦くださいますようお願いいたします。 」とすると、少し一方的に聞こえてしまいますので、注意してください。 謝罪・お詫びの例文 相手の気持ちに応えることができないとか、提案されたことに対して断る場合に使います。 また、こちらのミスではないけれど相手が思うようにことが進まなかった時などにも使います。 「この度は、当社の企画にご応募頂き、誠にありがとうございました。 応募者多数のため、社内で慎重に検討させていただいた結果、残念ながら不採用とさせていただきました。 何とぞ、あしからずご了承くださいますようお願いいたします。 」 この場合、応募者が多かったため、応募した企画が不採用になったという通知の文章です。 「何とぞご了承くださいますようお願いいたします。 」というより「何とぞ、あしからずご了承くださいますようお願いいたします。 」の方がやわらかく、貴意に添えないことへの申し訳ない気持ちを伝えることができます。 数に限りがある場合の例文.

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