吉沢亮 なつぞら 山田天陽。 吉沢亮が好演!『なつぞら』天陽がなつに与えたものとは?

吉沢亮の演技経験が活かされた『なつぞら』天陽くん 朝ドラでの大人気を経た、今後への期待|Real Sound|リアルサウンド 映画部

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NHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜前8・00)の第134話が3日に放送され、俳優の吉沢亮(25)が好演した画家・山田天陽が36年の短い生涯に幕を閉じた。 ヒロイン・奥原なつ(広瀬すず)が恋心を抱き、絵心を教えられるなど、なつの人生に多大な影響を与えた人気キャラクターの最期に、インターネット上は号泣の嵐。 節目の朝ドラ通算100作目。 大河ドラマ「風林火山」や「64」「精霊の守り人」「フランケンシュタインの恋」、映画「39 刑法第三十九条」「風が強く吹いている」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(52)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。 戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつが、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。 なつが十勝にやってきたのは1946年(昭21)、戦争が終わった翌年の初夏、8歳の時だった。 天陽とは、音問別(おといべつ)小学校で同じクラスになった幼なじみ。 天陽が描く馬の絵に魅了された。 離農寸前だった天陽の一家の荒れ地を、泰樹(草刈正雄)を中心に手助けして開墾した。 なつが十勝農業高校に進み、天陽が農業に従事した後も2人の交流は続き、天陽の家で向かい合い、お互いの自画像を描くこともあった。 2人は想い合っていたものの、天陽はなつの東京行きを後押し。 卒業式が終わると、天陽は帰路のなつを呼び止め、雪原の上に寝転がる。 「なっちゃん、オレは待たんよ。 なっちゃんのこと、ここで。 帰るのは待たない。 なっちゃん、オレにとっての広い世界はベニヤ板だ。 そこがオレのキャンバスだ。 何もないキャンバスは広すぎて、そこに向かっていると、自分の無力ばかり感じる。 けど、そこで生きている自分の価値は、他のどんな価値にも流されない。 なっちゃんも、道に迷った時は、自分のキャンバスだけに向かえばいい。 そしたら、どこにいたってオレとなっちゃんは、何もない、広いキャンバスの中でつながっていられる。 頑張れ。 頑張ってこい、なっちゃん」 なつが東洋動画に入社し、上京から4年後の59年(昭34)。 十勝に帰ったなつは4年ぶりに天陽と再会したが、その隣には懸命に働く妻・靖枝(大原櫻子)の姿があった。 アニメーターの夢を叶えたなつは67年(昭42)、若手演出家・坂場一久(中川大志)と結婚。 十勝で行った挙式・披露宴には、天陽も出席した。 そして、73年(昭48)夏。 体調を崩し、帯広の病院に再入院していた天陽は病室を抜け出し、咳込みながら自転車で帰宅した。 愛する家族と再会した後、アトリエにこもり、描きかけだった馬の絵を徹夜で完成。 その朝、靖枝に「(病院に)戻る前に畑を見てくる。 来週、退院する頃にはイモ掘りだろ。 様子を見てくる。 もうじき、親父が搾乳に来る。 それから、お袋と子どもたちをよろしく頼む」と言い残し、ジャガイモ畑に倒れ込んだ…。 天陽というキャラクターについて、磯CPは「なつの人生のターニングポイントに必ず影響を与える人物というふうに、当初から脚本の大森さんと話をしていました。 天陽の最期は、なつの大きな決心につながるシチュエーションにしたい。 その大きな決心というのは、なつが本当にやりたいことは何なのか、見つめ直していくということです」と解説。 なつが開拓者精神を学んだ泰樹とともに、天陽は人生の指針となった。 天陽のモチーフとなったのは、十勝に生きた画家・神田日勝(1937~1970)。 鹿追町には神田日勝記念美術館があり、命日の8月25日は「馬耕忌」と呼ばれ、例年イベントが行われている。 今年は吉沢がトークショーを開いた。 脚本の大森氏は「天陽くんはモチーフを一番意識したキャラクター。 神田日勝の魂が今でも十勝に残っているというのが一番大事な部分なので、それは天陽くんでも同じように描きたかったんです。 天陽くんはいなくなってしまいましたが、そこに残っている天陽くんの魂を感じながら残された人間が生きていくというのが正しい描き方なんじゃないかと思いました」。 磯CPも「大森さんが山田天陽というキャラクターを造形した時から、彼の人生の最期は、神田日勝のように決まっていました。 大森さんは神田日勝さんの生きざまが丸ごと好きなんだと思います」と補足した。 天陽はなつと恋愛関係にはならなかった。 磯CPは「東京から十勝に移住した天陽の一家は泰樹さんたちの手を借りて土地を耕し、そこに住み着いたという経緯がある以上、もう天陽は十勝から離れようがない人間だったということです。 天陽がなつと一緒になるには、なつが十勝に残るしかなかったですが、アニメーターになりたいなつの背中を天陽が押した段階で、それはなくなりました。 『天陽が上京し、なつに会いに行く』といったエピソードはどうですか?と、大森さんに何度か話したことはありましたが、大森さんの意思は固かった。 確かに、牛を飼い始めると、牛を放ったらかしにして、どこかに行くということは難しい。 それに、山田家はやはり天陽が中心に働かないと、生計が成り立たない。 そういうことを差し置いて、天陽が簡単に東京に行き、なつに会うということは大森さんの中であり得ませんでした」と明かした。 それほど重要な天陽役に吉沢を抜擢。 磯CPは「ヒロインに関わる若手俳優のオーディションには約2500人の応募があって、約30人に絞り込み、その中から天陽役、雪次郎役(山田裕貴)、照男役(清原翔)と決めていきました。 吉沢さんはもともとナイーブな芝居が魅力でしたが、天陽役は包容力や温かみも必要。 温かさやクールさもあり、若さの中に、奥行きや深みもある。 天陽は重要な場面の登場が多いので、彼ならきちんと印象を残してもらえると思いました」と魅力を語った。 この日放送された第134話の天陽のラストシーン。 天陽はジャガイモ畑の土を触った後、かぶっていた麦わら帽子を地面に放り投げた。 台本のト書き(セリフの間に書かれた俳優の動きや演出などの説明・指定文)にはなく、16年の大河ドラマ「真田丸」のチーフディレクターを務めるなどした「なつぞら」のチーフ演出・木村隆文氏のアイデアだった。 磯CPは「天陽はやはり畑に種を蒔いて作物を育ててきた人間。 最期も何かを撒いて事切れる。 あたかも、天陽自身が土に帰っていくようなシーンになっています。 土から離れられなかった人間が最期、土に帰っていく。 その象徴が麦わら帽子。 麦わら帽子を畑に投げ、自分の身も地面に放り出すような最期を描きたいということでした」と代弁。 「畑に倒れ込むというアクションですが、力尽きて死ぬという悲壮感は出したくなかった。 そういう木村監督の芝居付けに吉沢さんも見事に応えて、非常に優しい顔をしています。 自分が耕し、育てた土に最期は帰るというところで、ある種、至福感を湛えた表情だったと思います」と吉沢の演技を絶賛した。 儚くも美しい天陽の最期だった。

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なつぞらで吉沢亮が山田天陽を熱演!実在モデル・神田日勝の経歴や作品を紹介!

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天陽くん! 吉沢亮じゃなくて天陽くんなのだ。 念のため説明しておく。 天陽くんこと山田天陽は、『なつぞら』の主人公なつ(広瀬すず)の心の友であり、おりにつけ、なつに影響や刺激を与えてきた重要人物だ。 絵を通して仲良くなって、いつも一緒に絵を描いていた青春時代は麗しい。 互いに密かに恋心的なものも感じながら、なつはアニメーターになる夢をかなえるために東京に出て、天陽は北海道で農業をしながら絵を描く生き方を通した。 やがてそれぞれ、伴侶を得たが、ふたりの間にある不可侵なものは変わることがない。 離れていても共通の絵を描く目的(人生そのもの)でつながっている関係性だったが、天陽は働き過ぎがたたって亡くなってしまう。 大切な心の友の死を前に、なつはもう一度、自分の目指す道に向き合い、歩みはじめる。 主人公の人生における大きな転換点という重要な役割を、吉沢亮はみごとに果たした。 天陽くんが魅力的で、なつに対しての影響力に説得力があって、その死が胸を打つ、この3つが大きい。 主人公の相手役(結婚相手は別の人になったが途中まで結ばれるかも? という展開だった)としてビジュアルは申し分ない。 見た目だけでなく、絵がうまく、クールで、ちょっと哲学的なことを言う。 東京に行くなつとの対比として北海道にずっといる設定だから、ドラマの舞台が北海道から東京に移ると出番が少なくなってしまったとはいえ、それでもたまに出るたび印象に残る。 極めつけは、亡くなる場面。 青々したじゃがいも畑で亡くなる姿は神々しいほどで、自分のもうひとつの肉体のような畑をみつめる横顔が美しく、SNSは早すぎる死を悼む言葉で溢れた。 そう、吉沢亮は美しい。 とくに目を伏せたときのまつげの長さが作り出す憂いはそれだけで詩のようだ。 役名より吉沢亮が先に来てしまってもおかしくないのだが、なぜか不思議と吉沢亮はそうではない。 こんなにも似顔絵が描きやすそうな、一度見たら忘れなそうなくっきりした顔にもかかわらず、いい意味でその顔が印象に残らない、特異な俳優だ。 例えるなら、カボションカットの宝石。 カクカクといくつもの面をつくるのではなくつるりと丸く仕上げ、石の色味や柄そのものの美しさが魅力になる。

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なつぞら

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吉沢亮演じる天陽くん、出番がなくても大人気 天陽といえば、ヒロイン・なつに絵心を教えた人であり、初恋の人。 物語の序盤では、草刈正雄演じる「おんじ」こと泰樹とともに、人気を牽引していました。 子ぎつね感漂わせる、子役時代の素朴で涼し気な目の坊主頭・荒井雄斗も非常に可愛かったのですが、吉沢亮に交代してからは、女性たちの食いつきが一気に変わりました。 緑まばゆい牧場で、キラキラの甘い笑顔で手を振る姿は、輝き過ぎて、周りから浮いているほど。 中盤以降は出番がほとんどなくなったにもかかわらず、人気はまるで衰えず、本人が登場しない回でも、登場待ちのファンの多数のつぶやきによって「天陽」がTwitterでトレンド入りするほど。 なつが上京して以降は、「ワイプで常に北海道の天陽くんをうつしておいてくれ」という声もチラホラ見られました。 それほどまでに独立した世界を築いていたのです。 もっさりした天陽くんの自然体 上京するなつに「がんばれ」と言って背中を押し、と同時に「帰ってくるのを待たない」と宣言した天陽は、別の女性とあっさり結婚してしまいます。 それも驚きでしたが、坂場一久(中川大志)との結婚を決めたなつが里帰りし、再会したときの天陽の姿には、多くの女性が衝撃を受けたことでしょう。 以前よりも少しふっくらしておじさんっぽい体型になって(服の着方や姿勢で、そう見せていたのでしょう)、髪は以前よりもボサボサ、気の抜けた感じのシャツを着て、隣にはいかにも 「田舎のかあちゃん」然とした妻・大原櫻子が赤子を背負っています。 その力みのない様子がまた、荒んだ感じでも、疲れた感じでもなく、普通に幸せな生活を送っていることを想像させる、自然体の年の重ね方なのです。

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