トゥルー マン ショー ネタバレ。 映画『トゥルーマン・ショー』のあらすじ・ネタバレ・感想

ジム・キャリー主演映画『トゥルーマン・ショー』ネタバレ感想!|721番街:寄り道はこちら

トゥルー マン ショー ネタバレ

トゥルーマン・ショーってどんな映画?あらすじは? トゥルーマン・ショーは1998年公開のコメディ映画。 監督はピーター・ウィアー。 主演はジム・キャリー。 あらすじとしては、「トゥルーマン・ショーという、一人の男の人生に焦点をあてたテレビ番組」の話になっている。 トゥルーマンは、離島であるシーヘブンというところに住んでいた。 トゥルーマンは生まれてこの方一度もシーヘブンの外に出たことがなく、海を渡ることもできなかった。 それは、トゥルーマンが子どもの頃、父親とともにヨットで海に出かけた際、嵐にあって父親が海に落ちて死んでしまってから、トラウマを持っていたのだった。 シーヘブンの外を見たことがないトゥルーマンは、なぜか「フィジー島」に行きたいと思っていたら。 なぜなら、トゥルーマンが学生の頃、とある女の子「ローレン(実際はシルヴィアという名前だった)」と知り合ったのだが、ローレンは奇妙なことを言った後に父親に連れていかれてしまったからだった。 「私の本当の名前はシルヴィアで、あなたがいるこの世界はテレビ番組なの。 世界中で放映されているのよ。 全て偽物。 私を探しにきて!!」 と言い残し、シルヴィアは父親と名乗る人物に連れていかれてしまった。 その父親は、「フィジー島にいくぞ!」と言ってシルヴィアを連れて行ったため、トゥルーマンはフィジー島に行こうと思っていたのだった。 トゥルーマンは、徐々に自分がいる世界が不自然なことに気づいていく。 死んだはずの父親がホームレスのような格好で街に立ち尽くしていたのを発見したかと思いきや、犬を散歩させていた女性とサラリーマン風の男が父をガシッと掴んでどこかに連れて行ってしまったり。 それを追いかけようとするトゥルーマンを妨害するかのごとく、車が邪魔したり人とぶつかったりする。 徐々に、自分がいるこの世界がおかしいことに気づき始めたトゥルーマンは、島を脱出しようと試みるのだった。 トゥルーマン・ショーは、コメディ映画なのにホラー感満載の怖い映画だった トゥルーマン・ショーを観ていて思ったのが、コメディ映画のはずなのに言い知れぬ怖さを感じたことだ。 めちゃくちゃ怖い。 というのも、街の人々が不自然な挙動をしているのが怖いのだ。 特に怖かったのが、「ホームレスの姿になっていた父親が知らない人に連れていかれてしまったシーン」である。 いきなり知らない人がホームレス姿の父親を掴んでどこかに連れて行ってしまうシーンは、めちゃくちゃ怖い何かを感じた。 なんだろ、クレヨンしんちゃんのホラー回的な怖さ…というか? また、トゥルーマン・ショーの途中で入る、登場人物が商品を口で宣伝するあの感じである。 現実世界ではありえない言い回しに、ちょっとゾッとする。 ジム・キャリー演じるトゥルーマンがコメディ感満載なだけに、ホラー要素が加わると不気味な怖さを感じるのである。 映画自体は面白いので、どんどんトゥルーマン・ショー に引き込まれていく 個人的に、トゥルーマン・ショーは面白い映画だった。 映画としてよくできているし、ジムキャリーのあのおちゃらけた感じも面白かった。 「いつ脱出するのかな?」とトゥルーマンの挙動にも目がいくし、自分もトゥルーマン・ショーの観客として楽しめた。 また、トゥルーマン・ショーは哲学的な要素も盛り込まれているように思う。 番組プロデューサーのクリストフの言葉が印象的だった。 「私は、トゥルーマンに普通の生活を提供している」 と。 「普通」の定義がどこにあるのかはわからないが、ぶっちゃけトゥルーマン・ショーのあの生活は確かに普通だし普遍的である。 おそらく、番組の予算が尽きるまで、トゥルーマンはあの世界で安泰な生活を送っていったのかもしれない。 番組の世界から一歩出れば、そこはまさに嵐のような世界が待っている。 会社に入ればリストラだってあるし、嫌な人もいる。 火事で死ぬかもしれないし、交通事故にあって半身不随になるかもしれない。 しかし、番組の世界は全てが計算されて、まさに「秩序的な」空間が広がっている。 そう考えると、トゥルーマン・ショーの世界は、そこまで悪いものでもないんじゃないかな…とも思ってしまうわけだ。 トゥルーマン・ショーは、日本人には馴染みのない表現が出てくる トゥルーマン・ショーでは、日本人にはあまり馴染みのない表現が出てくるので、理解するのが難しいと感じてしまう。 例えば、トゥルーマン&妻のメリルとの結婚式の写真である。 トゥルーマンは、メリルとの写真を見ていて「懺悔している」的なことを言っていた。 結婚式だから懺悔する必要はないはずなのに、メリルはなぜか「懺悔」をしていたのだ。 私には「懺悔?ドユコト?」と思ったのだが、恐らくキリスト教文化的な側面があったのだろう。 手の形が「懺悔」を表す形になっていたのかもしれない。 詳しくはわからないけど。 日本人は神道文化や仏教文化が根本にあるので、なかなかキリスト教文化には縁がない。 そのため、トゥルーマン・ショーに出てくる表現の一部がちょっとわかりにくいところがあった。 ちなみに、メリルがなぜ懺悔しているのかというと、恐らくメリルはトゥルーマンの住む番組世界とは別の「本当の世界」で結婚しているのだろう。 トゥルーマンと結婚してしまうと、メリルは二人の男性と結婚していることになる。 番組の企画とはいえ、二人の男性と結婚してしまうのは神の意向に背くので、結婚式なのに「懺悔」という形をとったのだろう…と推察する。 トゥルーマンはその後、どうなったのか トゥルーマンが番組世界から抜け出した後、どうなったのか。 映画本編は、トゥルーマンが番組世界から抜け出して放送が終わると、「次の番組は何かな?」と言って人々がチャンネルを変えて、本編が終わる。 トゥルーマンは恐らく、…恐らくだが、「トゥルーマン・ショーのトゥルーマン」として人々から認知されているので、番組世界にいた頃よりも良い暮らしをしているように思う。 それこそ、「トゥルーマン・ショーの主役」として絶大な知名度があるため、CMに起用されたり番組を持ったりしているかもしれない。 それをトゥルーマンがOKとするかは置いといて。 さらには、シルヴィアと結婚したのも想像に容易いだろう。 トゥルーマンを閉じ込めていたトゥルーマン・ショーという番組世界よりも、トゥルーマンにとっては皮肉にも外の世界の方が生きやすい現実になっていたのかもしれない。 私の想像である。 トゥルーマン・ショーを総合評価するなら? トゥルーマン・ショーを総合評価するなら、星5中の星4評価である。 個人的には面白い映画だな〜と思った。 ジムキャリーのおとぼけキャラも健在だったし、何より「一人の男性の人生を追う番組」という舞台設定も面白い。 だが、蓋を開けてみるとどこかホラーチックな要素もあったり…で楽しめた。 しかし、個人的に終わり方がちょっと…って感じだったので、星を1つ減らして星4とした。 トゥルーマン・ショーはどんな人にオススメ? トゥルーマン・ショーは、コメディ映画好きなら一度は見ておいて損はない映画だろう。 グロテスクなシーンもエロいシーンも無いので、安心して見られる映画になっている。 終わりに トゥルーマン・ショーについてレビューしてきた。 余談だが、トゥルーマン・ショーが影響して「トゥルーマン・ショー妄想」という精神医学的な概念が生まれたらしい。 トゥルーマン・ショー妄想とは、「自分が生活しているこの世界が、実は番組で、家のいたるところにカメラが仕込まれているんじゃないか?」と考えてしまうことらしい。 まさにトゥルーマン・ショーである。 そういえば、私はを見たときも、 「この世界は機械が見せている幻想の世界なんじゃないか?」 なんて考えていたが、トゥルーマン・ショーもそれに近いような気もする。 だが、個人的には私の私生活が全世界で放映されていたとしても、それが信用経済に繋がると思っているので楽観的に考えている。 トゥルーマン・ショー、万歳!!.

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映画レビュー 【トゥルーマン・ショー】※ネタバレ注意

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派手な爆破シーンや合成のCGもすでに見飽きた。 今の世の中全体が、すでに作られたニセモノなのだ。 その中で、トゥルーマンはニセモノじゃない。 シナリオやキュー・カードはない。 シェイクスピアには劣っても、本当の人生を撮っている」 こう語るのは、製作者の男性・クリストフです…。 アメリカ・離島のシーヘブン。 トゥルーマン・バーバンクは離島で暮らす男性です。 妻・メリルと1軒家で暮らす、ごく平凡なサラリーマンで、保険会社に勤務しています。 毎朝出勤する時には、お向かいの人と顔を合わせると「おはよう! 会えなきゃこんにちはとこんばんはも!」と言って笑うのが口癖でした。 〔10909日〕 この日、自宅から出たトゥルーマンは、落下物を見ます。 おそるおそる近づくと、それは照明のカメラでした。 なぜこんなものが…と、トゥルーマンは首をひねります。 とはいうものの、さほど気にせず出かけたトゥルーマンは、キオスクでいつもの新聞とともに、婦人雑誌も購入しました。 妻のためだと言い訳します。 双子の初老男性2人が、保険の話をしながらトゥルーマンに詰め寄りました。 「カイザーチキン」のポスターの前にさりげなく立たせます。 (先にネタバレ。 この行動はCMも兼ねている) 勤務先に行ったトゥルーマンは、婦人雑誌をめくって女性の顔を見ていました。 上司から、ウェルズ・パークへ行ってくれという指示が飛びます。 会社内では「今月末にリストラがあるかもしれない」という噂がかわされており、いたって平凡でした。 港でボートを見たトゥルーマンは、海を怖がります。 帰宅したトゥルーマンを迎える妻・メリルは、どこか知らない場所に向かって万能調理器の宣伝をしますし、トゥルーマンの幼馴染みの親友・マーロンはビールの宣伝をします。 トゥルーマンはマーロンに、「フィジー島に行きたいんだ」と長年の夢を話しました。 フィジーってどこだと聞くマーロンに、トゥルーマンは地球儀を見せて「アメリカの反対側」と示します。 …トゥルーマンは幼少期から、探検家を夢見る少年でした。 ところがトゥルーマンが幼い頃、父とヨットで海に出た時に嵐に遭遇してトゥルーマンが溺れ、助けようとした父が死ぬという事件が起きました。 以来、トゥルーマンは水恐怖症になってしまいました。 離島ゆえに、島から離れるには水と対峙せねばなりません。 こうしてトゥルーマンは30歳間近になっても、島から出たことなく暮らしていました…。 この島を出てフィジーで暮らそうと、トゥルーマンは妻・メリルにも言いますが、「家のローンはどうするの? それよりも早く赤ちゃんが欲しい」とせがまれます。 ベッドインのシーンはカーテンで隠れ、ごまかされました…。 〔10910日〕 いつものように馴染みのキオスクで新聞を購入している時に、ホームレス風の老人とすれ違い、思わず立ち止まります。 その老人は、死んだはずの自分の父とそっくりでした。 トゥルーマンが気づいて声をかけようとすると、ホームレスは何者かに羽交い絞めにされて拉致されます。 そんな騒動が起きているのに、周囲は何事もなかったかのようにしています。 変だと思ったトゥルーマンは、母に訴えました。 母は「私なんか日に10回は見るわ」と、トゥルーマンの言葉を冗談めかして誤魔化します。 それでも変だと思ったトゥルーマンは、地下室で父の写真を探しました。 呼びに来た妻・メリルは、トゥルーマンの横にある芝刈り機を見て、「そろそろ新品を買ったら」と、新たしい芝刈り機の宣伝をします。 部屋に移動したトゥルーマンは、先日購入した婦人雑誌から、ある女優の目の部分だけを切りぬいて、顔のパーツごとに並び変えていました。

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ジム・キャリー主演 傑作映画『トゥルーマン・ショー』感想ネタバレ 結末

トゥルー マン ショー ネタバレ

上映日 1998年 上映時間 102分 制作国 アメリカ 監督 ピーター・ウィアー 脚本 アンドリュー・ニコル 音楽 ブルクハルト・ダルウィッツ 主題歌 The Big Six「Twentieth Century Boy」 出演 ジム・キャリー/エド・ハリス/ローラ・リニー/ノア・エメリッヒ/ナターシャ・マケルホーン/ホーランド・テイラー 極限までリアリティを追求した人々は、ついに一人の男の生身の人生を隠しカメラで放送し続ける番組、トゥルーマン・ショーに熱狂する。 だが、番組の主人公トゥルーマンは、29歳のある日、自分の人生が見られているのではないかと感じるようになる。 1999年のゴールデン・グローブ賞では、最優秀主演男優賞・最優秀助演男優賞・最優秀作曲賞を受賞。 他3部門でノミネートされ、アカデミー賞でも3部門でノミネートされた。 『トゥルーマン・ショー』のあらすじ トゥルーマンは、平凡な毎日を過ごすサラリーマンだ。 妻のメリルや親友マーロンとともに代わり映えのしない毎日を過ごす彼だが、死んだはずの父との再会を機に、突然、自分の人生に疑問を抱くようになる。 実は、彼の人生は、生まれた瞬間から29年間ずっと、ノンストップで放送されている。 人生は全て巨大なセットの中で展開され、関わる人たちは全て俳優であった。 違和感を覚えた彼は、真相を突き止めるべく試行錯誤を繰り返す。 登場人物紹介 トゥルーマン・バーバンク(ジム・キャリー) 陽気なサラリーマン。 実は、人生を全てテレビで放送されている。 クリストフ(エド・ハリス) 番組「トゥルーマン・ショー」の監督。 メリル(ローラ・リニー) トゥルーマンの妻。 しっかり者。 マーロン(ノア・エメリッヒ) トゥルーマンの親友。 7歳の頃から、ずっとトゥルーマンと共に過ごした。 ローレン/シルヴィア(ナターシャ・マケルホーン) トゥルーマンが大学生の頃に恋していた女性。 この先、『トゥルーマン・ショー』のストーリーを結末まで解説しています。 ネタバレを含んでいるためご注意ください。 トゥルーマンの平凡な日常 男、トゥルーマン(ジム・キャリー)は、もうすぐ30歳になる、ごく普通のサラリーマンである。 隣人とのにこやかな挨拶から始まる彼の一日。 「おはよう、そして念のため、こんにちはとこんばんは」と話す彼が、テレビの中央に映っていた。 彼の毎日は、こうして、テレビで放映されているのだった。 彼は行きがけに新聞と雑誌を買い、会社で雑誌をこっそりと広げた。 電話で「ローレン・ガーランド」と「シルヴィア・ガーランド」という人がいるか尋ねながら、いくつかのページをちぎっている。 他にもさまざまなカットが映される。 出張に行かされるも、船に乗れず、行けなくて帰ってしまうシーン。 妻メリル(ローラ・リニー)とのやりとり。 親友マーロン(ノア・エメリッヒ)にフィジーに行きたいと話すシーン。 そして、船の転覆で父を亡くしたシーン。 彼は幼い頃、 自分がわがままを言って大雨の日に船を出させたせいで、父を亡くしていた。 そのことが怖くて、いまだにトゥルーマンは橋を渡ったり船に乗ったりできないのだった。 父との再会 父を亡くしたトゥルーマンだったが、ある日突然、街に不自然なホームレスがいることに気がつく。 往来で自分をじっと見つめている男の顔を見ると、どうもかつて亡くした父に似ている。 「お父さん?」そうトゥルーマンが尋ねると、 なんとその場にいた人たちがホームレスを取り押さえて連れて行ってしまう。 番号付きのシャツを着た人が大量に現れ、ホームレスとトゥルーマンを隔離する様子に、トゥルーマンは疑念を覚える。 だが、誰にその話をしても、まともに取り合ってもらえない。 トゥルーマンは肩を落として、かつて好きだった女性のことを思い出し始めた。 シルヴィアとの思い出 トゥルーマンは大学生の頃、一人の女性、ローレン(ナターシャ・マケルホーン)に恋をしていた。 二人は目を合わせて微笑みを交わすが、そこに 若き頃のメリルが乱入。 そのままあれよあれよという間に、トゥルーマンはメリルとの距離を縮める。 ダンスパーティーでもトゥルーマンの目の前には常にメリルがおり、ローレンと踊ろうとタイミングを見はからうも上手くいかない。 互いに何度も視線を交わし合っている間に、ローレンはスーツを着た謎の人物に連れ去られていく。 そんな二人だが、ある日突然チャンスは訪れる。 図書館で勉強しているとき、トゥルーマンは目の前の席にローレンが座っていることに気がつく。 今度ピザでも、と話しかけるトゥルーマンに、「 あなたと話してはいけないと言われているの」と一旦は断るローレン。 だが、諦めずに誘い続けるトゥルーマンに、ローレンはノートの端に「 NOW」と書いて見せる。 二人はそのまま図書館を抜け出し、夜の海へと駆けていく。 そこでトゥルーマンはローレンから、自分の人生がずっと放送されていることを聞かされる。 ローレンの言っていることがすぐには理解できないトゥルーマン。 ローレンは連れ去られそうになりながらも、自分の本当の名前がシルヴィアであることを伝える。 「彼女はフィジーで療養する」という言葉、そしてシルヴィアという名前だけを手がかりに、トゥルーマンはシルヴィアを探し続けていた。 日常に抱いた違和感 翌日、トゥルーマンは車のラジオが壊れていることに気がつく。 回線が混線しているのが落ち着くと、なにやら指示出しのような音が聞こえてくる。 その指示は、まる で 自分の居場所をつけているかのようだ。 疑念を抱いたトゥルーマンは、数々の突飛な行動に出る。 道路に飛び出してみたり、普段は入らない建物に突入してみたり。 不自然なことがたくさん起こる様子に、トゥルーマンはマーロンを呼び出して話をするが、取り合ってはもらえなかった。 トゥルーマンの反発と、メリルとの決別 明らかにおかしい周囲の様子に、トゥルーマンはついにメリルを尾行することにした。 病院に潜り込み、手術の様子を覗くが、どう見ても手慣れているようには見えない。 他にも奇怪な点はたくさんあった。 フィジー行きの飛行機を用意してもらいに行くも、一ヶ月先まで満席だと言われる。 シカゴ行きのバスに飛び乗ると、エンジンがいきなり故障する。 トゥルーマンはついに自分の車に無理やりメリルを乗せて、道を爆走する。 道中でもさまざまな邪魔に遭いながら山道まで駆けて行くが、そこでトゥルーマンは捕らえられた。 家に連れ戻されたトゥルーマンはメリルと話すが、突然 自分のいない方向を向いてココアの宣伝文句を話し出すメリルに、トゥルーマンの疑念はピークに達する。 刃物を使ってメリルを脅すトゥルーマンに、メリルが「誰か助けて」と叫ぶと、完璧なタイミングでマーロンが家に押し入ってくる。 「 いくら仕事だってあんまりだわ」と泣き出したメリルを、マーロンはずっとなだめていた。 監督vsシルヴィア その後、トゥルーマンとマーロンは語り合う。 親友としての絆を確認してトゥルーマンは涙するが、その マーロンのセリフは全て監督のクリストフ(エド・ハリス)によって吹き込まれていた。 そのまま父と感動の再会を果たす トゥルーマンを、感動のワンシーンに仕立てあげるクリストフ。 クリストフは、テレビ番組のインタビューに応じる。 ひとりの人生をノンストップで放映し続ける番組、「トゥルーマン・ショー」の裏事情や、成功の秘訣についてクリストフは語る。 そんな最中、番組に一本の電話がかかってきた。 司会はクリストフを詰る電話を取り次がず切ろうとするが、クリストフは番組を通じて電話に返事をする。 電話の主は、ローレン役を務めたキャスト、シルヴィアだった。 シルヴィアはクリストフを責めるが、クリストフは「 自分はトゥルーマンに普通の暮らしを与えているのだ」と返答する。 「 現実の世界は病んでいる、シーヘヴンは理想郷だ」と話すクリストフは、「トゥルーマンも今の監獄を気に入っているから外に出ないのだ」と語った。 トゥルーマンの失踪 いつも通りの日常に戻ったトゥルーマン。 新しく次の恋人になる予定の女優も登場し、番組は問題なく続くかのように見えた。 だが、スタッフが目を離した隙に、 トゥルーマンは失踪する。 番組を一時中断し、キャストを総動員して探させるが、トゥルーマンはどこにも見つからなかった。 異常事態だが、「視聴率はうなぎ登りだ」と言うクリストフ。 無理やり太陽を昇らせて番組を再開すると、シルヴィアに似た人の写真を持って、海にボートでこぎ出したトゥルーマンを見つける。 番組の視聴者は「トゥルーマンが逃げ切れるか賭けよう」と話しながら、その様子を見ていた。 クリストフはトゥルーマンの上の天候を操作し、船を嵐に見舞わせる。 それでも諦めないトゥルーマンに、ついにクリストフは周りの静止を振り切って、船を転覆させる。 溺れたトゥルーマンが死ぬ、その一瞬前に、転覆した船は元に戻り、空は晴れ渡った。 そして真実へ そのまま船をこぎ続けたトゥルーマンは、突然、壁にぶつかる。 壁に沿って歩いていくと、そこには階段があり、その先には「EXIT」と書かれたドアが見つかった。 クリストフは「彼と話させてくれ」と他のスタッフを退室させ、トゥルーマンと会話を始める。 トゥルーマンの人生は、29年間ショーとして放送され続けていたことを話すクリストフ。 「全て偽物だったのか」と問うトゥルーマンに、クリストフは「外の世界に、これ以上の本物はない」と答える。 そのままクリストフは「外に出るのは怖いだろう」と、親のような口調で語りかけた。 だが、トゥルーマンは「僕の頭の中にカメラはない」とクリストフを拒否。 「念のため、こんにちはとこんばんは」と世間に向かって微笑みかけると、一つお辞儀をして、トゥルーマンは外の世界に足を踏み出した。 その様子を見た人々はテレビ越しに歓喜する。 祈るように画面を見つめていたシルヴィアは歓喜の声をあげると、外に飛び出す。 こうして30年弱続いた「トゥルーマン・ショー」は終了し、 人々は次の番組を求めて番組表に手を伸ばした。 『トゥルーマン・ショー』の感想 「自分の人生が、実は全てテレビのショーでしかなかったら?」 ただのコメディ映画と呼ぶには、『トゥルーマン・ショー』はあまりにも恐ろしい話ではないでしょうか。 29年間の人生も、妻も、22年来の親友も、全てが仕組まれた物だったと気がついたときの、トゥルーマンの抱いた絶望の深さは計り知れません。 それでも確かにコメディ映画として成立しているのが、『トゥルーマン・ショー』のすごさだと思います。 起こる出来事のコミカルさに、思わず笑ってしまうのです。 そして皮肉にもそれが 作中に出てくる無慈悲な視聴者と同じ笑いであることを、挟まれる視聴者のカットによって気がつかされます。 全てが完成された皮肉になっている本作品、一度見たら二度と忘れられないこと間違いなしです。 ぜひご覧ください。

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