通関士 難易度 勉強時間。 通関士試験の独学勉強法【テキスト紹介・勉強時間など】

通関士の難易度や合格率は?必要な勉強時間はどれぐらい?

通関士 難易度 勉強時間

通関士が珍重される職業になっているのは、ひとつには通関士になろうとしても難易度が高くて簡単ではないためでもあります。 その通関士の難易度は、 ただシビアなだけではありません。 難易度が高すぎるのではつい通関士を目指すのをあきらめたくなってしまいますが、 シビアな現実から目をそむけずに切り込んでいったほうが、突破口も見えてきます。 通関士試験の難易度ですが、幸いなことに合格率等のデータが細密に世に公表されています。 年度 受験者数 合格者数 合格率 平成15年(2003年) 10,001人 1,211人 12. 1% 平成16年(2004年) 10,191人 1,920人 18. 8% 平成17年(2005年) 9,953人 2,466人 24. 8% 平成18年(2006年) 10,357人 725人 7. 0% 平成19年(2007年) 10,695人 820人 7. 7% 平成20年(2008年) 10,390人 1,847人 17. 8% 平成21年(2009年) 10,367人 807人 7. 8% 平成22年(2010年) 9,490人 929人 9. 8% 平成23年(2011年) 9,131人 901人 9. 9% 平成24年(2012年) 8,972人 769人 8. 6% 平成25年(2013年) 8,734人 1,021人 11. 7% 平成26年(2014年) 7,692人 1,013人 13. 2% 平成27年(2015年) 7,578人 764人 10. 1% 平成28年(2016年) 6,997人 688人 9. 8% 平成29年(2017年) 6,535人 1,392人 21. 3% 平成30年(2018年) 6,218人 905人 14. 6% 通関士の難易度は、この合格者の人数や合格率の移り変わりを見ると、 大まかな実態がつかめるのではないでしょうか。 この図を見ていると、通関士の難易度は確かに、低いなんて表現はできないですが、 ただ 難しいだけだったら、もっと下がっていてもおかしくないですし、 それに 数値の変動がもっと激しくてもおかしくないでしょう。 通関士の難易度には、上からの意図で調整が入っていると考えてください。 まずここで気がついてほしいことは、 ・通関士の合格率は突然下落している(平成17年度までと18年以降で だいぶ変わってしまっていますが、これは問題の形式が変わったことが主因だろうと 考えられています) ・ 10人に1人以下の割合でしか今後は合格者が出されない見通しが強いこと (問題の形式が変わったことだけが原因ではありません。 上述したように、通関士試験の合格者は綿密に調整をされているのです) ・通関士の受験者の人数が少しずつ増えたり減ったりしていること (この5年間を通して、減少に転じているといってもいいですが これについては今後もこの方向性が続くとは限りません。 ライバルがこれから減るだろうという見通しを持つのは早急だということです) 通関士の合格率は1割にも満たないのかと思うと、通関士の試験を受ける気分も 薄れてしまうかもしれませんが、これは「決して油断してはいけない」ことを 意味するものであって、決して「ただ望み薄」なことを意味するものではありません。 通関士の難易度にどう切り込んでいったら受かる方法が見えてくるのかは 次のページに進んで読み取ってください。

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【通関士】年収や仕事内容は?合格率や難易度はどれくらい?|稼げる資格儲かる資格

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通関士の難易度は高い 通関士は、他の資格試験と比べると合格率が低い資格です。 例えば2019年度の試験では、合格率が13. 7%ほどでした。 1割強しか合格できていないことを考えると、難易度はかなり高い資格だと言えるでしょう。 なぜ通関士の資格はこれほど難易度が高いのでしょうか。 その理由をご紹介いたします。 通関士の試験範囲の内容が難しい 通関士の難易度が高い主な理由は、 学習内容の難しさにあります。 「通関」という分野は日常生活からはイメージしづらいものですよね。 また「通関士」の名前に反して、 通関士の試験勉強は法律がメインとなります。 この点も難易度を上げている要因です。 試験内容は「 通関業法」「 関税法等」「 通関実務」と3つに分かれていますが、法律の知識を実務で使いこなせるかどうかが通関士合格のカギです。 法律用語には難しい文章も多い中、その全てを網羅しなくてはなりません。 通関実務は要注意 通関士の試験分野の中でも「 通関実務」は特に難しいとされています。 通関実務の試験では、通関に関する法律を実務として使いこなせるかどうかが問われます。 ここでつまずく人がかなり多く、全体の合格率を下げる要因になっています。 具合的な内容は関税や消費税などの計算問題、輸出入の際の申告書作成など、まさに通関士の「実務」を行うものとなっています。 択一式、選択式、計算式など出題パターンも幅広いため、 専門知識を身に付けながらもあらゆる出題形式に対応する力を養う必要があるでしょう。 科目免除要件も存在 通関士の試験は、 通関現場での実務経験がある場合は 試験科目が免除されることがあります。 科目免除要件があるのは、通関での実務経験が「 5年以上」の場合と「 15年以上」場合の2通りです。 それぞれの免除要件は以下のとおりです。 通関業務従事期間 科目免除要件 5年以上 「通関実務」が免除 15年以上 「通関実務」「関税法等」が免除 出題形式が独特 通関士の資格試験は、 基本的にマークシート方式です。 ただし 形式がかなり独特で、通常のマークシートと同じだと思っていると驚くかもしれません。 以下で、通関士のマークシート方式について詳しくご説明します。 五肢択一式 通関士の五肢択一式では、「 正しいもの・もしくは誤っているもの」をひとつ選ぶという形式になります。 さらに、 もし該当するものがない時は「0」をマークするというかなり複雑な内容です。 マークシートの択一問題は勘で答えることもできますが、上記のような形式の場合、マークシートとは言え 答えを正確に把握していなければ正解することはできないでしょう。 選択式は2種類存在 通関士試験では選択式の問題も出ますが、「 語群選択式」と「 複数選択式」という 2種類の選択問題で構成されています。 まず「 語群選択式」ですが、こちらは15個の選択肢の中から適切だと思う語句を5つ選ぶという内容です。 これは比較的わかりやすいですね。 次に「 複数選択式」です。 こちらは5つ記述がある中から、 正しいものと誤っているものをそれぞれ全て選ぶという内容です。 部分点はなく、「全て正解」の場合に得点となります。 先ほどの五肢択一式と同じく、 答えを正しく認識していなければ正解できない点に注意が必要です。 通関実務で計算式が出題 通関実務で出題される「計算式」については、 計算問題と申告価格を求める問題が中心となります。 電卓を使って課税価格、関税額、延滞税などを計算し、答えをマークしますが、ここでもやはり「 該当しない部分は0をマークする」必要があります。 実際の数値だけでなく、 使わない桁にもマークしなくてはならないので気を付けましょう。 また輸入申告問題では、品目番号を選択してから申告価格の金額をマークしなくてはなりません。 こうした回答の手順も試験対策で叩き込んでおいてください。 受験資格がなく気軽に受験できる 通関士は、合格率が低く難易度は高いものの、 受験資格が存在しません。 性別や学歴はもちろんのこと、国籍や年齢なども問われませんので、 興味がある方は誰でも受験できる試験となっています。 年齢制限がないということは、小学生でも通関士の試験を受けることが可能ということになりますね。 もちろん受験は可能ですが、通関士として働くためには最低でも義務教育は卒業する必要があります。 難易度偏差値は59 通関士の資格難易度を偏差値で表すと、 大体59くらいだと言われています。 他の国家資格と比較すると、例えば行政書士は62、社労士は65程度とされていますので、それよりは低いことになります。 国家資格としてはそこまで難易度が高いとは言えないかもしれませんね。 ただし 国家資格以外の資格全体で見ると、偏差値59はやや高めの難易度となります。 試験対策の際には気を引き締めて勉強してください。 上記はあくまで目安として考えてください。 目安の勉強時間は400~500時間 通関士の試験に合格するためには、 大体400時間~500時間程度の勉強時間が必要とされています。 仮に1日3時間ずつ勉強したとすると、 4~5ヵ月程度勉強すれば合格できる計算です。 途中で休息日などを作ると半年程度かかることになりますが、地道にコツコツ勉強していきましょう。 通関士の試験を受ける方の中には、社会人も多くいると思います。 忙しい中で勉強時間を確保する必要がありますので、 忍耐強く対策を行ってください。 自宅での勉強時間の確保が難しい場合は、通勤時間などのスキマ時間を利用して勉強時間を重ねるようにすると良いでしょう。 通関士の受験者は多様化 近年、 通関士の受験者は多様化していると言われています。 通関業界以外の受験者だけでなく、女性や学生の受験者も増えているというデータが出ています。 その理由のひとつとして、 通関業の知識が別業種でも必要になったことが挙げられます。 商社やメーカー、貿易業務などでは海外との物流に関わる機会が多いため、通関の知識が活かされます。 通関業に従事するわけではなくても受験を希望する人が多くなったのはこれが要因です。 また、これらの業界はデスク業務が中心になるため女性が多いです。 転職の武器にするために通関士の資格取得を目指す女性が増えていることも考えられるでしょう。 学生の中でも貿易関係の仕事は人気があるため、就活時にアピールポイントを作るために受験する学生が増えているようです。 人気講座ランキング (上位3社) 通関士の難易度を他の資格と比較 通関士の難易度は、他の資格と比べるとどのような位置づけになるのでしょうか。 貿易系の資格や士業などと比べながら考えていきましょう。 他の貿易系資格と比較 まずは、通関士と同じく 貿易に関係する資格と比較してみます。 貿易実務検定 貿易実務検定は、 貿易に関する知識や実務能力を測る検定試験です。 試験内容は貿易実務に加えて実務英語、マーケティングなど幅広く、 貿易に関する総合的なスキルが身に付きます。 難易度はA~Cの3段階に分かれており、「A」が最も難易度が高くなっています。 C級の合格率は50%~60%、時に70%にもなります。 B級は50%前後、A級も40%前後の合格率ですので、 通関士と比べると難易度は低いと言えるでしょう。 海事代理士 海事代理士は、船舶登記や船舶登録など、 海事に関する行政機関への申請や手続き、書類作成などを行うための資格です。 試験では一般的な法律に加え、海事関係の法律も出題されます。 試験は筆記と口述に分かれており、合格率は筆記が50%前後、口述は60~90%程度と幅があります。 試験全体の合格率で換算すると30%~50%程度ですので、合格率だけを見れば、海事代理士は通関士より易しい資格と考えられます。 ただし海事代理士の試験を受ける人は、ほとんどが法律系の知識を元から持っている人です。 初心者が受けるような試験ではありませんので、それを考えると通関士よりも海事代理士のほうがやや難しい資格と言えそうです。 他の士業系資格と難易度を比較 次に、士業系の資格と通関士を比較してみましょう。 主な士業として「 行政書士」「 社労士」「 公認会計士」「 税理士」を挙げます。 それぞれの合格率を比較して表にしましたので、まずは以下をご覧ください。 通関士資格を取得するメリットは大きい 通関士の資格は、近年は受験者も多くそのメリットが注目されています。 通関士の資格を取るとどのようなメリットがあるのでしょうか。 将来性の高い仕事 近年はグローバル化が進み、日本国内だけでなく海外との取引が増えています。 大企業だけでなく中小企業にとっても、海外との取引は日常的なものになっていますよね。 規制緩和が進んできていることから通関業者も増えています。 通関業を行う場合、 営業所には最低でも一人の通関士資格保有者を置かなくてはなりません。 こうしたこともあり、 通関士の仕事は今後ますます需要が高くなることが考えられます。 通関士の資格はグローバル化が進む世の中では将来性がかなり高いものですので、メリットはかなり大きいと言えるでしょう。 貿易系の就職に効果を発揮 先ほども少し触れましたが、 通関士の資格が活かされるのは通関業の現場だけではありません。 運送や流通、貿易会社、商社、メーカーなど幅広い業種で通関士の知識は活かされます。 というのも、上記のような業界で働くためには、貿易に関する知識が必要になります。 貿易に関する資格は色々ありますが、 貿易全体の内容を体系的に身に付けられる国家資格は今のところ通関士のみとなっています。 通関士の資格があれば、海外との取引がある会社に就職するには大きな強みになります。 幅広い業界への就職や転職が可能となるでしょう。 仕事の安定性が高い 通関士の資格があると、通関に関連する企業にとっては非常に重要な仕事を任せられることになります。 そのため、 雇用形態は正社員となる場合が多いです。 通関業者だけでなく海外との貿易に関わる企業であれば、通関士の資格は幅広く活かせます。 幅広いニーズに応えられる資格として、どの企業でも重宝されるでしょう。 資格の中には、せっかく持っていても採用枠が少なかったり、非正規雇用となってしまうものも少なくありません。 通関士なら多くの企業が正社員として迎えてくれますし、 安定した職を確保することができます。 このメリットはかなり大きいと言えるでしょう。 資格手当がつく場合も 通関士の資格を持っていると、会社によっては 資格手当がつくこともあります。 ケースバイケースですが、一般的には月額で 3,000〜5,000円の手当てがつくことが多いようです。 それほど大きな額ではありませんが、 働く上でのモチベーションアップになりますよね。 通関士として就職活動をする場合は、資格手当がつくかどうかを確認しながら企業を探すと良いかもしれません。 通関士の独学は可能? 通関士の試験は、試験範囲がそこまで広いわけではありません。 受験資格がないことから受験生全体のレベルもそこまで高くないと言われています。 計画的に勉強することができるなら、 独学でも十分合格可能だと言えるでしょう。 ただし、 独学で合格を目指すためにはおさえるべきポイントがあります。 この段落では通関士の試験に独学で合格するためのコツを解説していきましょう。 通関士の独学を進めるうえで気を付けるポイント 通関士の試験は、試験範囲が広くはないと言っても 難易度が高いことに変わりはありません。 独学を進める上では、以下のようなポイントに気を付けてください。 モチベーション維持が大切 通関士の試験に合格するためには、400~500時間もの勉強時間が必要です。 かなり長い期間を勉強に費やすことになりますので、 モチベーションの維持は大きな課題と言えるでしょう。 最後までやる気を維持して勉強を続けるには、 ご自身に合ったモチベーションアップの方法を模索する必要があります。 例えば、 短期的な目標を立てて段階的に達成感を得るようにするのはいかがでしょうか。 1週間ごとの勉強ノルマを設定してひとつずつ達成していけば、モチベーション維持に役立ちます。 他にも、 身近なライバルを見つけることもやる気を持ち続けるのに有効です。 インターネット上のコミュニティに参加すれば良いライバルが見つかるかもしれません。 あとは、 自分に向けてご褒美を設定するのも良いでしょう。 合格したら海外旅行に行くなど、具体的に計画を立てておけばそれを目指して頑張ることができますよね。 色々と試行錯誤しながら、モチベーション維持に注力していってください。 学習スケジュールを立てる 通関士に限らず、 独学で勉強する際は計画性が大切です。 やみくもに勉強しても、 間違った方向に進んでしまっては元も子もありません。 計画的に勉強を進めるには、まず スタートからゴールまでの道筋を明確に設定してください。 最初に過去問を一通り解いてみると自分が何を勉強するべきなのかを把握できますので、道筋が見えやすいと思います。 何を身に付けるべきかがわかったら、勉強日数でざっくりと割ってみます。 すると、いつまでに何を勉強すれば良いかが漠然とわかりますよね。 これで大まかなスケジュールが決まりますので、あとは細かい期間で区切り、1日の勉強量として計画を立てていきましょう。 基本知識をおろそかにしない 一人で勉強を進める時、基礎を飛ばしていきなり上級問題ばかりにチャレンジしてしまう人もいます。 しかし何事においても 基本知識は非常に大切です。 通関士の勉強をする時も、 基礎をしっかり固めてから上級問題に進むようにしてください。 基礎のインプットをするためには、まずテキストをざっと1周してみましょう。 一通り知識を確認したら、わからない部分をもう一度読み込んでいきます。 この時、 ノートにまとめるなど知識に触れる回数を増やしていくと、知識が効率良く定着します。 テキストには単元ごとに練習問題がついています。 わからないところはそのままにせず、テキストの該当部分をもう一度読み込み、 繰り返し頭に入れるようにしてください。 過去問を軽視しない 知識のインプットができたら、次にアウトプットをしていきましょう。 アウトプットを行う時に最も役立つのが「 過去問」です。 通関士の過去問はWebで入手できるほか、書籍としても販売されていますので 必ず手元に置いてください。 過去問は、試験の傾向や頻出分野を把握するのに役立ちます。 何回も解くことで試験の方向性や感覚を体で覚えることができます。 何年分も解き進めていくと、 毎回必ず出る問題もわかるようになるでしょう。 過去問は「 とにかく何度も解く」ことがポイントです。 間違えたところはそのままにせず、必ずテキストに戻って復習してください。 全ての内容を理解できるまで繰り返していきましょう。 通関士対策におすすめのテキスト 通関士試験を対策する際は「通関士教科書 通関士完全攻略ガイド」がおすすめです。 この本は、法律の趣旨や制度の背景などをわかりやすく理解できる構成となっており、 重要ポイントを効果的に押さえられる1冊となっています。 豊富なイラストによって、難しい内容も記憶に残りやすくしたり、チェック問題や要点整理を通じて知識定着を促したりと、 学習が進みやすい工夫も満載です。 通信講座での学習がおすすめ 通関士試験の内容には専門的な法律も多く登場し、合格率も低いことから 初心者が独学でいきなり学習すると、不合格という結果に終わってしまうことも十分考えられます。 手厚い学習サポートで一発合格を狙いたい際には通信講座で学習を進めていくことをおすすめします。 他にも困った際の質問対応なども手厚いことから、初心者でも安心して学習を進められること間違いなしです。 フォーサイトの通信講座での学習が特にイチオシ 資格Timesでは数ある通信講座の中でも フォーサイトの通関士講座での学習をおすすめしています。 フォーサイトは非常に高い合格実績が売りの講座となっており、 2019年度には全国平均の3. 85倍となる52. 教材は、この実績にたがわないクオリティの高い仕様となっており、 受験生が特に求めているテキスト・講義・スマホ学習の利便性という3つの要件を高いレベルで満たしています。 他にも多くの魅力が詰まった講座となっているので、少しでも気になった方はフォーサイトの公式サイトでその充実の内容を確認してみてください!.

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通関士の独学:独学のオキテ

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通関士は貿易に関する唯一の国家資格ですので、難易度は高いです。 通関士の資格を取得すれば、貿易のスペシャリストとして業務の幅も広がり、より綿密に貿易に関わっていくことができます。 通関士は合格率10%前後の難関資格として知られていますが、どれくらいの難易度なのかあまり分からないという方も多いはずです。 通関士の試験は、通関についての細かい問いが増え、難化しており、科目の免除制度があることから、実務経験のある人が合格しやすい試験となっています。 通関士の資格免除が認められるのは、通関業務で5年以上、10年以上勤務していた人となっており、経験が重要となっています。 業界未経験の方が受験するには、難易度が高いと思われますが、その中でもきちんと勉強することで、合格は可能になります。 国家資格には公務員・法律・福祉・衛生・建築土木・電気・電子・情報通信・経営・会計など様々なジャンルの資格があります。 一般的に国家資格と言えば司法書士や税理士などの士業に携わるために必要な資格、といったイメージがありますが、例えば日商簿記や英語検定のような能力検定の資格も多数あります。 主な国家資格を偏差値別でランキングしました! 偏差値 国家資格一覧 75 国家公務員一種 財務省・総務省・警察庁など 72 司法書士 70 国家公務員一種 外務省・厚生労働省・金融庁など 公認会計士 68 税理士 不動産鑑定士 66 中小企業診断士 一級建築士 英検一級 65 国家公務員一種 国土交通省・農林水産省・環境省など FP技能士一級 62 社会保険労務士 行政書士 60 日商簿記検定一級 58 通関士 57 宅地建物取引主任者 二級建築士 管理栄養士 既卒 55 FP技能士二級 53 英検二級 日商簿記検定二級 50 FP技能士三級 45 日商簿記検定三級 3-1.「税理士」と難易度比較! 税理士合格には2〜3年の長期計画が必要。 難易度は税理士の方が高いです。 税理士は国税庁による行われる国家資格で、会計学科目から2科目、税法科目から3科目選択する科目選択式の試験です。 通関士試験と比べると税理士試験の方が偏差値は高く、さらに出題範囲も広いため、難易度は税理士の方が高いです。 通関士 税理士 偏差値 58 68 合格率 10%前後 14%前後 科目別の合計 出題範囲 通関業法、関税法等、通関実務 簿記論、財務諸表論、所得税法・法人税法・所得税法・消費税法または酒税法・国税税徴収法・住民税または事業税・固定資産税のうち3科目 平均学習期間 半年〜1年 2年〜3年 通関士試験に合格するためには、約350時間の学習時間が必要と言われています。 1日に2時間学習すれば、最短で6ヶ月での合格が可能です。 一方で税理士試験は 5科目全て6割以上の点数が取れて合格となるため、最低でも1年以上の学習期間が必要です。 税理士試験の場合、基本的には1年に1〜2科目ずつ学習し試験に臨むため、 数年かけて合格までたどり着くというのが一般的です。 かなり難易度の高い試験なので、長期的な計画が必要になります。 同じ法律に関する資格でも、出題範囲の違いが難易度の差になっています。 しかし合格率で見るとどちらも難関資格であると言えるので、合格するためにはしっかりと学習計画を立てるようにしましょう。 3-2.「国家公務員」と難易度比較! 国家公務員の偏差値は65〜75で通関士より高いです。 国家一種の難易度は最難関と言われています。 公務員試験は国家公務員と地方公務員に分かれており、全体のうち約15%が国家公務員、約85%が地方公務員として働いています。 国家公務員試験の難易度は国家資格のなかでも上位に位置し、さらに官庁や国の出先機関での仕事に従事する 国家一種は最難関と言われています。 合格率や出題範囲の違いからも、国家公務員試験の方が難易度が高いと言えるでしょう。 通関士 国家公務員 偏差値 58 65〜75 合格率 10%前後 5〜7% 出題範囲 通関業法、関税法等、通関実務 院卒者 法務区分以外 院卒者 法務区分 大卒程度 教養区分以外 大卒程度 教養区分 平均学習期間 半年〜1年 1年〜 国家公務員試験には受験資格に制限があるのも特徴です。 通関士資格の場合は学歴や年齢に関わらず誰にでも受験資格がありますが、国家公務員試験の場合は受験年の4月1日時点で21歳以上33歳未満、または21歳未満で大学卒業見込みの人が対象となっています。 学歴による制限はありませんが、受験者は高学歴の人が多く、特に国家一種は 合格者のうち約半数が東京大学の学生や卒業生となっています。 また、通関士試験とは異なり面接試験も受けなければなりません。 3-3.「社労士」と難易度比較! 社労士合格に必要な時間は1,000時間で、偏差値も社労士の方が上。 社労士の方が難易度も高いと言えます。 社労士は社会保険労務士のことで、その名の通り社会保険や労働に関する法律のスペシャリストです。 厚生労働省が扱う法律の専門家としての活躍が期待されます。 通関士と比較すると、社労士の方が偏差値が高く、また出題範囲や平均学習時間も多いことから社労士の方が難易度は高いと言えます。 通関士 社労士 偏差値 58 62 合格率 10%前後 10%前後 出題範囲 通関業法、関税法等、通関実務 労働基準法、労働災害補償保険法、労働保険料徴収法、労働安全衛生法、雇用保険法、労務管理、健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法 平均学習期間 半年〜1年 1年〜2年 偏差値や出題範囲の広さで比較すると社労士の方が難易度は上ですが、通関士は貿易に関する法律、社労士は労働や社会保険に関する法律に関わっているので、活躍の場は全く異なります。 どちらも法律のスペシャリストとして長期の学習期間が必要であり、綿密な学習計画を立てて試験に臨むことが大切です。 また社労士の場合、 受験資格が設けられているのも特徴です。 学歴・実務経験・厚生労働大臣が認めた国家資格の合格といった、定められた受験資格のうち1つ以上に該当することが必須となっています。 3-4.「司法書士」と難易度比較! 司法書士合格に必要な学習時間は3,000時間以上。 難易度は通関士より高く、超難関資格です。 司法書士は司法書士法に基づく国家資格で、司法試験に次ぐ最難関の資格です。 司法書士試験の科目数は11科目とかなり多く、筆記試験と口述試験があるので単に暗記だけでは合格することのできない難しい試験です。 合格率も 3%台を推移しており、合格までに2年以上の学習期間を要する人が多いです。 そのため、通関士と比較すると司法書士試験の方が難易度は高いと言えます。 通関士 司法書士 偏差値 58 72 合格率 10%前後 3%〜3. 5% 出題範囲 通関業法、関税法等、通関実務 憲法、民法、刑法、会社法、民事訴訟法、民事保全法、民事執行法、司法書士法、供託法、不動産登記法、商業登記法 平均学習期間 半年〜1年 2年〜3年 司法書士試験の受験者は年々減少傾向にありますが、それでも合格率は依然として3%台となっています。 難易度は高いですが、受験資格に特に制限はなく、受験者の半数以上は法学部以外の出身となっているので、誰にでも合格するチャンスはあります。 一方、通関士は貿易に特化した国家資格であるため、受験者の多くは貿易に関する職に就いている人となっています。 法曹界で広く活躍したいのであれば司法書士、特定の分野に特化して活躍したのであれば通関士といったように、どのような仕事に就きたいのかを考え、必要な資格を取得するといいでしょう。 3-5.「中小企業診断士」と難易度比較! 中小企業診断士合格には1,000時間の学習時間が必要。 出題範囲の差からも、中小企業診断士の方が難易度は高いです。 中小企業診断士は中小企業に対して経営課題の診断や助言を行う専門家であり、 唯一の経営コンサルタントとしての国家資格です。 独立開業を目指せることはもちろん、仕事でのキャリアアップにも役立つ資格です。 偏差値で比較すると、通関士よりも中小企業診断士のほうが高く、難易度は高くなっています。 通関士 中小企業診断士 偏差値 58 66 合格率 10%前後 4%〜5% 一次試験、二次試験両方の場合 出題範囲 通関業法、関税法等、通関実務 経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策 平均学習期間 半年〜1年 1年〜2年 中小企業診断士の特徴は、例えば通関士のように特定の分野に特化した資格ではなく、経営学から会計学まで幅広い分野での学習が必要となる資格だということです。 他の資格に関連する科目が多いため、 関連資格の取得も同時に目指すことができます。 例えば財務・会計なら日商簿記、運営管理なら販売士、経営法務ならビジネス実務法務などの関連資格があります。 受験者層としては通関士と同じく民間企業に勤めている人が最も多く、しっかりと学習スケジュールを立てられれば独学での合格も可能です。

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