赤ちゃん 溢乳。 保健師からのメッセージ(生後1か月未満)

授乳あとの赤ちゃんの嘔吐。病院に相談したほうがいいケース解説 — 親子の時間研究所

赤ちゃん 溢乳

とはいえ、大量に吐いたり、頻繁に吐く場合は心配になりますよね。 赤ちゃんが吐く原因や心配な嘔吐(おうと)の見分け方、上手な対処法とホームケアのポイントなどを「かたおか小児科クリニック」院長の片岡正先生に教えていただきました。 コンテンツ (1)赤ちゃんはどうして吐きやすいの? (2)嘔吐から考えられる心配な病気とは? (3)赤ちゃんが吐いたときの正しい対処法とチェックポイント (4)月齢別・赤ちゃんが吐いたときの受診の目安 (5)吐いたあとのホームケアで「やるべきこと」&「やってはいけないこと」 (6)こんな嘔吐はどうしたらいい? 先輩ママたちの嘔吐Q&A 赤ちゃんはどうして吐きやすいの? 多くの赤ちゃんが日常的によく吐きますが、その頻度や原因は生後4ヶ月以内とそれ以降とでは多少異なります。 それぞれの主な原因を知っておきましょう。 生後0〜4ヶ月の赤ちゃんに多い「溢乳(いつにゅう)」と「吐き戻し」 首がすわる生後4ヶ月くらいまでは、飲んだおっぱい・ミルクをよく吐きます。 赤ちゃんの胃はとっくりのような形をしていて、胃の中のものが逆流しやすくなっています。 とくに低月齢の赤ちゃんほど胃の機能が未発達なので、母乳やミルクを飲んだあと、口の端からたらたらと吐くことがあります。 これは「溢乳(いつにゅう)」と呼ばれるもので心配ありません。 授乳後にも、ゲップにつられてゲボッと大量に吐くことがあります。 「吐き戻し」と呼ばれますが、赤ちゃんの胃は逆流しやすいので、ゲップとともに飲んだものが出てしまうのです。 これも日常的によくあること。 たくさん吐いても、そのあと赤ちゃんが機嫌よく過ごせて、いつもと様子が変わらなければ問題ありません。 生後5ヶ月以降は飲む量が多くなり、体を動かすことで吐くことも 首がすわる生後4ヶ月ころには、吐き戻しは落ち着くことが多いようですが、中には1歳を過ぎても吐き戻しをする子もいます。 赤ちゃんの胃の形の影響で逆流しやすく、授乳のあと寝返りやはいはいなど体を動かすことで吐いてしまいます。 さらに飲む量が多いと、余計に吐きやすくなるでしょう。 いずれにしても、体重が増えていて、元気に過ごせているなら心配ありません。 成長とともに吐く量や回数は減っていきます。 嘔吐から考えられる心配な病気とは? 赤ちゃんの嘔吐(おうと)の多くは問題がありませんが、中には気をつけたほうがよい場合もあります。 生後5〜6ヶ月はお母さんからもらった免疫がなくなる時期であり、このころから感染症による嘔吐も多くなってきます。 ママ・パパがチェックしておきたい、嘔吐から考えられる主な病気は以下のとおりです。 胃食道逆流症(いしょくどうぎゃくりゅうしょう) 飲んだり、食べたりしたものが胃から食道に逆流して吐いてしまいます。 新生児期から見られる症状で、通常は9ヶ月から1歳ごろまでに自然に治まります。 ただし、呼吸が「ゼーゼー」いう喘鳴(ぜんめい)や慢性的な咳(せき)、貧血、体重が増えないなどの症状が見られるときは、なんらかの体のトラブルが考えられますので、詳しい検査が必要です。 肥厚性幽門狹窄症(ひこうせいゆうもんきょうさくしょう) 胃の出口にあたる幽門という部位の筋肉が異常に厚くなり、胃の出口が狭くなるため、おっぱいやミルクが逆流して吐いてしまいます。 生後1ヶ月以内の、とくに男の子の赤ちゃんに多く見られる病気です。 生後2~3週間ごろから授乳後に吐くようになります。 最初はたまに口の中にあふれる程度ですが、徐々に回数が増え、授乳直後に噴水のように勢いよく吐くようになります。 この病気の乳児は、体重が増えないか、減少する傾向にあるのが特徴です。 体重が増えない、尿量が減る、ぐったりする、顔色が悪いなどの症状が現れたときは、すぐに受診しましょう。 腸重積症(ちょうじゅうせきしょう) 腸の一部が腸の中にもぐり込んで重なってしまう病気です。 生後6ヶ月くらいから1歳くらいまでに起こりやすい病気ですが、2〜3ヶ月から2歳くらいでも起きている例があるので注意が必要です。 ロタウイルスの予防接種後、10万人に1〜2人の割合で腸重積が発症しており、ロタウイルスの予防接種後はとくに赤ちゃんの様子をよく見ておく必要があります。 腸重積症になると顔色が急に青くなって激しく泣きだし、10〜30分間隔で火がついたように泣いたり、急に静かになったりする状態を繰り返します。 嘔吐(おうと)を伴ったり、いちごジャムのような真っ赤な血便が出ることもあります。 異常を感じたら、すぐに受診することが大切です。 ウイルス性胃腸炎(ウイルスせいいちょうえん) 冬になると乳幼児を中心に流行します。 「ロタウイルス」「ノロウイルス」「アデノウイルス」などが胃腸に感染して起こる病気です。 中でも重症化しやすいのが「ロタウイルス」によるものです。 症状は嘔吐から始まり、しだいに下痢が見られ、発熱することもあります。 酸っぱいにおいがする米のとぎ汁のような白っぽい水のような便が、1日に何回も出るのが特徴です。 赤ちゃんが吐いたときの正しい対処法とチェックポイント 嘔吐したとき、吐いたものでのどを詰まらせないように、首すわり前の赤ちゃんは横向きに寝かせます。 背中に丸めたバスタオルなどをあてると安定します。 首すわり以降の赤ちゃんの場合は、吐きけが治まるまでたて抱きにします。 ガーゼで口のまわりと口の中をきれいにしたら、吐きけが治まるのを待ちます。 落ち着いたら汚れた衣類を着替えさせましょう。 その上で受診すべきかどうか、以下のポイントをチェックしてください。 水分がとれるか、与えてみます 嘔吐が続いて水分がとれないと脱水症状の心配が出てきます。 おっぱいやミルク、麦茶、湯冷ましなど、なんでもよいので少しずつ水分を与えてみます。 まったく水分がとれない場合はすぐに受診します。 体温を測り、ほかの症状がないかを確認 体温を測り、元気があるか、食欲があるか、機嫌はいいかなど、全身の症状を確認します。 また、発熱のほかに下痢、咳、鼻水、発疹などの症状がないかも確認します。 吐く様子や吐いたものの量を観察 授乳や離乳食、食事のあと、または遊んでいるときなど、いつどのような状況で吐いたのか、しっかり確認します。 どんな色で、どんな内容物を何回くらい吐いたのかも確認します。 おむつやトイレでおしっこ・ウンチの状態を確認 おしっこやウンチが出ているか、下痢をしていないか、血便が出ていないかなど、おしっこ・ウンチの状態をチェックします。 激しい下痢が続く、水分がとれないまたは少量しかとれない状態でおしっこの色が濃い、回数が極端に減っているときは、脱水症状を起こしかけている可能性があります。 すぐに受診しましょう。 月齢別・赤ちゃんが吐いたときの受診の目安 低月齢の赤ちゃんほど、吐いたあとに脱水症状を起こしやすいので注意が必要です。 以下のポイントを目安に受診しましょう。 医師が目で確認することで診断がしやすくなります。 さらに以下のことを先生に伝えられるよう、準備して行きましょう。 ・吐いた回数 ・どんな状態で吐いたか ・吐いたものの色・内容(透明か、緑色か) ・おしっこが出ているか ・最後に吐いた時間 ・水分がとれているか 吐いたあとのホームケアで「やるべきこと」&「やってはいけないこと」 吐きけが治まったら、 少量の水分を何度も与えます 30分〜1時間は何も与えず様子を見ます。 何も吐かなければ、脱水症状を防ぐために湯冷ましや麦茶、経口補水液 薬局などで買える「OS-1」など を10〜15分おきに与え、少しずつ量を増やします。 まだ麦茶などを飲んだことのない小さな赤ちゃんの場合は、普段飲んでいるおっぱいやミルクを少量与えましょう。 おっぱい・ミルクの再開は3分の1〜2分の1の量から 吐きけが治まってから1〜2時間たち、水分を与えても吐かなければ、おっぱいやミルクを通常の3分の1〜2分の1の量から与えます。 ミルクの濃さは変えず、作り方の表記どおりにします。 離乳食や食事は様子を見ながら与えます 離乳食や食事はいったんお休みにします。 吐きけが治まり、食欲が回復してきたら、食べられるものを様子を見ながら少しずつ与えましょう。 ゲップをさせてガスを出します 赤ちゃんの場合、お腹にガスがたまっているとゲップと一緒に吐くこともあります。 普段から機嫌が悪い、お腹が張っているなどはガスがたまっているサインです。 背中をトントンしてゲップをさせましょう。 吐きけが治まればおふろもOK 吐きけが治まればおふろに入れてもいいでしょう。 下痢をしている場合は、おふろでおしりをきれいに洗ってあげましょう。 機嫌が悪いようならシャワーでさっと洗うだけでも構いません。 まだ吐きそうなときは、体を横に向けて寝かせるか、上半身をやや起こして誤嚥(ごえん)しないようにしましょう。 それが刺激となって、またすぐに吐いてしまうことがあります。 すぐに与えず、しばらくはやめておきましょう。 吐きけが落ち着いたところで、素早く着替えさせ、周囲の汚れものもすぐに片づけておきましょう。 ケアをしたあとは、手を石けんできれいに洗って、家族への感染を防ぎましょう。 こんな嘔吐はどうしたらいい? 先輩ママたちの嘔吐Q&A 吐き方も赤ちゃんの個性でいろいろ。 先輩ママたちから寄せられた「吐く」お悩みをご紹介します。 Q 飲ませた量よりたくさん吐く! 2~3日前から、ミルクを飲ませた量よりたくさん吐きます。 吐いたあとはいつもどおりなのですが、気になります。 A 吐くときはお腹の中にあるものを、だいたい全部吐くものです。 おなかの中にたくさんあるときに吐けばいっぱい吐をますし、おなかにあまり入っていないときは胃液が少し吐くだけのこともあります。 たくさん吐いたから危険、ということはありません。 吐いたあともそれほど機嫌が悪くないなら大丈夫でしょう。 ただし、長い期間吐くのが続くときは、体重を量って、順調に体重が増えているか確認してください。 吐いていてもちゃんと体重が増えているなら問題はありません。 逆に、体重が増えていない場合は小児科を受診しましょう。 Q 赤ちゃんがむせないように搾乳してるのですが… もうすぐ2ヶ月になる女の子のママです。 完全母乳ですが、母乳を飲むとむせて吐くことがあります。 「母乳の出がいいと、むせることがある」と聞いたので、与える前に少し絞っています。 吐いたあとでも機嫌はよく、また母乳を飲み始めますが、むせているときはすごく苦しそうです。 絞る以外に、赤ちゃんがむせないようにする方法はありますか? A ママの言うとおり、母乳の出がとてもいいのだと思います。 授乳前に少し搾乳しているということですが、それに反応して母乳が勢いよく出ているところに飲ませている可能性があります。 そのためにむせているのかもしれないので、絞らずに与えてみてはどうでしょう。 また、赤ちゃんの体を起こしぎみにして飲ませると、飲みやすいので試してみてください。 Q 寝返りのたびに吐くんです 5ヶ月半ばになり、最近目を離すとコロコロ寝返りをします。 そのたびに苦しくなって吐いたりします。 はいはいの練習として、少しうつ伏せ状態のままにしたいと思うのですが、吐くのが気になってあお向けに戻しています。 そうすると発育が遅れたりしますか? 吐いてもうつ伏せのままのほうがよいのでしょうか? A 今は寝返りをしたい時期なのでしょう。 赤ちゃんがしたいように、うつ伏せ(腹ばい)状態のままにしてあげてください。 お腹を圧迫すると赤ちゃんは吐きやすいですが、機嫌がよく、体重が増えているなら、少しぐらい吐いても心配ありません。 練習などしなくても赤ちゃんはその子のペースで発達しますから、安全な場所を用意して見守ってあげましょう。 Q 口からではなく鼻から吐く! 6ヶ月の男の子です。 たまにミルクや母乳を吐くのですが、口からではなく鼻から出します。 出るものはドロドロになったものなので、息ができなくて苦しいのかパニックになって大泣きします。 これから離乳食を始める予定ですが、また鼻から出して窒息してしまうのではないかと心配です。 新生児はよく鼻からミルクが出る場合があると本にはありますが、6ヶ月になっても鼻から出るのは、鼻がおかしいのでしょうか。 A ミルクのような液体を戻すと、のどから鼻へ抜けてしまい、鼻から出ることがあります。 決しておかしいことではありません。 離乳食を吐く場合は、吐いたものがのどから鼻へは通りませんので、鼻から吐くことはありません。 鼻からミルクを吐くと、赤ちゃんは一瞬苦しいと思います。 大泣きするということは、呼吸ができている証拠です。 心配せずに見守ってあげてください。 Q 1歳なのにいまだに吐くのは病気? 1才0ヶ月の娘です。 生後から授乳でよく吐く子でした。 「体重も増えているし、心配ない」とのことでしたが、いまだにおっぱいをあげている最中に嘔吐するし、離乳食も吐くことがあります。 身長は76cmで体重11kg。 よく吐くので、お出かけもお泊まりも憂うつです。 何か病気ですか? A 1歳で11kgという体重だと、太めちゃんですね。 授乳中や食事中に吐くのは、飲みすぎ・食べすぎかもしれません。 授乳と食事のそれぞれ1回量を減らしてみてはどうでしょう。 はいはい時期に吐き癖がある子も多いですが、その場合は1歳過ぎごろから吐かなくなります。 赤ちゃんは頻繁に吐くものですが、受診の目安やタイミングを知っておくとあわあてずに済みますね。 とくに「診察時間内に受診すればよいケース」と「診察時間外でも受診しほうがよいケース」の違いをよくチェックしておくと、適切に対応できて安心です。 NPO法人「VPDを知って子どもを守ろうの会」理事。

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赤ちゃんの嘔吐:医師が考える原因と対処法|症状辞典

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新生児期の赤ちゃんは吐きやすい? 生れて間もない、特に生後3ヶ月ごろまでの新生児期の赤ちゃんは比較的母乳を吐きやすい状態にあります。 この時期の赤ちゃんは体の成長が未成熟なため、ちょっとした刺激でも吐きもどしをしてしまうことが多いため、1日に1、2回くらいならよく吐く頻度の内といえるでしょう。 一見すると「吐いてしまったけど大丈夫なの?」と心配になってきますが、吐いた後に元気にしていれば病気などではないので心配する必要はありません。 赤ちゃんの「胃」と「吐きやすさ」の関係 赤ちゃんが吐いてしまう主な原因の1つに「胃の容量(大きさ)」と「形(形状)」の関係があります。 胃の大きさは成人で約1500ml 1. 5リットル ほどといわれますが、生れて間もない赤ちゃんの胃の容量はわずか30~50mlほどのサイズで非常に小さいものになります。 成長するにつれ徐々に大きく、生後6ヶ月ごろには120~200mlのサイズに、生後1年ごろには200~300mlになるといわれています。 その後、離乳食がすすむにつれてさらに大きなサイズに成長していくようになります。 出典: また「胃の形状」も大人とことなり大人に比べ赤ちゃんの胃はより縦に細長い形状になるので、食道と胃のつなぎ目である噴門部もゆるく、且つ胃をささえるじん帯もゆるいので、胃の形状自体が不安定な状態です。 そのため赤ちゃん、特に新生児期の赤ちゃんは比較的に吐きやすい状態にあります。 赤ちゃんが吐いてしまう主な原因と対策 飲み方や刺激の影響 冒頭でお伝えしたように生後間もない赤ちゃんは胃の形や成長具合が未成熟のため、ちょっとした刺激で吐くようになります。 母乳の飲み過ぎ、母乳と一緒に空気を飲み込んでしまった、授乳後すぐに授乳姿勢や抱き方を変えてた、授乳後すぐに横になった、など。 こういったちょっとしたことで胃に刺激が届くと吐いてしまう原因に。 できるだけ赤ちゃんの胃に刺激を与えないように、赤ちゃんへの所作はソフトに行う様にしましょう。 母乳量が多い・母乳の勢いが強い ママの母乳分泌量が早く勢いよく飛び出してしまうと、赤ちゃんが飲むスピードを上回って赤ちゃんがむせてしまうので吐く原因になることも。 身に覚えがあるママは、赤ちゃんの授乳前に2、3割ほど絞って圧抜きの調整しておくと赤ちゃんが飲みやすくります。 また、赤ちゃんは胃のサイズが小さいため母乳量が多すぎると胃に収まりきらず吐いてしまうこともあります。 とくに生まれて間もない段階だと、赤ちゃん自身が飲める許容量を理解できていないことが多いので赤ちゃん任せにすると飲み過ぎの原因になります。 赤ちゃんが満足できて、且つ過剰に飲み過ぎない母乳の摂取量をママが調整してあげることが大切です。 なお、ミルクと違い母乳は授乳量を測定できないので「授乳時間」で調整の有無を判断していくのが良いでしょう。 何度も試して、赤ちゃんが吐かずにお腹も満足してくれる時間を記録してみて下さい。 げっぷが出ない 赤ちゃんは母乳を飲みながら「空気」も一緒に飲み込んで(吸いこんで)います。 そのため、吸いこんだ空気をげっぷとして定期的に出さないでそのまま溜め込んでしまうと、いざげっぷを吐き出した際に飲み込んでいた母乳も合わせて吐き出してしまいます。 赤ちゃんは自力でげっぷができません。 そのため、普段から授乳後こまめにママが赤ちゃんのげっぷを出してあげることが大切です。 赤ちゃんにげっぷを出させる際は、赤ちゃんを縦抱きにしてママの肩にもたれかけさせて背中を軽くトントン叩くようにしてください。 なお、、縦抱きして赤ちゃんにげっぷをしてもらう際は、げっぷと一緒に吐いてしまう恐れもありますので、ママの肩に柔らかいタオルやガーゼなど敷いておくとよいでしょう。 な お、縦抱きの手順については以下の関連記事でも詳しくお伝えしておりますのでご参考になさって下さいませ。 病気が原因で吐いてしまうことも また、病気によって赤ちゃんが吐いてしまうこともあります。 この場合は吐くだけの問題では無くなってくる恐れもあるので早急にお医者さんに診てもらう必要があります。 以下の病気の場合、赤ちゃんが吐いてしまうことが考えられるので、該当の症状がみられたら下手に自己判断せずにお医者さんに診てもらう様にしてください。 新生児期に吐きやすい症状とそれ以降にもわたって解説していきます。 病気が原因で嘔吐してしまう可能性がある19の症状 1. 胃腸炎 急性胃腸炎 細菌やウイルス感染による嘔吐で、発熱、下痢、腹痛なども。 生後6ヶ月~かかりやすい症状で、通年でかかる可能性があります。 キャンピロバクター腸炎 ご家庭にペットを飼われている場合に起こりうる、ペットのうんちから感染する細菌性胃腸炎の一種、下痢も発症します。 新生時期~かかりやすい症状で、通年でかかる可能性があります。 食中毒 細菌のついた食べ物が原因で起こります。 合わせて下痢や発熱にも。 生後4ヶ月~かかりやすい症状で、通年でかかる可能性があります。 急性中耳炎 高熱が発症して耳の後ろが痛くなり不機嫌になります。 生後6ヶ月~かかりやすい症状で、通年でかかる可能性があります。 気管支炎(喘息) かぜやインフルエンザウイルス、細菌感染などが原因で起こり、息が早くなり咳の症状が出ます。 2歳未満の赤ちゃん・子供がかかりやすい症状です。 髄膜炎 脳に細菌が入ることで脳を包む髄膜が細菌やウイルス感染して、高熱でぐったりします。 新生時期~かかりやすい症状で、通年でかかる可能性があります。 肥厚性幽門狭窄症 授乳後に噴水のように吐き出してしまう、体重の減少がみられる、などが特徴。 生後2週間~3ヵ月でかかりやすい症状です。 頭部外傷 頭を打った後に吐いてしまう症状で、けいれんが起きたら特に注意が必要。 生後1歳前後~かかりやすい症状で、通年でかかる可能性があります。 腸重積症 調の一部が腸の中に入り込んで腸閉そくを起こします。 激しく泣いたり、泣き止んだりが繰り返され、嘔吐・腹痛・顔色が青くなる、血便が出る、などに。 生後5ヶ月~2歳でかかりやすい症状です。 消化管閉鎖症 腸の一部が閉鎖してしまい、黄色や緑色の嘔吐がみられます。 また、お腹が張る、便秘になる、なども。 新生時期~かかりやすい症状で、通年でかかる可能性があります。 便秘 便秘によってお腹にうんちが溜まってくると、お腹が張って苦しく気持ち悪くなります。 その気持ち悪さに耐え切れずに吐き出すことも。 大人でも便秘症状は体調を崩す原因となりがちですが、自分自信での体調コントロールが未熟な状態の赤ちゃんであれば尚更のこと体にかかる負担は大きくなります。 特に生後3ヶ月~生後8ヶ月ごろにかかりやすい症状です。 胃軸捻転症 1日のおならの回数が増える、ゲップが出ない、お腹に張りがある、寝かすと不機嫌になる、などがみられます。 新生児期~生後1、2ヶ月ごろにかかりやすい症状です。 ただの風邪 ただの風邪でも赤ちゃんは嘔吐してしまうこともあります。 かげで、生後7ヶ月~かかりやすい症状で、通年でかかる可能性があります。 ロタウイルス性胃腸炎 白色便性下痢症 突然の嘔吐で、白い水様便(下痢便)が1日に何度も出てきます。 生後6ヶ月~かかりやすく、特に冬の時期にかかりやすいとされます。 空気嚥下症溢乳 おっぱいやミルクと一緒に空気を飲み込んで吐いてしまいます。 新生時期~6ヶ月にかかりやすい症状で、通年でかかる可能性があります。 乳児ビタミン欠乏性出欠による頭蓋内出血 突然顔面蒼白になって嘔吐やけいれんを起こします。 生後3週間~かかりやすい症状で、通年でかかる可能性があります。 水頭症 分別中や事故で脳内に出血を起こす症状です。 新生時期~幼児期に症状で、通年でかかる可能性があります。 腸回転異常 中腸がねじれて起こる症状で、突然の吐き気と血便が見られます。 新生児期~かかりやすい症状で、通年でかかる可能性があります。 先天性噴門弛緩症 赤ちゃん自身は元気なのに吐いてしまうように。 食べ物や飲み物の逆流が原因となることが多いです。 生後すぐ~かかりやすい症状で、通年でかかる可能性があります。 溢乳 いつ乳 と嘔吐 吐乳 の違いも理解しておこう 赤ちゃんが吐いたときに「いつ乳」なのか「嘔吐」なのかを判断できるようにしておくことで、ママ自身、驚きや焦りが少なくなるので、その違いをぜひ覚えておくようにしてください。 いつ乳とは? いつ乳はあかちゃんの口からタラ~っと垂れる吐きもどしの症状を指します。 これは、お伝えしたように赤ちゃんの胃の形が未成熟な状態であるために起こる症状です。 個々の差はあれ、1歳近くになるといつ乳がとまることが多いです。 判断基準としては授乳後に「口の中からタラ~と流れ出ている様子であること」「順調に赤ちゃんの体重が増えていること」であればいつ乳だから大丈夫、と判断してみてください。 嘔吐とは? 嘔吐は赤ちゃんの口から勢いよく大量に吐き出された状態を指します。 授乳で飲んだ分のすべてをはきだしてしまうために吐く量も多いです。 いつ乳とはあきらかに嘔吐量・嘔吐の勢いが異なるので区別はつきやすいといえます。 授乳後に吐くのにその後も飲みたがるときは? 授乳後に吐いてしまうのにすぐに飲みたがる子もいます。 ママからすれば吐いたのに大丈夫??と心配になってしまうかと思います。 上述した病気の症状であれば別ですが、それらの症状が見当たらないのであればこの場合の原因としては「ただのいつ乳だから気にせず大丈夫」もしくは「げっぷが下手なだけ」のどちらかである可能性が考えられます。 よって、その後も気にせずおっぱいを与えてみても良いでしょう。 病院に行くべき危険な嘔吐は? 吐いても元気な様子を見せていたリ、いつ乳と思われる症状(げっぷと一緒にだらだら吐いているなど)なら様子見でも大丈夫ですが、嘔吐と合わせて以下の症状が見られた場合は病院へ診せにいきましょう。 機嫌が悪い• 熱や咳・鼻水などがある• 寝るは無いが下痢が出ている• 吐く回数が多い(1日3回以上)• 尿や便の量が少ない• 授乳後に噴水のように大量に吐く。 なお、「嘔吐が止まらない」「嘔吐に血が混じる」「嘔吐に茶色・緑色が混じる(「胆汁」の可能性)」「血便がでる」「顔色が悪い」「水分が取れずにぐったりしている」「お腹がパンパンに張っている」「頭をぶつけた後に吐き出している」「おしっこが出ない・便秘」などの症状が見られた場合は、より緊急性が高い可能性がありますので、休み・深夜問わずにお医者さんに診てもらう様にしてください。 判断が難しいと悩んだときは? 赤ちゃんになにか起こった際、ご自身での判断に悩むことがあれば、かかりつけのお医者さんとすぐに連絡をとるのが一番です。 ですが、お医者さんのお休み日や夜間での突発的なトラブルの際は連絡がとれないこともあるかと思います。 そんなときは「 小児救急電話相談」を活用しましょう。 小児救急電話相談は、小さなお子様をお持ちの保護者の方に向けて、休日や夜間に子どもの病気をどう対処したらいいか?病院の診察を受けた方が良いのか?などの判断に困った際、小児科医師や看護師への電話による相談が出来るものです。 全国同一の短縮電話番号「#8000」をプッシュすることで、お住まいの都道府県の相談窓口に転送され、小児科医師・看護師さんからお子様の症状に応じた適切な対処の仕方や受診する病院などのアドバイスを受けることができます。 なお、小児救急電話相談はお住まいの都道府県ごとに時間帯が異なりますので、あらかじめ一度確認しておくことでイザというときに困らないのでおすすめです。 【参考リンク先】:」 普段から赤ちゃんの様子を理解しておく お伝えしてきたように、赤ちゃんが吐いてしまうのは成長が未成熟な影響からある程度は致し方ない面もあり、そのため判断に迷うことも多々あるかと思います。 そのため、赤ちゃんの普段からの様子をママがしっかりと理解しておくことが大切です。 普段と違う様子が見られた「もしかして?」と気が付けることもあります。 ママがしっかりといつもの赤ちゃんを理解してあげることが、赤ちゃんの健康を守ることにも繋がってきます。 まとめ 新生児期の赤ちゃんは非常にデリケートで判断が付きにくいことも多々あります。 普段からママが赤ちゃんと接していく中で「様子が違うのを察知してあげる」ことが一番の対策になります。 赤ちゃんの様子の変化には敏感に意識しておくのがおすすめです。 赤ちゃんが健康的に成長していくためにも授乳中、授乳後に嘔吐した際の症状や対策などをあらかじめ知っておけば、いざというときに焦らず対処ができますので、ぜひ嘔吐時の症状については知っておいてくださいね。 こちらも読まれてます。 関連記事:.

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授乳あとの赤ちゃんの嘔吐。病院に相談したほうがいいケース解説 — 親子の時間研究所

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吐乳・溢乳の症状 乳児によくみられる症状に 吐乳(とにゅう)と 溢乳(いつにゅう)とがあります。 どちらも簡単に言えば、 赤ちゃんがミルクを吐いてしまうという症状です。 吐乳と溢乳の具体的な症状の違いとしては、次のとおりです。 溢乳: 赤ちゃんの口からミルクが自然と溢れてくる感じの吐き方です。 ミルクを飲んでちょっと動くと、口からたら~っとミルクが出てくるのがこの症状です。 吐乳: 赤ちゃんがミルクを勢いよく吐く症状を呼びます。 噴水のように勢いよくミルクを吐く場合もあります。 赤ちゃんがミルクを吐くという症状は珍しいものではなく、よくあることですので、大抵の場合は心配する必要はありません。 しかし、赤ちゃんがミルクを噴水のように吐く場合は 先天性肥厚性幽門狭窄症などの病気が原因のこともありますので、すぐに病院を受診するようにしましょう。 また、吐乳の量や頻度が極端に多かったり、脱水症状がみられたりと赤ちゃんに異変がみられるような場合もすぐに受診しましょう。 吐乳・溢乳の原因 赤ちゃんが吐乳や溢乳しやすい理由としては、 胃の容量が小さく形がひょうたんのような形をしていることと、食道と胃の結合部分の筋肉がまだ弱いために、ちょっとした刺激などで胃の中のものが外に出てしまいやすいということがあります。 そのため、ゲップをする時に飲んだミルクを一緒に吐いてしまったり、赤ちゃんがちょっと動いた時にミルクを溢乳してしまったりということはよくあります。 しかし、先天性肥厚性幽門狭窄症や脳炎、髄膜炎、さらに腸重積症などの深刻な病気の時にも、吐乳や溢乳の症状がみられますから注意が必要です。 吐乳・溢乳の症状に加えて、赤ちゃんの様子がいつもと何か違うと感じた時は、すぐに病院を受診するようにしましょう。 吐乳・溢乳の治療法 病的な原因がないのに、赤ちゃんに吐乳や溢乳の症状がみられる場合は、赤ちゃんの成長とともに症状は治まりますから心配はいりません。 しかし、赤ちゃんの食道や胃の特徴から赤ちゃんがミルクを吐きやすいということを考えて、できるだけ予防するようにするといいでしょう。 授乳後の赤ちゃんは、ゲップと一緒にミルクを吐いてしまうので、授乳後は赤ちゃんを寝かせる前に赤ちゃんを抱きかかえた状態で背中をポンポンと叩いて ゲップを出させるようにするといいでしょう。 ゲップをした後に寝かせることで、ミルクを吐くのを予防することができます。 さらに、赤ちゃんを寝かせる時も 乳幼児用の枕を使うなどして、赤ちゃんの頭の部分を少し高くしてあげるのも効果的です。 他の病気が原因で吐乳や溢乳の症状が現れているのであれば、その治療を行ないます。

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